手首の痛みの原因と効果的な治し方

手首の痛みと筋肉

手首の痛みは日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。

この記事では手首の痛みの一般的な原因から、具体的な症状、効果的な治し方までを詳しく解説します。

腱鞘炎、TFCC損傷、手根管症候群といった疾患の解説、自宅でできるケア方法、病院での治療法そして痛みの予防策まで幅広くご紹介します。  

手首の痛みの主な原因とは?

使いすぎによる炎症:腱鞘炎とドケルバン病

整形外科では手首の使いすぎが腱や腱鞘に炎症を引き起こす主な原因と言われます。

スマホの使いすぎや長時間のPC作業が腱鞘炎やドケルバン病のリスクを高め、手首の特定の部分に痛みや腫れを生じるという考え方です。  

腱鞘炎は腱を覆う腱鞘が炎症を起こす状態を言い、それが原因で手首の屈曲や伸展時に痛みが起こるという診断です。

またドケルバン病は手首の親指側にある腱鞘が炎症を起こす疾患のことを言い、親指を動かす際に痛みが出る原因とされています。  

これらの炎症は繰り返しの動作や負担によって腱や腱鞘に微細な損傷が蓄積することで発生するとされ、初期段階では軽度の痛みや違和感を感じる程度ですが、放置すると痛みが強くなり日常生活にも支障をきたす可能性があります。  

しかしこのような整形外科の診断は免疫学や生理学の視点から、医学的な矛盾が指摘されているので解説します。

炎症とは?

炎症とは身体の細胞や組織が病的、傷害性の刺激を受ける事で起こる生体の防御、修復反応です。

医学的に分かっていることは炎症は体の治癒反応ということです。  

私達の体には自然治癒力が備わっていて、風邪を引くと熱が出るのも体が持つ治癒反応です。

39℃になると体のリンパ球の数が急激に上昇してウィルスと闘う仕組みになっています。

ところが医療は「熱の出ること=悪いこと」として消炎鎮痛剤などを服用させますが、薬を服用するとリンパ球が減少するので、症状をこじらせたり悪化させる場合もあります。  

免疫学で有名な新潟大学医学部の安保徹先生が薬の効用について詳しく解説しています。

薬で症状が良くならない理由

炎症もある程度急性期の炎症反応がおさまると、壊死した組織を取り除き欠損した組織を元に戻す修復作業が始まります。  

炎症は血液検査【CRP(C反応性タンパク)】で分かりますが、一口に炎症と言っても結膜炎・中耳炎・鼻炎・口内炎・気管支炎・肺炎・胃腸炎・膀胱炎・皮膚炎 など様々な炎症があります。

実際、体のどこで炎症を起こしているのか血液検査では分かりません。

「手首が痛い=腱鞘炎」という先入観での判断がほとんどです。  

しかも腱鞘が炎症を起こしているかどうかはレントゲン等の検査でも分かりません。

最近は「超音波検査」もありますが、炎症の程度を色で判断する方法で正確な判断は難しいと言われています。

病院での腱鞘炎検査は、「問診」「触診」が中心になりますが、「問診」や「触診」で本当に腱鞘炎が痛みの原因かは分りません。

腱鞘炎とは?

「腱」は筋肉の端にあり、筋肉を骨につなぎ止めている部分を言います。

「腱鞘炎」は「腱鞘の炎症」と言う意味ですから、「腱鞘」の部分が痛いことになります。

ところが実際に腱鞘炎と診断された方の痛みを調べると「腱鞘」部分が痛いという人はほとんどいません。  

腱鞘炎のイメージ

腱鞘炎のイメージ

腱鞘炎で一番多いのが親指の付け根が痛いケースでドケルバン病と言われる症状です。

実際に親指のどこが痛いか調べると、親指の「腱鞘」ではなく親指の付け根部分に痛みがみつかります。(自分で押圧しても痛いのが分かります)

