高齢になると足首や足の甲などに痛みや違和感を覚える人が多くなります。
こんな症状の方にお勧めの記事です!
- 足首が痛い
- 足の甲が痛い
- 足のくるぶしが痛い
このような症状は一種の老化現象として扱われるので、病院や治療院では特別な解決方法もないように思います。
近年、老化現象は体の細胞が酸化して起こることが分かってきました。
しかし老化現象からくる痛みを解決できるのでしょうか?
病院や色々な治療院に行っても良くならなくて悩んでいる方の為に、症状ごとに足痛の原因と解消法を解説します。
足首・足の甲が痛い時の原因と解消法
下の写真左は足首のレントゲン写真です。(骨の状態が分ります)
真ん中は足首から足甲にかけて実際に痛い所を確認しながら、痛い所にパッチを貼った写真です。
実際に足首から足甲が痛んでいるのが分かります。

足首が痛い時原因となる筋肉の確認写真と解説
レントゲンでは骨しか写らないので分からりませんが、この状態を一番右の筋肉図と比較すると足首から足甲の筋肉が痛んでいると分かります。
足首が痛い場合、足首のどこが痛いかで痛んでいる筋肉も違います。
足首の痛みやすい部分ごとに解説します。
足首の前側が痛い時の原因
足首が痛くて歩けなかったり、正座ができない場合があります。
下左写真は足首の痛い部分にパッチを貼って確認した写真です。
足首の前側が痛い時は、脛から足首にかけて前脛骨筋という足首をそらす筋肉が痛んでいます。

足首の前側が痛い原因となる筋肉の確認写真と解説
▶足首の前側が痛い時の解消法
すねから足首部分を指で押圧すると実際に痛んでいる部分がハッキリ分ります。
下写真のように押圧して痛い部分全体に「メディカルイオンシート」を貼ります。

足首の前側が痛い時の施術方法解説
痛んでいる箇所がよく分からない時は大体で良いです。
上右写真のように痛い部分全体にイオンシートを貼ると楽になります。
足首から足の甲まで痛い時の原因
押圧して確認すると足首から足の甲まで痛みが続いている場合も多くあります。
下の写真は足首の痛みを調べて痛い所にパッチを貼った写真です。
足首の前側が痛いケースと似ていますが、足首から足の甲にかけて痛みが見つかります。
この場合は長趾伸筋腱が痛んでいます。

足首から足の甲まで痛い時原因となる筋肉の確認写真と解説
▶足首から足の甲まで痛い時の解消法
足首だけでなくスネから全体に痛い場合は、痛んでいる部分を確認するのも大変なので、どこが痛いかざっと確認したら写真のように全体を覆うように貼ると楽に歩けるようになります。

足首から足の甲まで痛い時の施術方法解説
足首の内くるぶしが痛い時の原因
足首のくるぶし周辺が痛くて歩けないケースもたくさんあります。
足首の前側よりもくるぶし周りが痛い人の方が多いかも知れません。
ハイヒールを履いてひねったり、運動の着地でひねったりして痛めた状態がずっと改善せずにいるケースも多いです。

足首の内側くるぶしが痛い時原因となる筋肉の確認写真と解説
写真は足首をひねった方の事例で、内くるぶし周りのどこが痛いか確認しながらパッチを貼った写真です。
内くるぶし周辺に痛みが確認できます。
これは右イラストで分るように、「長趾屈筋」「長母指屈筋」といったくるぶし周りの筋肉が痛んでいる状態です。
▶足首の内くるぶしが痛い時の解消法
くるぶし周りを指で押圧すると実際に痛んでいる所が分ります。
そこにメディカルシートを適当な大きさに切って貼ると、すぐ楽になり普通に歩けるようになります。

足首の内側くるぶしが痛い時の施術方法解説
痛んでいる部分がよく分らない場合は右写真のように、痛い部分全体にシートを貼れば大丈夫です。
足首の外くるぶしが痛い時の原因
写真は外くるぶし周りが痛くて歩けない人の痛んでいる状態を確認した写真です。
外くるぶしのどこが痛いか確認しながらパッチを貼り調べました。
外くるぶしの裏から足甲の外側にかけて痛んでいるのが分ります。

足首の外側くるぶしが痛い時原因となる筋肉の確認写真と解説
これは外くるぶし周りにある「短腓骨筋」「長腓骨筋」といった筋肉が痛んでいる状態です。
▶足首の外くるぶしが痛い時の解消法
軽く横圧して外くるぶし周りが痛んでいることを確認したら、くるぶしの裏とくるぶしの下にシートを半分に切って貼ります。
痛んでいる部分がよく分らない時は、外くるぶし周辺全体にシートを貼っても良いです。

足首の外側くるぶしが痛い時の施術方法解説
かかとが痛い時の原因と解消法
かかとに痛みが起こって歩くのが辛い場合も多くあります。
病院でかかとのレントゲンを撮っても骨の状態しか写らないので、「(骨に)特に問題ありません」という診断になってしまいます。

▶かかとが痛い時の原因
写真はかかとのどこが痛いか丁寧に確認しながら痛いところにパッチを貼って確認したものです。
確かにかかとに痛みのあることが分かります。
右のかかとイラストと比較すると、かかとの骨(踵骨)と足裏にある足底腱膜の接続部が痛んでいると分かります。

かかとが痛い時原因となる筋肉確認写真と解説
▶かかとが痛い時の解消法
メディカルイオンシートを半分の大きさに切って、横圧して痛い部分(骨と筋肉の接続部分)にはります。
右写真は親指の筋肉まで痛んでいる例です。

かかとが痛い時の施術方法解説
捻挫(ねんざ)の解消法
捻挫が治らなくて悩んでいる方も多いので、参考にご紹介します。
写真は自宅の階段から落ちた際に足を変にひねって、翌日から足を床に着くことができなくなった方です。
病院に行っても結局シップしかなくびっこを引きながらの生活が1週間続いた後、紹介されて来院しました。

捻挫した状態の写真
足首やくるぶし周辺はちょっと触れただけで痛みが起こり、触ることもできない状態でした。
仕方なく本人が痛みを感じる部分全体にシートを貼って治療しました。
1回で(貼り終わった直後)完全に痛みが消えたわけではありませんが、足を床に着けるようになりました。
捻挫や打撲の痛みも筋肉が痛んでいる状態です。
足の甲が痛い時の原因と解消法
足の甲が痛いと言う方も時々います。
写真左は足甲のレントゲン写真です。(骨の状態が分ります)
真ん中は足の甲の実際に痛い所を確認しながら痛い所にパッチを貼った写真です。

レントゲンに写らない足甲の痛みの原因
足甲の中央あたりが痛んでいるのが分かります。
この状態を一番左の筋肉図と比較すると足の甲にある筋肉が痛んでいると分かります。
足甲の痛みやしびれの原因
足の甲全体に痛みやしびれを感じる場合は押圧して確認すると痛みが見つかります。
特に指と指の間にある足甲の筋肉が痛んでいる状態です。
この場合は「短趾伸筋」や足首から伸びる「短母姿伸筋」が痛んでいる状態です。

足の甲が痛い原因の筋肉確認写真と解説
足を床に着けないほど痛い場合はこのような状態です。
足首から伸びる「短母指伸筋」が痛んで、正常に機能できない状態になっています。
▶足甲の痛みやしびれの解消法
押圧して痛みを確認しながら、痛んでいる部分全体にメディカルイオンシートを貼るとすぐに痛みやシビレが感じなくなります。
シートを半分に切って貼るのも方法です。

足の甲が痛くてしびれる時の施術方法解説
足甲や足指付け根の痛み・しびれの原因
足の甲から足指の付け根に痛みやしびれを感じる場合も多くあります。
痛い部分を押圧すると、写真のように痛みが見つかります。
足先が冷たい人はほとんどここの部分に問題が見つかります。

足甲と足指の付け根が痛くてしびれる時原因となる筋肉の確認写真と解説
写真は足甲から足指の付け根にかけて痛みを確認しながらパッチを貼った写真です。
原因はここには「短趾屈筋」という筋肉があり(かかとで歩く時、足の指先を反らせる筋肉)その「短趾屈筋」が痛んでいる状態です。
このような状態だと、歩く時足の指さきに力がしっかり入らない状態です。
▶足甲や足指付け根の痛み・しびれの解消法
押圧して痛みを確認しながら、痛んでいる部分全体にメディカルイオンシートを貼るとすぐに痛みやしびれが楽になります。
シートを半分に切って貼るのがいい方法です。

足甲と足指付け根が痛くてしびれる時の施術方法解説
▶重症な足甲や足指付け根の痛み・しびれ解消法
通常の痛みやしびれの場合は「メディカルイオンシート」を使った方が簡単ですが、足指のしびれが強い場合は、1枚1枚貼るタイプのパッチを使います。
足指を横圧して痛みを確認しながら痛いところにパッチを貼っていきます。
貼り終わると不思議なくらい痛みやしびれが楽になります。

足甲から足指にかけて痛くてしびれる時の施術方法解説
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