足甲、足底、足指のシビレと筋肉

足の甲や底が痛む原因
 高齢になると、足の甲や足の底などにも痛みやシビレが起こる場合がよくあります。「何かを踏んでいる感じがする」と表現する方がいますが、これは足裏にある筋肉が老化などにより痛んでいる状態です。感覚が正常でなくなってきます。 

足に違和感があって、しっかり地面をとらえて歩くことができなくて辛い状態でも、 このような足の症状は「年より病です!」などと言われたりして、病院ではなかなか話も聞いて頂けないのが現実のようです。 

 また、ほとんどは筋肉の問題なので、レントゲンやMRIで検査しても原因が分らないケースがほとんどです。   足の甲や足の底に起こりやすい問題を整理すると、7つのパターンがあります。 症状ごとに解説しますので、ぜひ解決の参考にして下さい。

また足首やくるぶし周りにも問題がある場合が多いので「足首、くるぶし、かかとの痛み」の解説も合わせてご参照ください。

足の甲に起こる痛みやシビレ

➀足の甲、指の付け根部分に起こる痛みやシビレ

足先が冷たいと言う人は、ほとんどここの部分に問題が見つかります。指と指の間を押圧すると、強い痛みが見つかります。ここには「短趾屈筋」という筋肉があります。かかとで歩く時、足の指先を反らせる筋肉です。

「足先が冷たい」と言うことから、足の血流が悪くなっていて、この「短趾屈筋」に充分な栄養や酸素が供給されないために、筋肉が痛んでいると推察されます。歩く時足の指さきに力がしっかり入らない状態だと思います。

足の甲、指の付け部分の治療例

押圧して痛みを確認しながらイオンパッチを貼ってもいいですが、イオンシートを半分に切ったものをペタッと貼ると簡単に解決できます。

②足の甲全体に起こる痛みやシビレ

指の付け根部分だけでなく、足の甲全体に痛みやシビレを感じる場合もあります。押圧して確認すると写真のように痛みが見つかります。

この場合は「短趾屈筋」だけでなく、足首から伸びる「短母指伸筋」も痛んでいる状態です。足を床に着くのが辛い状態になります。

足の甲全体の治療例

足の甲全体が痛い場合は、難しく考えないで甲全体にシートを貼ればいいです。すぐに歩くのが楽になると思います。

足の底に起こる痛みやシビレ(違和感)

足の底は5カ所ほど損傷のチェックポイントがあります。足の裏の狭い範囲のことなので、押圧して調べるとどこが痛んでいるかすぐにわかります。

③足裏指の付け根部分に起こるシビレや違和感

足裏の指の付け部分が痛んでいる場合があります。ここには「虫様筋」というつま先立ちする時に働く筋肉があります。それと「母趾内転筋」という下駄の鼻緒をしっかりつかむ時の筋肉もあります。恐らくこれらが痛んでいます。

足指、足指付根、足底の治療事例

この部分が痛んでいる場合、次に解説する足底の中央部分や、指裏の関節部分なども痛んでいる可能性が高くなります。イオンシートを半分に切って、写真のように痛んでいる部分全体に貼ると簡単です。

④足裏の中央に起こるシビレや違和感

結構多い症状ですが、足の裏の中央部分がかかとに近い所まで痛んでいる状態がよく見られます。足の底には「短趾屈筋」という歩く時に地面をつかむ筋肉(足のじゃんけんでグーをするときに働く筋肉)があります。

この筋肉が痛んでいると、しっかり地面をとらえて歩くことができなくなります。足の底の違和感(何かを踏んでいるような感覚)は、恐らくこの筋肉の問題だと推測されます。

足指、足指付根、足底の治療事例

「短趾屈筋」に問題がある場合は、次に解説する親指の付け根なども痛んでいる場合が多いので、足裏全体に「イオンシート」を貼ったほうが簡単です。

⑤足の指裏関節に起こる痛みやシビレ

「なんか足先がおかしい?」と感じる場合は、足指の裏関節の部分を押圧して調べてみて下さい。かなり強い痛みがあるかも知れません。これは足の指を動かす腱が痛んでいる状態です。

足指、足指付根、足底の治療事例

この場合はシートをパッチ3枚の大きさに切って、痛んでいる関節部分にグルッと巻くように貼ります。すぐに指の動きが楽になった感じがします。

⑥足の親指付け根に起こる痛みやシビレ

ここも良く痛む箇所です。親指の付け根部分を押圧すると、痛んでいるのがすぐに分ります。ここには、「母趾内転筋」「母趾外転筋」といった親指を動かす筋肉があります。それが痛んでいます。

足の底全体が痛んでいる場合は、全体に一緒に貼った方が簡単ですが、ここだけ痛んでいる場合は、シートを半分に切ったものを1枚縦に貼ります。ここが痛んでいると、くるぶしの周りも痛んでいる場合が多いので一緒に確認したほうがいいです。

⑦かかとに起こる痛みと違和感

最期はかかとの痛みです。かかとが痛いと写真のように痛みが見つかります。これはかかとの骨と「短趾屈筋」の接続部分が痛んでいるケースです。

かかとが痛い場合はくるぶし周りも痛んでいる場合が多いので、一緒に確認して治療することをお勧めします。

かかとの治療例

かかとだけの場合は、半分に切ったシートを1枚貼ればいいですが、大抵くるぶしの周りも痛んでいるので合わせて治療するほうがいいです。足首はこちらを参考にして下さい。「足首、くるぶし、かかとの痛み」

痛みは体の電気現象です。