これは使いすぎで親指の筋肉が痛んでいる状態です。

腱鞘炎と言われた人の痛んでいる状態を調べた写真

腱鞘炎と言われた人の痛んでいる状態を調べた写真

親指部分にある筋肉

親指部分にある筋肉

しかし筋肉はレントゲンに写りません。

そして今の医学には「筋肉科」がないので筋肉を研究しているドクターもほとんどいないのが現実です。

その結果「手の痛み=腱鞘炎またはドケルバン病」という診断になってしまいます。

しかしこのような腱が痛いという説明には医学上の矛盾があります。

生理学の「痛みのメカニズム(痛みが起こる仕組み)」を少し勉強すると分かりますが、「痛みは筋肉で起こる」医者の卵達は学んでいるからです。  

詳しくはコチラで解説

痛みのメカニズム

痛みは筋肉で起こる

手首の痛み症状を感じたら早めに適切な対処をすることが重要です。

特に日常的に手首を酷使する方は意識的に休憩を取るなど予防策を講じることが望ましいです。

また適切なストレッチやエクササイズもこれらの疾患の予防に役立ちます。  

 

腱鞘炎やドケルバン病の整形外科治療には、通常安静、冷却、薬物療法、リハビリテーションなどが用いられます。

重症の場合には手術が必要になることもあります。

早期の治療開始と適切なケアが、症状の改善には不可欠です。

 

手首の神経圧迫:手根管症候群

手根管症候群は手首の神経が圧迫されることで痛みやしびれを引き起こすことを言います。

特に夜間や朝方に症状が悪化することが多く、進行すると手の力が入りにくくなることもあります。

手根管とは手首にある骨と靭帯によって囲まれたトンネル状の構造で、その中を正中神経が通っています。  

このトンネルが何らかの原因で狭くなると、正中神経が圧迫されて手根管症候群の症状が現れるとされています。

一般的な原因としては手首の使いすぎ、妊娠、甲状腺機能低下症、糖尿病などが挙げられます。

症状としては親指から薬指にかけてのしびれや痛み、特に夜間や朝方に症状が悪化することが特徴です。  

進行すると手の感覚が鈍くなったり、細かい作業がしにくくなったりすることもあります。

また手首を叩くとしびれが増強するチネル徴候や、手首を曲げるとしびれが増強するファーレンテストが陽性になることもあります。

治療法としては軽症の場合は安静や固定、薬物療法が行われます。

重症の場合は手術によって手根管を広げることが必要になることもあります。

早期の診断と適切な治療が症状の進行を抑えるためには重要です。

症状が疑われる場合は、早めに医療機関を受診しましょう。  

特に日常生活に支障が出るほど症状がひどい場合は、専門医の診断と治療が不可欠です。  

上記にある手根管症候群の『手首の神経が圧迫されることで痛みやしびれを引き起こす』という診断も医学的に矛盾があります。

医者の卵達は神経の働きについて「神経が痛いのではなく、神経は痛みを伝えるセンサーの役割である」と学んでいるからです。

こちらで詳しく解説

神経が圧迫されて痛いは本当か?

足裏の神経

足裏の神経

もし「神経が圧迫されて痛い」が本当だとすると、足の裏には神経がいっぱいあります。

ですから歩くたびに神経が圧迫されるので(しかも何十キロの重さで)、痛くて歩けないという理屈になってしまいます。

ですから手首の痛みのほとんどは基本的に筋肉が原因で起こる症状です。

見逃せない手首の怪我:TFCC損傷とキーンベック病

TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷は、手首の小指側にある軟骨が損傷することで痛みが生じると言われています。

一方キーンベック病は手首の骨の一つである月状骨への血流が阻害されることで痛みが生じるとされる疾患です。

TFCC損傷は転倒や手首を強く捻るなどの外傷によって引き起こされることが多いですが、慢性的な手首の酷使によっても発症することがあります。

症状としては手首の小指側の痛み、手首を回す際のクリック音、握力低下などが挙げられます。

診断にはMRI検査や関節造影検査などが用いられます。

治療法は損傷の程度によって異なり、軽症の場合は固定やリハビリテーションで改善が見込めますが、重症の場合は手術が必要になることもあります。  

キーンベック病は月状骨への血流が阻害されることで骨が壊死してしまう疾患で、原因は不明な点が多いです。

症状としては手首の痛み、腫れ、可動域制限などが挙げられます。  

レントゲン検査で初期には異常が見られないこともあり診断が遅れることもあります。

進行すると骨が変形し手首の機能障害を引き起こすため早期の診断と治療が重要です。

治療法は骨の壊死の程度によって異なり、軽症の場合は装具療法や薬物療法が行われますが、重症の場合は手術が必要になることもあります。  

三角線維軟骨複合体損傷もキーンベック病も骨に問題があることはレントゲンで分かるので間違いありません。

しかし、骨が痛いという考え方はやはり現代医学の常識と矛盾しています。  

痛みは基本的に神経の問題ですが、骨に神経は通っていません。

ですから骨が原因で痛いというのは医学的にあり得ないのです。

そして神経は一種のセンサーなので、神経自体が圧迫されて痛みが起こることもありません。

骨が痛いは本当か?

これらの疾患は放置すると症状が悪化する可能性があるため、早期に専門医の診察を受けることが大切です。

整形外科だけでなく筋肉の研究をしているドクターにも相談されることをお勧めします。

自己判断で放置せず適切な治療を受けるようにしましょう。

手首の筋肉と働き

手首には色々な筋肉があります。

覚える必要はありませんが「手首にはこういう筋肉があるんだ」くらいに理解して下さい。

手首の動きによって痛む筋肉が異なります。  

手首を回す(ひねる)筋肉

雑巾を絞る時になど働く筋肉

雑巾を絞る時になど働く筋肉

手首を曲げる筋肉

手招きなど手首を前に曲げる時働く筋肉

手招きなど手首を前に曲げる時働く筋肉

手首を反らす筋肉

フライパンをあおる等手首を反らせる時に働く筋肉

フライパンをあおる等手首を反らせる時に働く筋肉

指を曲げる筋肉

物をつかんだり指を曲げ時に働く筋肉

物をつかんだり指を曲げ時に働く筋肉

 

指を伸ばす筋肉

 
指を大きく開いて指を伸ばす時働く筋肉

指を大きく開いて指を伸ばす時働く筋肉

親指の曲げ伸ばし筋肉

指相撲など親指を動かす筋肉

指相撲など親指を動かす筋肉

手首の痛みと筋肉の関係

一口に「手首が痛い」と言っても実際に痛い手首の部分は個人個人違います。

手首に痛みが起こる部分別に原因となる筋肉を解説します。
多くは仕事やスポーツでそれらの部分にある筋肉を酷使してるのが直接的な原因です。
 

手首の手の甲側が痛い

 
どこが痛いか手首の痛みを確認した写真(手首の甲側)

どこが痛いか手首の痛みを確認した写真(手首の甲側)

 
手首の甲側には指を伸ばす筋肉が多くあります。
これらの筋肉が手首で痛んでいると手を大きく開くことができなくなります。
 

手首の手の平側が痛い

 
どこが痛いか手首の痛みを確認した写真(手の平側)

どこが痛いか手首の痛みを確認した写真(手の平側)

 
手の平側にはさらに多くの重要な筋肉が通っています。
指を曲げたり手首を回したり日常生活に欠かせない働きをする筋肉があります。
「手をひねると痛い」「手に力が入らない」などの症状は、手首の内側に問題がある可能性が高くなります。
 

手首の内くるぶし周りが痛い

 
どこが痛いか手首の痛みを確認した写真(内くるぶし)

どこが痛いか手首の痛みを確認した写真(内くるぶし)

 
親指の付け根にある内くるぶし周辺が痛むことも多くあります。
ここは親指に関係する筋肉が通っているので、親指の動きにも問題が起こります。

手首の外くるぶし周りが痛い

 
どこが痛いか手首の痛みを確認した写真(外くるぶし)

どこが痛いか手首の痛みを確認した写真(外くるぶし)

 
小指の下方にある外くるぶしの周囲には、手首の動きに関係する筋肉があります。
例えば「手の平を机に強く押し当てると痛い」などの症状は、この辺の筋肉に問題がある可能性が高いです。
 

手首と指の痛みやシビレ

手首に問題があると、手の平や手の甲、そして指の方まで痛みやシビレが起こる場合も少なくありません。
これは指の曲げ伸ばしをする筋肉が手首~手の平~指先まで伸びているからです。
筋肉の痛んでいる状態はレントゲンやMRIに写らないので、病院の検査では「腱鞘炎」と診断されることが多くなります。
しかし実際に痛い部分を調べると、次の写真のように筋肉が痛んでいると分ります。

