肘の痛みと筋肉

肘の痛みと筋肉

一番よく聞く症状は「テニス肘」ですが、肘の痛みやシビレで悩む人も多いと思います。肘に問題があると腕に力が入らず動かせる範囲も限られるので、仕事や生活が不自由になります。

 肘の痛みのほとんどは肘関節部分の筋肉に問題があります。しかし筋肉の損傷はレントゲンやMRIを撮っても写りません。ですから病院の検査では原因が分らない場合が多くなります。 

 病院で「肘が痛い」とか「肘が痺れます」と言うと、大抵頸椎の問題を疑って検査します。その結果「神経が圧迫されているのが原因」などの判断になります。これは腕の神経が頸椎から出ているためです。 

 しかし、実際に手術をした方にお話を聞くと、手術しても痛みやシビレが解決しないケースが多いようです。逆に悪化したケースもよく聞きます。 

 腕や肘のどこがどのように痛んでいるのか丁寧に調べると、ほとんどは筋肉だと分ります。しかし、先ほども言いましたが筋肉の痛んでいる状態はレントゲン等では分りません。 

 たとえ分ったとしても、筋肉の損傷は手術や薬で解決できないのが今の医学の現実です。シップ薬や痛め止めを処方するくらいしかありません。 

 肘の痛みのほとんどは、肘だけ単独で痛んでいることはまずありません。肘の上下、つまり上腕(肘から上の腕部分)や前腕(肘から手首までの腕部分)も痛んでいる場合がほとんどです。 

このページでは肘と腕に痛みが起こるパターン別に、原因と解決方法を詳しく解説します。あなたの解決の参考にして下さい。

肘の内側が痛い

写真は肘の内側が痛い人の痛みがどうなっているか確認した写真です。「円回内筋」という筋肉が痛んでいると分ります。同時に「腕橈骨筋」という前腕(肘から手首までの腕部分)の筋肉も痛んでいます。

肘の外側が痛い

次は肘の外側が痛い人を確認した写真です。前腕(肘から手首までの腕部分)の「長橈側手根伸筋」辺りも痛んでいます。

肘全体が痛い

肘の内側や外側だけでなく、肘全体が痛い場合もあります。写真を見ると分りますが、肘周辺の筋肉が痛んでいます。この方は、腕を肘を酷使するお仕事をされていました。注意してみて欲しいのは、肘の上の「上腕二頭筋」も痛んでいると言うことです。

ここまで肘の痛み方を中心に3つの写真をご紹介しましたが、肘だけ痛んでいるケースは少ないです。肘が痛い場合は、必ず肘の上下、つまり上腕(肘から上の腕部分)や前腕(肘から手首までの腕部分)も痛んでいる場合がほとんどです。

一人一人痛んでいる状態は違うので実際に見ないと分りませんが、こんなふうに痛んでいる場合がありますという事例を少しご紹介します。あなたのどこが悪いか参考にして頂ければと思います。

肘と腕の痛み方事例

肘と腕の痛み事例①

肘の長橈側手根伸筋と一緒に、上腕二頭筋や腕橈骨筋なども痛んでいる状態です。

肘と腕の痛み事例②

肘の長橈側手根伸筋と一緒に、前腕(肘から手首までの腕部分)全体が痛んでいる状態です。

肘と腕の痛み事例③

肘の外側(長橈側手根伸筋)と内側(円回内筋)両方痛んでいます。同時に上腕二頭筋から肩の付け根の三角筋まで痛んでいる状態が分ります。

肘と腕の痛み事例④

肘の内側(円回内筋)と一緒に、前腕(肘から手首までの腕部分)の裏側全体が痛んでいる様子が分ります。

肘と腕の痛み事例⑤

この方も肘の外側(長橈側手根伸筋)が痛んでいて、同時に上腕(肘から上の腕部分)の上腕二頭筋、そして肩の三角筋まで痛んでいいます。

上図事例で分るように、肘が痛んでいる場合は肘の上下、つまり上腕(肘から上の腕部分)や前腕(肘から手首までの腕部分)も痛んでいるケースがほとんどです。『腕の痛みと筋肉』も合わせて参考にして下さい。

事例はどのように痛んでいるのか理解するために、パッチを1枚1枚貼ったのですごく大変に見えます。しかし実際は次の治療事例のように「イオンシート」を使うので比較的簡単に自分でも治療できてしまいます。

肘と腕の治療例

肘と腕の実際の治療例をご紹介します。押圧すると痛いので、どこが悪いか自分でも大体分ります。難しく考えないで「押圧して痛い所に貼る」とシンプルに考えて大丈夫です。

肘と腕の治療例➀ 比較的肘周辺だけ痛んでいる場合
肘と腕の治療例② 肘から上腕や前腕まで痛んでいる場
肘と腕の治療例③ 肘から上腕や前腕の開い範囲で痛んでいる場合
肘と腕の治療例④ 腕全体が痛んでいる重症なケース
痛みは体の電気現象です。