腰痛が起こる筋肉3(尾てい骨の上仙骨部が痛い、腰が抜ける)

病院でヘルニアとか脊柱管狭窄症、すべり症などの診断を受けたとしても、落ち込む必要はありません。整形外科は骨格(骨)の問題を解決するのが専門です。しかし、  あなたの痛みの本当の原因はおそらく筋肉です。 

 筋肉の問題は、レントゲンやMRIといった最新の検査機器にも写らないので分りません。そして現代医学には「筋肉科」がありません。ですから筋肉のことを研究しているドクターもほとんどいないのが現実です。

本当は筋肉の問題で痛みが起こっていても、病院に行くと全部骨格(骨)の問題が原因になってしまうのです。  もっと詳しく知りたい人はコチラの記事を読んで下さい。症状別に痛みの原因について解説しています。

腰痛には痛みが起こりやすい6つの筋肉があります。ここでは3番目のポイントについて解説します。

尾てい骨の上仙骨の部分が痛い腰痛

仙骨部分の痛み

お尻の尾てい骨の上が痛い、腰に力が入らない、体をまっすぐにできない、へっぴり腰になる などの状態の腰痛があります。

尾てい骨の上には「仙骨」という骨があるので、仙骨の痛み、仙腸関節の問題と考えられることが多いです。しかし、骨には神経がないので骨が痛いと言うことはありえないのが、現代医学の基本的な考え方です。

では、何が問題でこの部分に痛みが起こったり、腰に力が入らなくなったりするのか?実はこれも筋肉の問題です。詳しく説明します。

仙骨部分に起こる腰痛の原因

筋肉が損傷している状態はレントゲンやMRIでも分らない(写らない)ので正確に「この筋肉です」と言えないのですが、痛んでいる可能性のある筋肉が2つあります。

最長筋は仙骨まで伸びている

最長筋が収縮すると、胸椎や腰椎が伸びます。またその体幹の側屈や回旋にも作用し、腰部と胸部の運動に常に関係しています。 この最長筋が仙骨の部分で痛んでいる可能性があります。 

仙骨部分に起こる腰痛の原因と考えられる筋肉がもう一つあります。 背骨にくっついている「多裂筋」という筋肉です。 「多裂筋」は次のような働きをして、体の動きと大きくかかわっています。

  1. 両側の多裂筋が働くことにより腰を反る(伸ばす)
  2. 反対側の多裂筋が働くことにより背骨をひねる(回旋)
  3. 同側の多裂筋が働くことにより背骨を横に倒す(側屈)
  4. 背骨と背骨同士を連結させ、背骨を安定させる(固定)
仙骨部分まで伸びている多裂筋

最長筋や多裂筋などの脊柱起立筋は、色々なスポーツでよく痛むほか、立ち仕事などでも痛むことが多い筋肉です。

腰がまっすぐ伸ばせなくなったりへっぴり腰になるのは、多裂筋や最長筋が痛んで正常に伸縮できなくなり、筋肉としての正常な働きができなくなっていると考えられます。

仙骨部分に起こる腰痛の確認と解決方法

仙骨の痛い部分を丁寧に確認すると、下の写真のような感じで見つかります。(どこがどのように痛んでいるのか、押圧しながら痛いところに1枚1枚パッチを貼った写真)

仙骨が痛い場合、大抵他の部分(筋肉)も痛んでいるケースが多くなります。腰痛が起こりやすい筋肉を解説しているので、それらを参考に痛みや違和感を感じる所は全部治療します。

仙骨部分に痛みが見つかった事例

実際に上写真のように痛みを確認しながらパッチを貼るのはちょっと大変なので、下写真のようの「イオンシート」を使うと誰でも簡単にできてしまいます。

イオンシートを使って治療した例

上写真でも分りますが、仙骨部分が痛んでいる場合、多裂筋や最長筋といった筋肉が原因なので、それらの筋肉全体が痛んでいるケースも多くなります。

また、仕事かスポーツか分りませんが、筋肉が痛むほど酷使している訳なので、その他の筋肉も疲労し痛んでいる可能性が高くなります。

「イオンシート」を貼ると貼った部分の痛みがすぐに楽になります。すると今度は別の所の痛みがすごく気になるので、スッキリするまで損傷個所を探して「イオンシート」を追加して貼るといいです。

痛みは体の電気現象です。