手首から指の痛みを調べながらパッチを貼った写真1

手首から指の痛みを調べながらパッチを貼った写真1



浅指屈筋が痛んでいることが分ります。

手首から指の痛みを調べながらパッチを貼った写真2

手首から指の痛みを調べながらパッチを貼った写真2

浅指屈筋と長母指屈筋が痛んでいることが分ります。

手首から指の痛みを調べながらパッチを貼った写真3

手首から指の痛みを調べながらパッチを貼った写真3

浅指屈筋と長母指屈筋が腕まで痛んでいることが分ります。
指の痛みやシビレは良く使う親指や人差し指に起こるケースが多いですが、その他の指が痛んでいる場合もあります。
手首や指の痛みは自分で指を押圧すれば分るので、シビレや動きがおかしいなどの違和感を感じたら押圧して確認してみて下さい。

手首の痛みを和らげるためのセルフケア

効果的なストレッチとエクササイズ

手首の柔軟性を高めるためのストレッチや筋力を強化するエクササイズは、痛みの緩和に役立ちます。

手首をゆっくりと回したり、指を一本ずつ伸ばす運動などが効果的です。

ストレッチは手首の筋肉や腱を柔軟に保ち、血行を促進することで痛みを和らげます。  

例えば手のひらを上に向けて腕を前に伸ばし、反対の手で指先を掴んでゆっくりと手前に引くストレッチは手首の屈筋を伸ばすのに効果的です。

また手のひらを下に向けて同様に行うストレッチは、手首の伸筋を伸ばすのに役立ちます。

これらのストレッチは1回あたり20秒程度、ゆっくりと呼吸をしながら行うのがポイントです。  

エクササイズは手首周りの筋肉を強化することで手首の安定性を高め、痛みを予防する効果があります。

例えば軽いダンベルやペットボトルを持ち手首を上下に動かすエクササイズは、手首の筋力トレーニングに効果的です。

またタオルを絞るような動作は手首の回旋運動のトレーニングになります。  

これらのエクササイズは最初は軽い負荷から始め徐々に負荷を上げていくようにしましょう。

痛みが強い場合は無理に行わず専門医や理学療法士に相談することをお勧めします。

正しいフォームで行うことが重要で間違ったやり方で行うと、かえって痛みを悪化させる可能性があります。  

定期的にストレッチとエクササイズを行うことで、手首の痛みを効果的に和らげることができます。

日常生活に取り入れやすいものから始め継続することが大切です。

テーピングとサポーターの活用

テーピングは手首の動きを制限し痛む部分の負担を軽減します。

市販のサポーターも同様の効果があり、日中の活動時やスポーツ時に活用すると良いでしょう。  

テーピングは手首を固定することで関節の安定性を高め、過度な動きを制限する効果があります。

これにより炎症部位への負担を軽減し痛みの緩和を促します。

テーピングをする際には適切な方法で行うことが重要です。  

皮膚に直接テープを貼るとかぶれることがあるため、アンダーラップテープを使用することをお勧めします。

またテーピングを締めすぎると血行が悪くなるため適切な強さで貼るようにしましょう。  

サポーターは手首を固定するだけでなく保温効果や圧迫効果もあります。

これにより血行を促進し筋肉や腱の回復を助けます。

サポーターは日中の活動時だけでなく夜間睡眠時にも使用することができます。  

特にスポーツをする際には手首を保護するためにサポーターの使用を推奨します。

サポーターには様々な種類があり、症状や目的に合わせて適切なものを選ぶことが重要です。

市販のサポーターだけでなく医師の指示のもとで作成するオーダーメイドのサポーターもあります。

テーピングやサポーターはあくまで補助的な役割であり、痛みの根本的な治療にはならないことに注意しましょう。

痛みがひどい場合は医療機関を受診し、専門医の指示に従って治療を行うことが大切です。

テーピングやサポーターは適切な使い方をすることで、手首の痛みを効果的に和らげ日常生活を快適に送るためのサポートとなります。  

宇宙医学から誕生した「細胞還元療法」によるアプローチ

先にご紹介した応急処置で改善されない場合、手首の筋肉の損傷が激しい可能性があります。

自宅でできる「細胞還元療法」を試してみるのも方法です。

大抵すぐに痛みが緩和できます。

そもそも痛みとは何か? について研究すると以下のことが分かります。

  • 痛みは体で起こる一種の電気現象であること
  • 痛みの電気現象は筋肉細胞で起こること
  • 筋肉細胞が痛むのは活性酸素による酸化が原因

痛みとは何か?についてこちらに詳しく解説

私達の体は60兆個細胞のからできています。

ですから痛みも究極の所細胞の問題です。

痛みを根本から解決するには細胞で起こる問題を理解し解決する必要があります。

しかし現代医学において体の痛みは整形外科になっています。

整形外科は骨折など骨の問題を解決するのが専門です。

ですから体の痛みも骨の問題として扱われてしまうのが今の医療の現実です。

痛んだ細胞を修復する方法を研究された医学博士がいらっしゃいました。

高田蒔医学博士(東北大学:故人)です。

高田博士は現在JAXAでやっている宇宙医学研究の先駆者と言われています。

今から50年以上前になります。

高田博士は宇宙空間には大量のマイナスイオンがありそのマイナスイオンを体の中に入れてやると細胞が若返ることを発見されました。

そして細胞に直接マイナスイオン電子を与えると、老化した細胞・弱った細胞・病気に侵された細胞が活性化され、自らの免疫力・抵抗力・治癒力が高まる などの薬理効果があることも証明されています。

さらに博士は大量のマイナスイオンを体の中に入れることができる医療器も開発され、日本の認定医療器の第一号になっています。

高田博士が開発した医療器

高田博士が開発した医療器

現在も現代医学で解決が難しいガンや高血圧、自律神経、喘息、アトピー、肝硬変、不整脈、慢性腎臓炎、認知症など様々な症状の治療に使っているドクターもいらっしゃるはずです。

これを「細胞活性療法」と言います。

しかしどんなに素晴らしい研究や発見も、現代医学は手術と薬が中心の医療なのでそれらが否定されるような医療が表に出ることは難しく、ごく一部の研究者にしか活用されませんでした。

「細胞活性療法」に関する詳しい解説はこちら

高田医学博士の研究をベースに、誰でも簡単にそして安価に自分でこの「細胞活性療法」を使えるようにしたのが、体の痛い部分に貼るだけで改善する「メディカルイオンシート」です。

痛みがたちまち楽になるので、初めて試した人は「魔法みたい!」とビックリします。

「メディカルイオンシート」に関する詳しい案内

手首が痛い場合どこが痛んでいるか確認しながら(これが一番重要)、下の写真のようにメディカルイオンシートを適当何大きさに切ってペタペタ貼ります。

 手首(手の平側)~手の平~指の治療例

手首(手の甲側)~手の甲~指の治療例

手首(内くるぶし)~指の治療例

手首(外くるぶし)~指の治療例

難しく考えないで手首の痛いところにシートを貼ればいいです。
貼り終わったら手首を動かして見て下さい。
痛みが感じなくなって手首の動きが楽になっているはずです。

手首が痛い場合、肘や腕の方にも問題がある場合が多くなります。

以下の解説も合わせて参照ください。

肘や腕が痛いとき原因となる6つのパターン

日常生活での注意点

長時間のスマホやPC作業は避け適度に休憩を取りましょう。

また重い物を持つ際は手首に負担がかからないように工夫することが大切です。

長時間のスマホやPC作業は手首に過度な負担をかけ、腱鞘炎や手根管症候群など(ほとんどは筋肉の痛み)の原因となります。  

これらの作業をする際は1時間に1回程度5分から10分程度の休憩を取り、手首を休ませるようにしましょう。

また作業環境も重要です。

椅子や机の高さを調整し手首が不自然な角度にならないように注意しましょう。  

キーボードやマウスの位置も手首に負担がかからないように調整することが大切です。

重い物を持つ際には手首だけでなく腕や体全体を使って持つようにしましょう。

手首だけで重い物を持つと、手首に過度な負担がかかり痛みの原因となります。  

特に重い物を持ち上げる際には膝を曲げて腰を落とし、体全体で持ち上げるようにしましょう。

手首に負担がかからないように持ちやすいように工夫することも大切です。  

例えば持ち手の付いたバッグやカートを利用したり、重い物を分割して運ぶなどの工夫をしましょう。

また日常生活での姿勢も重要です。

猫背にならないように正しい姿勢を心がけましょう。  

猫背は手首だけでなく首や肩にも負担をかけ様々な不調の原因となります。

定期的にストレッチを行い筋肉をほぐすことも大切です。  

日常生活でのちょっとした工夫で手首への負担を軽減し、痛みを予防することができます。

意識して手首に優しい生活を心がけましょう。

病院での治療法と受診の目安

専門医の診断と治療

痛みが続く場合や日常生活に支障が出る場合は、整形外科と筋肉の研究をしているドクターの両方を受診しましょう。

専門医による診断を受け適切な治療法(薬物療法、リハビリ、手術など)を検討することが大切です。

ユビーなどのサービスで相談することも可能です。  

整形外科では問診や触診、レントゲン検査、MRI検査などを行い痛みの骨格系の原因を特定します。

正確な診断に基づき患者さんの状態に合わせた適切な治療法を提案します。

しかし筋肉が損傷してる場合は原因不明の診断になるケースも多くあります。

薬物療法では痛みや炎症を抑えるための鎮痛剤や湿布などが処方します。  

リハビリテーションでは手首の可動域を広げたり、筋力を強化したりする運動療法が行われます。

また日常生活での注意点や手首に負担をかけないための指導も行われます。

重症の場合や保存療法で改善が見られない場合は手術が必要になることもあります。  

手術の方法は疾患によって異なりますが、腱鞘切開術や、TFCC修復術、手根管開放術などが行われます。

手術後はリハビリテーションを行い、手首の機能を回復させることが重要です。

参考

手術で良くなる確率は?

ユビーなどのオンライン医療相談サービスでは症状を入力することで適切な医療機関の受診を勧めたり、自宅でできるケア方法などのアドバイスを受けることができます。

ただしオンライン相談はあくまで参考であり、症状が改善しない場合は必ず医療機関を受診しましょう。

自己判断で放置せず専門医の診断と治療を受けることが、早期回復のためには最も重要です。

何が痛みの原因か分からないと全く違った専門医に相談することになり、違った診断になる可能性もあるので注意しましょう。

早期に治療を開始することで症状の悪化を防ぎ、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。

自己免疫疾患の可能性

まれに関節リウマチのような自己免疫疾患が手首の痛みの原因となっている場合もあります。

しかし実際に痛みを調べるとは先に紹介した関節部分の筋肉が原因の場合がほとんどです。

もし他の関節にも痛みがあり心配な場合は早めに専門医に相談しましょう。  

自己免疫疾患とは本来は体を守るはずの免疫システムが、自分の体を攻撃してしまう病気の総称です。

関節リウマチは自己免疫疾患の一種で、関節に炎症が起こり痛みや腫れが生じます。

特に手首や指などの小さな関節に症状が出やすいのが特徴ですが、関節部の筋肉の痛みがリウマチに疑われるケースが多いです。  

関節リウマチの症状は手首の痛みだけでなく、関節の腫れやこわばり、発熱、倦怠感などがみられることもあります。

これらの症状がみられる場合は早めにリウマチ科などの専門医を受診しましょう。

自己免疫疾患は早期に診断し、適切な治療を開始することが重要です。  

治療法は病気の種類や症状によって異なりますが、薬物療法やリハビリテーションなどが用いられます。

関節リウマチの場合は抗リウマチ薬や生物学的製剤などが使用されます。

これらの薬は炎症を抑え関節の破壊を遅らせる効果があります。  

自己免疫疾患は早期に治療を開始することで症状の悪化を防ぎ、日常生活への影響を最小限に抑えることができます。

もし手首の痛みだけでなく他の関節にも痛みがある場合は、自己免疫疾患の可能性を考慮し早めに専門医に相談しましょう。

早期の診断と治療が健康な生活を送るためには非常に重要です。

自己免疫疾患は適切な治療を受ければ症状をコントロールすることが可能です。

手首の痛みを予防するために

正しい姿勢と作業環境

デスクワークをする際は椅子や机の高さを調整し、手首に負担がかからないようにしましょう。

また定期的にストレッチを行い手首の筋肉をほぐすことも効果的です。

正しい姿勢を保つことは、手首だけでなく全身の健康にとっても非常に重要です。  

椅子に座る際は足の裏がしっかりと床につくように高さを調整し、背筋を伸ばして座りましょう。

机の高さも肘が90度になるように調整することが理想的です。

手首が不自然な角度にならないようにキーボードやマウスの位置も調整しましょう。  

モニターの位置も重要です。

モニターの上端が目の高さと同じになるように調整することで、首や肩への負担を軽減できます。

長時間同じ姿勢でいると筋肉が固まって血行が悪くなり手首の痛みを引き起こしやすくなります。  

1時間に1回程度席を立って軽く体を動かすなど休憩を挟むようにしましょう。

休憩時間には手首のストレッチやマッサージを行うと、筋肉がほぐれ血行が促進されます。

デスクワークをする際には手首を休ませるためのグッズを利用するのも良いでしょう。  

リストレストやエルゴノミクスマウスなどは、手首への負担を軽減するのに役立ちます。

また作業環境だけでなく生活習慣も重要です。

バランスの取れた食事を心がけ十分な睡眠をとりましょう。  

適度な運動も全身の血行を促進し筋肉の柔軟性を保つために効果的です。

正しい姿勢と作業環境を整えることで手首の痛みを予防し、快適なデスクワーク環境を実現できます。

日頃から手首に優しい生活習慣を心がけましょう。

症状を悪化させないために

痛みがひどくなる前に早期に対処することが大切です。

自己判断で放置せず必要であれば、整形外科や筋肉を研究している専門医の診断を受けるようにしましょう。  

手首の痛みを放置すると慢性化し日常生活に支障をきたす可能性があります。

痛みが軽いうちに適切な対処をすることが重要です。

まずは手首を安静にし無理な動きを避けましょう。  

痛む部分を冷やすのも効果的です。

応急処置として市販の鎮痛剤や湿布薬を使用するのも良いでしょう。

しかしこれらの処置はあくまで一時的なものであり、痛みが改善しない場合は医療機関を受診する必要があります。  

自己判断で放置すると症状が悪化し、治療が長引く可能性があります。

特に夜間や朝方に痛みが強くなる場合や日常生活に支障が出る場合は、早めに専門医を受診しましょう。

専門医は問診や触診、各種検査を行い痛みの原因を特定します。  

適切な治療法を提案してくれるため安心して治療を進めることができます。

また専門医は再発予防のためのアドバイスもしてくれます。

手首の痛みを放置すると、関節の変形や神経障害などの合併症を引き起こす可能性もあります。  

これらの合併症は治療が困難になる場合があるため早期の治療が重要です。

手首の痛みが気になったら自己判断で放置せずに早めに専門医に相談しましょう。

早期の診断と治療が健康な手首を取り戻すための最も重要なステップです。

まとめ

手首の痛みは放置すると慢性化する恐れがあります。

適切なケアと治療を行い快適な生活を取り戻しましょう。

手首の痛みは様々な原因によって引き起こされます。  

整形外科の診断は使いすぎによる腱鞘炎や、神経の圧迫による手根管症候群、外傷によるTFCC損傷など多岐にわたりますが、整形外科は骨折など骨格系の問題が専門だということを理解して受診しましょう。

免疫学や生理学の「痛みが起こる仕組み」なども理解したうえでの専門科受診をお勧めします。

長く放置すると痛みが慢性化し日常生活に支障をきたすだけでなく、合併症を引き起こす可能性もあります。

そのため早期の診断と適切な治療が重要です。  

自己判断で放置せず専門医に相談するようにしましょう。

手首の痛みを和らげるためにはセルフケアも効果的です。

適切なストレッチやエクササイズ、テーピングやサポーターの活用、日常生活での注意などを意識しましょう。  

しかしセルフケアはあくまで補助的な役割であり、痛みが改善しない場合は医療機関を受診する必要があります。

専門医は患者さんの状態に合わせて、薬物療法、リハビリテーション、手術などの適切な治療法を提案してくれます。  

手首の痛みを予防するためには正しい姿勢を保ち作業環境を整えることが重要です。

また長時間のスマホやPC作業は避け適度な休憩を挟むようにしましょう。

重い物を持つ際は手首に負担がかからないように工夫することも大切です。  

手首の痛みは放置すると慢性化する可能性がありますが、適切なケアと治療を行うことで快適な生活を取り戻すことができます。

諦めずに積極的に治療に取り組みましょう。

健康な手首を保つために日頃から手首に優しい生活を心がけましょう。

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