四十肩五十肩で肩や腕が痛いの場合の原因【+自宅でできる解消法】

四十肩五十肩の痛み
こんな症状の方にお勧めの記事です!
  • 四十肩
  • 五十肩
  • 肩が痛くて腕が上がらない
  • 腕を後ろに回すと肩が痛い
  • 寝ていても肩が痛む
  • 肩がズキンズキンと痛い
  • 肩を前に回すと痛い

こう言った四十肩五十肩の痛みでお悩みの方にお伝えします。

本記事の内容
  1. 四十肩五十肩で肩が痛い場合の原因解説【+自宅でできる解消法】
  2. 四十肩五十肩で肩が痛くて腕が上がらない場合の原因解説【+自宅でできる解消法】
  3. 四十肩五十肩で腕を後ろに回すと肩が痛い場合原因解説【+自宅でできる解消法】
  4. 四十肩五十肩で肩の後ろが痛い場合の原因【+自宅でできる解消法】
  5. 【整形外科医明かした】病院や治療院で肩の痛みが良くならない理由

この記事を書いている私は、元文部省の国家公務員で国立大学の医学部に採用され、ドクターの研究助手に従事。現代医学が痛みの解決に大きな成果を上げていない現実を知り、痛みとは何か?どうしたら解決できるのか?を研究。

「瞬時に痛みが消える」不思議な東洋医学との出会いから「簡単!痛み解消法」を開発(特許庁申請) 20年間で原因不明や手術しても痛みが取れない人など15,000人以上解決。インターネットでも腰・膝・肩等の痛み回復方法を指導し10,000人以上の回復実績。

 

四十肩五十肩で肩や腕が痛い場合の原因解説【+自宅でできる解消法】

上写真左は四十肩五十肩と言われる症状の方のレントゲン写真です。骨の状態が分ります。

真ん中は肩の実際に痛い所を確認しながらパッチを貼った写真です。肩全体に広範囲に痛んでいるのが分かります。

この状態を一番の筋肉図と比較すると肩の三角筋を中心に腕の方まで痛んでいると理解できます。

あなたの四十肩五十肩呼ばれる肩の痛みの原因は筋肉です。しかし筋肉の痛んでいる状態はレントゲンにも写らないので、病院で検査しても分りません。

そして現代医学には筋肉科がありません。ですから痛んだ筋肉の治し方を研究しているドクターもほとんどいないのが現実です。

▶四十肩五十肩で痛くて腕が上がらない原因

一口に四十肩五十肩と言いますが、実際に痛んでいる部分を丁寧に調べると、痛んでいるポイントが3ヵ所ほどあります。

四十肩五十肩で一番多いのは、腕を上げようとすると痛みが起こって腕が上げられないという状態です。

服を着ようとして肩を上げると、痛みが起こって思わず腕の付け根を押さえてしまいます。実際に痛い所を調べると右の写真のように、 肩の付け根全体が痛んでいることが分ります。 

これは、肩の付け根にある「三角筋」という筋肉が痛んでいる状態です。 「三角筋」は腕を広げたり、歩行時に腕を振る時に働く筋肉ですから、そういう動きができなくなります。

▶四十肩五十肩で痛くて腕が上がらない場合自宅でできる解消法

このような肩の痛みの場合は上写真のように、 三角筋全体に「イオンシート」を貼ると、すぐに痛みが楽になり腕が動かせるようになります。

この時一緒に確認して欲しいのは、上腕二頭筋という腕の筋肉です。一緒に痛んでいる可能性が高いです。 

肩が痛い場合自宅でできる解消法

▶四十肩五十肩で腕を後ろに回すと痛い場合の原因

肩の前の付け根付近が痛くて腕を後ろに回せないという四十肩五十肩の人もたくさんいます。エプロンの紐を後ろで結べないとか、スカートのファスナーに手が届かないなど、生活が不便になります。

実際に痛い所を確認すると上の写真のように見つかります。肩の前の付け根には「肩甲下筋」という筋肉があります。腕相撲などをするときに働く筋肉です。この筋肉が伸びないために、後ろに手がまわらなくなります。

▶四十肩五十肩で腕を後ろに回すと痛い場合自宅でできる解消法

写真は肩甲下筋の治療例です。イオンシートを使う場合は、左写真のように貼ると、スーッと痛みが消え不思議なくらい腕も後ろに回るようになります。

 肩甲下筋が痛んでいると、先に解説した「三角筋」や「上腕二頭筋」なども一緒に痛んでいる場合が多いので、一緒に確認します。 

肩が痛い場合自宅でできる解消法

▶四十肩五十肩で肩の裏側が痛い場合の原因

多くはありませんが、腕を前方にまわしたりした時に、肩の裏側に痛みが起こる四十肩五十肩もあります。

これは肩の裏側にある「棘下筋」というが痛んでいます。 「棘下筋」は目の前のものを払いのけたりする時に働く筋肉ですが、 肩甲骨の周りの「棘上筋」や「菱形筋」といった筋肉も痛んでいるケースが多くなります。

▶四十肩五十肩で肩の裏側が痛い場合自宅でできる解消法

実際に肩の裏側が痛い人の施術例です。結構広い範囲で痛んでいる場合が多いのですが、押圧して痛みを確認しながら、痛い所に「イオンシート」を貼ると比較て簡単にできます。

「イオンシート」を貼るとすぐに痛みがあまり感じなくなります。そして痛くて動かせなかった肩や腕も楽に動かせるようになります。

肩が痛い場合自宅でできる解消法

【整形外科医が明かした】病院や治療院で肩の痛みが良くならない理由

実際に痛い所を確認すれば、骨なのか筋肉なのかすぐに分かるので、「医師がこんなこと分からないはずがない」と長年疑問を感じていました。

10年くらい前、加茂整形外科医院院長の加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』という本を読んでその疑問がやっと解決しました。加茂先生の本にはこのように書いてあります。  

 「痛みのメカニズムを知らない医師 

   腰痛など筋骨格系の痛みのほとんどは、 筋肉のけいれんからくる「筋痛症」が原因です。 簡単に言うと、 筋肉の痛みです。 ところが、 医師の卵は、その肝心な 筋肉の生理学や病態についてはほとんど習わない のです。なぜか 現代医学から「筋肉」がすっぽり抜け落ちてしまっています。    
 
いまの医学教育では、「痛みのメカニズム」については、    基礎医学の生理学で 臨床の勉強を始める前にちょっと習うだけで、医師になる頃にはすっかり忘れている のが現状だと思います。    

つまり  痛みのメカニズムを忘れてしまった医師が、習ったことがない筋肉の病態を診ている のです。そして、  レントゲンやMRIや関節鏡で見える「骨格異常」が痛みの原因だと教えられ、疑うこともせず、そう思い込んでいる のではないでしょうか。

これではうまく診断できるはずもないし、治療できるはずもないのです。これが、慢性腰痛がちっとも治らず、多くの腰痛難民が生み出される背景です。   

石川県にある加茂整形外科医院院長の加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』から一部抜粋

ドクターの卵たちは、「痛みのメカニズム」ついてほとんど習っていないに等しいのです。それで医療の現場に出てから先輩に「神経が圧迫されるのが痛みの原因だ」「骨がすり減っているのが原因だ」と教えられ、全く疑うこともなく診断している というのが現実のようです。

その背景には、  筋肉はレントゲンやMRIをで検査しても写らない、 そして 現代医学には「筋肉科」がない 為に、 筋肉のことを研究しているドクターもほとんどいない、 さらに 整形外科のドクターはレントゲン画像だけ見て、体を見ない  という現実があるように思います。

整形外科は骨折など骨の問題を治すのが専門です。骨の専門科に筋肉の問題を相談しても、正しい診察や治療ができないので「病院に行っても治らない」という結果になる場合が多くなります。

また、マッサージ師や治療家も筋肉の損傷と回復に関する勉強や研究をあまりしていないのが普通です。

 

「病院や治療院で良くならない方の痛み解消法」