側弯症と筋肉

側弯症の原因

側弯の程度の差はありますが、側弯症になっている人はかなりたくさんいます。前に女子中学生の側弯症治療をやった時、その子のお母さんからお聞きしたのですが、クラッシックバレエやフィギアスケートなどをやっている子供たちに側弯症が多いらしいです。

私が初めて側弯症の相談を受けたのは40代のご婦人でした。痛くて苦しくて仕事もできなくなり、整形外科を始め色んな治療院に行きましたが良くならず、ワラにもすがる思いで来院されました。その時の写真です。

側弯症で悩む40代のご婦人

かなり重症でしたが、会社を解雇されてしまうのでできるだけ早く治して欲しいという希望で、1ヶ月程集中施術を行った結果が下の写真です。痛みが消えたのは当然ですが、背骨の側弯状態が大幅に改善されたのが分かると思います。

背骨に貼ったパッチは側弯の変化を確認するため

現代医学では、手術でまっすぐにするしか方法がありません。しかし好んで手術を希望する人はいません。上の写真のように改善できる方法があることを知って頂きたくてこのページを作りました。

側弯症の本当の原因と解決方法について解説したいと思います。

側弯症になる原因

病院でレントゲンを撮れば背骨が湾曲していることが分ります。それは間違いありません。整体院等でも「背骨が歪んでいる」「骨盤が歪んでいる」と指摘されると思います。それも間違いありません。問題は何故曲がるのかということです。

骨盤と背骨の関係

上図イラストで分かるように背骨は骨盤の上に立っています。正常な状態ではまっすぐに立っています。 しかし骨盤が歪むと立っている背骨も歪むことになります。 

次の側弯症の方の写真を見て下さい。 骨盤が傾いて右のお尻がイスから浮いているのが分ります。 私は側弯症の施術をする前に、患者さんを硬い椅子に座らせます。すると片方のお尻が椅子から浮いているのが本人も分かるからです。(施術をすると大体同じくらい当たるように改善します)

側弯症の方の骨盤が傾いてイスから浮いている様子
 背骨が曲がっているのは、骨盤が歪んで傾いているのが原因ということが分ったと思います。次の問題はなぜ骨盤が歪んで傾くのか?という事です。それが分からないと間違った治療になってしまう危険性があります。 

骨盤はどうして歪んでしまうのか?

体の構造は下写真のようになっています。骨盤の上の横に「腰方形筋」という筋肉があります。腰痛やギックリ腰になり易い筋肉です。

実際に触ってみると分りますが、この腰方形筋が痛んだ状態だとガチンガチンに硬くなってしまいます。「これが本当に筋肉?」と思う程硬くなります。

腰方形筋が痛んでいるイメージ

私の施術はどこが痛んでいるかを確認することから始まるので、必ず患者さんの体に触れます。 この「腰方形筋」に触れると硬くなっていて、押圧すると強い痛みを伴います。そして上図のように左右の筋肉の状態が全く違っています。 

 片方は伸びた状態で硬くなり、もう一方は縮んだ状態で硬くなっています。 そして骨盤と肋骨に繋がっているので、 長いつっかえ棒と短いつっかえ棒で、両側からロックされた状態になっています。これが骨盤が歪み、背骨が曲がってしまう理由です。筋肉が柔らかくならない限り元には戻りません。 

 ところがこのような状態を病院に行ってレントゲンを撮っても何も分りません。筋肉はレントゲンやMRIに写らないからです。骨の状態だけが写ります。 

しかし、実際に側弯症の方の筋肉の状態を調べてみると、側弯症は筋肉の問題で起こっている事が分ります。

側弯症の人がどこが痛んでいるのか調べた写真

人によって少し痛み方が違いますが「腰方形筋」を中心に痛んでいるのが分ります。「腰方形筋」を中心に腰、背中、お尻などの痛んでいる状態を確認して「イオンシート」を貼ると、曲がり状態が段々改善されていきます。

側弯症の改善事例

腰のくびれ状態が変わったのが分ります。
たった1回で湾曲がこんなに変わりました。