顎が痛くて口が開けない場合の原因と対処法【+自宅でできる解消法】

[box class=”blue_box” title=”こんな症状の方にお勧めの記事です!”]
  • 右顎が痛い 
  • 左顎が痛い 
  • 顎の付け根が痛い
  • 食べると顎が痛い
  • 咀嚼筋が痛い
  • 顎の筋肉が痛い
  • 顎が痛くて口が開けない 
[/box]

こういった顎の痛みでお悩みの方にお伝えします。

[box class=”yellow_box” title=”本記事の内容” ]
  1. 顎が痛くて口が開けない場合の原因と対処法【+自宅でできる解消法】
  2. 顎関節症で首や肩まで痛い場合の原因と自宅でできる解消法
  3. 【整形外科医が明かした】病院や歯科院で顎関節症が良くならない理由
[/box]

この記事を書いている私は、元文部省の国家公務員で国立大学の医学部に採用され、ドクターの研究助手の仕事をしていました。現代医学が痛みの解決に大きな成果を上げていない現実を知り、痛みとは何か?どうしたら解決できるのか?を長年研究。

「瞬時に痛みが消える」不思議な東洋医学との出会いから「簡単!痛み解消法」を開発(特許庁申請) 20年間で原因不明や手術しても痛みが取れない人など15,000人以上解決。インターネットでも腰・膝・肩等の痛み回復方法を指導し10,000人以上の回復実績。

 

顎が痛くて口が開けない場合の原因と対処法【+自宅でできる解消法】

顎が痛い人はたくさんいます。実際に痛い部分を確認すると、顎の関節部分を中心に顎全体に痛みが見つかります。

初めに顎が痛いと大抵最初歯科に行きます。歯科行くと疑われるのが顎関節症(顎の関節やその周辺に痛みが出る症状※病気ではなく症状)です。

歯科は歯を治す専門科ですから、顎周辺の問題をレントゲン等で検査します。しかし、痛みの原因をハッキリ特定できない場合が多く、歯科医院や病院で解決しない症状の一つです。

顎が痛くて口を開けない場合の原因

左の写真は長年顎関節症に苦しんできた患者さんが、実際にどこが痛いのかいたいい所にパッチを貼って調べた写真です。

右の顔の筋肉図と比較すると、顎関節症は咬筋という筋肉が痛んでいるのが分ります。

 

しかし、病院の検査はレントゲンやMRIの検査です。筋肉の損傷はレントゲンやMRIを撮っても写りません。そして現代医学には筋肉科がないので、治す方法も分らないのが現実です。

顎が痛くて口を開けない場合自宅でできる解消法

顎関節症の解決方法は簡単です。顎の痛んでいる部分全体にメディカルイオンシートをペタッと貼るだけです。2~3分後には口の開きが全然違ってくるのが分ります。

顎が痛い場合の解消法詳しくはこちら

顎関節症で首や肩まで痛い場合の原因と自宅でできる解消法

軽い顎関節の場合は、痛みは顎の部分だけに見つかります。しかし重症だと顎関節は首の筋肉と連動して働くので、首の筋肉も痛んでいる場合が多くなります。

▶顎関節症で首や肩まで痛い場合に自宅でできる解消法

写真は痛んでいる部分が分るように1枚1枚パッチを貼った治療を紹介していますが、メディカルイオンシートを貼っても同じです。自分で軽く押圧すると痛んでいる部分がハッキリ分るので、顎の痛い部分全体にシートを貼って下さい。

【整形外科医が明かした】病院や歯科院で顎関節症が良くならない理由

私は患者さんの体に触れながら実際に痛い所を探すのが施術の基本なので「あ~、ここの筋肉が痛んでいるんだな」と分ります。ですから10年以上前から痛みは筋肉で起きていることが分っていました。

実際に痛い所を確認すればすぐに分かる事なので、「医師がこんなこと分からないはずがない」「もしかしたら、私が間違っているのだろうか?」と長年思っていました。

その疑問が加茂整形外科医院院長の加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』という本を読んでやっと解決できました。やっぱり医師は分っていなかったのです。加茂先生の本にはこのように書いてあります。

「痛みのメカニズムを知らない医師」

腰痛など筋骨格系の痛みのほとんどは、 筋肉のけいれんからくる「筋痛症」が原因です。 簡単に言うと、 筋肉の痛みです。 ところが、 医師の卵は、その肝心な 筋肉の生理学や病態についてはほとんど習わない のです。なぜか 現代医学から「筋肉」がすっぽり抜け落ちてしまっています。 

いまの医学教育では、「痛みのメカニズム」については、基礎医学の生理学で 臨床の勉強を始める前にちょっと習うだけで、医師になる頃にはすっかり忘れている のが現状だと思います。

つまり、 痛みのメカニズムを忘れてしまった医師が、習ったことがない筋肉の病態を診ている のです。そして、  レントゲンやMRIや関節鏡で見える「骨格異常」が痛みの原因だと教えられ、疑うこともせず、そう思い込んでいる のではないでしょうか。 

これではうまく診断できるはずもないし、治療できるはずもありません。

石川県にある加茂整形外科医院院長の加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』から一部抜粋

ドクターの卵たちは、「痛みのメカニズム」ついてほとんど習っていないに等しいのです。それで医療の現場に出てから先輩に「神経が圧迫されるのが痛みの原因だ」と教えられ、全く疑うこともなく診断している というのが現実のようです。

その背景には、 筋肉はレントゲンやMRIをで検査しても写らない、 そして 現代医学には「筋肉科」がない 為に、 筋肉のことを研究しているドクターもほとんどいない、 さらに 整形外科のドクターはレントゲン画像だけ見て体を見ない という現実があるように思います。

▶【整形外科医が明かした】神経は圧迫されても痛くない!

神経のメカニズム

もしかしたら、「顎の痛みは神経の問題です」と教えられる場合もあるかもしれないので、痛みと神経について現代医学の立場からお話しておきます。

現代医学で「痛みのメカニズム(痛みが起こる仕組み)」については生理学で学ぶ内容です。 その生理学で神経の働きについてどう書いてあるか紹介します。これは医師の卵たちが実際に講義で習う内容です。

「痛みというのは通常、 神経線維の先端についている痛みセンサーだけがキャッチします。痛みセンサーが電気信号を伝えてはじめて、痛みが感知される のです。 神経の途中で痛みが発生したり感知されることはありません。 」 

石川県にある加茂整形外科医院院長の加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』から一部抜粋

上図(神経の仕組み)をみると分りますが、 神経の先端には感覚受容器というセンサーが付いています。このセンサーが痛みの電気信号をキャッチすると、脳に伝わって痛みを感じます。   

神経の途中にはこのセンサーがないので、圧迫されたりしても痛みを感じるという事はないというのが生理学(生命の仕組み)における医学の常識 になります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする