膝痛の原因が筋肉で起る6つのポイント【自宅できる解消法も解説】

[box class=”blue_box” title=”こんなお悩みの方にお勧めの記事です!”]
  • 膝痛の原因は筋肉の気がするが病院で軟骨がすり減っていると言われた
  • 筋肉が原因の膝痛の治し方を知りたい
  • 病院に通っても膝痛が良くならない
[/box]

こう言ったお悩みの方にお伝えします。

[box class=”yellow_box” title=”本記事の内容” ]
  1. 膝痛の原因が筋肉で起こる6つのポイント【自宅でできる解消法も解説】
[/box]

この記事を書いている私は、元文部省の国家公務員で国立大学の医学部に採用され、ドクターの研究助手の仕事をしていました。現代医学が痛みの解決に大きな成果を上げていない現実を知り、痛みとは何か?どうしたら解決できるのか?を長年研究。

「瞬時に痛みが消える」不思議な東洋医学との出会いから「簡単!痛み解消法」を開発(特許庁申請) 20年間で原因不明や手術しても痛みが取れない人など15,000人以上解決。インターネットでも腰・膝・肩等の痛み回復方法を指導し10,000人以上の回復実績。

膝痛の原因が筋肉で起こる6つのポイント【自宅でできる解消法も解説】

一口で「膝痛」と言っても実際に痛い場所は個人個人違います。つまり痛んでいる筋肉が違うということです。3000人以上の膝痛を調べた結果、膝痛が起こりやすい部分(筋肉)が6つあると分かりました。6つの筋肉のうち痛んでいるのが一つだけの場合もあれば、2~3つの場合もあります。

病院で「変形性膝関節症」と診断されても全く心配ありません。それが膝痛の原因ではありません。次の記事を参考に自分の膝痛がどの筋肉が原因で起こっているのか確認して下さい。

▶実際に痛い所を確認すると膝痛の原因が分かります。

上の写真は、私が「ビートたけしのみんなの家庭の医学『膝痛スペシャル』」に提供した写真

 

写真は変形性膝関節症と診断された人の膝痛が、実際に膝のどこが痛いのか調べた写真です。「ここは痛いですか?」と聞きながら、痛い所に1枚1枚パッチを貼りました。その結果、写真の部分が痛いと分りました。

「痛みの場所が筋肉や腱の位置と一致」と書いてありますが、イマイチ分りにくいと思うのでもう少し詳しく説明します。

上記写真を見ると、一目瞭然だと思います。右端のレントゲン写真では分りませんが、 実際に膝の痛い所と筋肉の状態を比較すると、痛いのは膝の「内側広筋」という筋肉だと分ります。 

骨のすり減ったのが膝の痛みの原因だとすると、痛みは膝皿の奥深くに感じなければなりません。ところが、今まで5,000人を超える方の膝痛の方を実際どこが痛いのか見てきましたが、皿の奥の方が痛いと言う人は一人もいませんでした。

▶膝痛が起こりやすい部分の筋肉が6つあります。

膝痛の原因は筋肉です。

痛い所は個人個人違いますが、 実際に痛んでいる部分は上図のような膝や太腿の筋肉に見つかります。「半月板損傷」と診断された方も10人くらい治療しましたが、実際の痛みは半月板ではなくて、やはり筋肉に見つかりました。 

整形外科は骨が専門ですから、膝が痛いという患者さんがくれば、膝のレントゲンを撮って骨の状態を調べます。骨がすり減っているのは間違いのないことですが、それが膝の痛みの原因とは言えません。

「変形性膝関節症」の手術をしたけれど膝の痛みが取れないと言う人がたくさんいます。 手術しても治らない理由は、骨の状態は解決しても痛みの本当の原因である筋肉の問題が解決していないからです。 

膝の痛みが実際に痛みが起こっている部分を丁寧に調べると、6つのパターンがあります。これらの要因がいくつか組み合わさって、膝の痛みになっている場合がほとんどです。

  1. 膝の内側に痛みが起こる膝痛
  2. 膝の外側に痛みが起こる膝痛
  3. 膝の皿の上に痛みが起こる膝痛
  4. 膝の皿の下に痛みが起こる膝痛
  5. 膝の皿の周り全体に痛みが起こる膝痛
  6. 膝の裏に痛みが起こる膝痛

このページでは、各パターンの痛みが起こる筋肉について説明します。痛みが起こる部分ごとに詳しく説明しますので、ご自身の症状に合わせてお読み下さい。

▶膝痛の原因筋肉①【膝の内側が痛い場合痛みの原因となる筋肉】

膝の内側のどこが痛いか、丁寧に確認しながら痛い所に1枚1枚パッチを貼った写真です。膝の内側に広い範囲で痛みが見つかります。

実際に膝のどこが痛いか調べた写真

この状態をレントゲンで撮っても、骨の状態しか写らないので痛みの本当の原因が分りません。しかし実際に膝の痛い所を確認すると、膝の内側にある「内側広筋」が痛んでいる状態だと分ります。  

膝の内側広筋が痛んでいる状態

膝の内側が痛い膝痛でお悩みの方はこちらの記事

▶膝痛の原因筋肉②【膝の外側が痛い場合痛みの原因となる筋肉】

写真は膝の外側のどこが痛いか確認しながら、痛い所に1枚1枚パッチを貼った写真です。太腿から膝の外側にかけて痛みが見つかります。

膝の外側のどこが痛んでいるのか確認しながらパッチを貼った写真

膝の状態をレントゲンで撮っても、骨の状態しか写らないので原因は分りません。しかし実際に膝の痛い所を確認すると、膝の外側にある「外側広筋」や靭帯部分が痛んでいることが分ります。

膝の外側広筋が痛んでいる状態

膝の外側が痛い膝痛でお悩みの方はこちらの記事

▶膝痛の原因筋肉③【膝の皿の上が痛い場合痛みの原因となる筋肉】

写真は膝の皿の上のどこが痛いか確認しながら、痛い所に1枚1枚パッチを貼って調べた写真になります。膝上から太腿にかけて痛みが見つかります。

膝の上の痛みがどのようになっているか確認した写真

このような膝の状態をレントゲンで撮っても、骨の状態しか写らないので原因が分りません。しかし実際に膝の痛い所を確認すると、膝の周囲にある筋肉「中央広筋」「内側広筋」「外側広筋」が付け根の部分で痛んでいると分ります。

膝の中央広筋が痛んでいる状態

膝の皿の上が痛い膝痛でお悩みの方はこちらの記事

▶膝痛の原因筋肉④【膝の皿の下が痛い場合痛みの原因となる筋肉】

写真は膝の皿の下が痛い人の例です。膝下のどの辺が痛いか確認しながら、痛い所に1枚1枚パッチを貼って調べた写真です。確かに膝の皿の下部分に痛みが見つかります。

歩くと膝の皿の下が痛い人の痛みがどうなっているか確認した写真

何回も言いますが、このような膝の状態をレントゲンで撮っても、骨の状態しか写らないので原因が分りません。

しかし実際に膝の痛い所を確認すると、膝の皿の下にある靭帯部分が痛んでいる状態だということが分ります。

膝のレントゲン写真と実際の膝の違い

膝の皿の下が痛い膝痛でお悩みの方はこちらの記事

▶膝痛の原因筋肉⑤【膝の皿の周りが痛い場合痛みの原因となる筋肉】

次の写真は膝の皿の周りが痛くて歩けない状態の人です。実際にどこが痛いか確認しながら1枚1枚パッチを貼って調べた写真です。確かに膝の皿の周り全体が痛んでいるのが分ります。

膝全体が痛くて歩けない人の痛みがどうなっているか確認した写真

くり返しになりますが、この場合も膝のレントゲンを撮っても、骨の状態しか写らないので病院の検査では原因が分りません。実際の膝と比較すると、皿の周囲にある筋肉や靭帯が痛んでいる状態だと分ります。

レントゲンで見る膝と実際の膝の違い

膝の皿の周りが痛い膝痛でお悩みの方はこちらの記事

▶膝痛の原因筋肉⑥【膝の裏が痛い場合痛みの原因となる筋肉】

写真は膝の裏が痛くて歩くのが辛い人です。実際どこが痛いか確認しながら1枚1枚パッチを貼って調べた写真が右側ですが、膝の裏全体が痛んでいるのが分ります。

膝の裏が痛い人の痛みがどうなっているか調べた写真

この場合も膝のレントゲンに撮っても、骨の状態しか写らないので痛みの原因は分りません。実際の膝裏と比較すると、膝の裏にある筋肉が痛んでいる状態だと分ります。

レントゲンで見る膝と実際の裏の違い

膝の裏が痛い膝痛でお悩みの方はこちらの記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする