こんな症状の方にお勧めの記事です。
- 首の横が痛い
- 肩がこって痛い
- 肩甲骨の付け根が痛い
- 首から肩にかけて痛い
- 後頭部の付け根が痛い
- 首を後ろに反らすと痛い
- 上を向くと首が痛い
「肩や首がこって辛い」「肩甲骨が痛い」「首が回らない」「上を向けない」など首や肩の問題で悩んでいる人がたくさんいます。
またマッサージや整体に行って強くもまれたらもっと悪くなったと言う人もたくさん見てきました。
この記事ではみなさんが自宅で首や肩のこりと痛みを解決できるように、その原因と改善方法について解説します。
この記事を書いた人
- 元文部技官(国立大学の医学部でドクターの研究助手)
- 中国4,000年の秘術奇形療法研究家
- 細胞還元療法研究家
- 痛みの電気現象を停止する実用新案取得
- マイナスイオン応用学会(東京大学内)会員
- 痛み回復サポートセンター代表
- Amazonから本を4冊出版
- Amazonランキング8部門で1位獲得ベストセラー
- インターネット痛み回復指導18年(回復者10,000人突破)
- TV「○ートたけしの家庭の医学」に資料提供
目次
肩がこって痛い時の原因とは?
病院で肩こりの原因が頸椎ヘルニアや頸椎狭窄症と診断されて悩んでいる方も多いかも知れません。
整形外科は骨折など骨を治すのが専門です。
ですからレントゲンなどで骨の問題を調べた結果そのような診断になります。
では、その生理学でどのように学ぶのか最初にお話します。
こりや痛みが起こる原因が分からないと解決方法も分からないからです。
私が一番心配するのは、間違った診断で間違った治療をしてしまった結果、逆に悪化させている人も非常に多いということです。
▶肩のこりと痛みのメカニズム
『痛みのメカニズムを知らない医師』というタイトルでこのように言っています。
腰痛など筋骨格系の痛みのほとんどは、 筋肉のけいれんからくる「筋痛症」が原因です。 簡単に言うと筋肉の痛みです。
ところが 医師の卵は、その肝心な 筋肉の生理学や病態についてはほとんど習わない のです。なぜか 現代医学から「筋肉」がすっぽり抜け落ちてしまっています。
いまの医学教育では「痛みのメカニズム」については、基礎医学の生理学で 臨床の勉強を始める前にちょっと習うだけで、医師になる頃にはすっかり忘れている のが現状だと思います。
つまり痛みのメカニズムを忘れてしまった医師が、習ったことがない筋肉の病態を診ている のです。
そして レントゲンやMRIや関節鏡で見える「骨格異常」が痛みの原因だと教えられ、疑うこともせずそう思い込んでいる のではないでしょうか。
加茂整形外科医院院長の加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』から引用
と言うのが現代医学の現実です。
病院で良くならなくて私の所に相談に来る患者さんが「整形外科に行っても仕方ない」とか「手術したけど良くならない」と言う話をよくします。
実はこういうことが原因だったのです。
筋骨格系の痛みのほとんどは、 筋肉のけいれんからくる「筋痛症」が原因です。
簡単に言うと筋肉の痛みです。
首や肩のこりや痛みは骨の問題でなく、筋肉の問題で起こることが生理学で分かっています。
▶なぜ肩のこりや痛みが起こるのか?
肩のこりや痛みが実は筋肉の問題だということが現代医学でも分かっています。
では「どうして肩のこりや痛みが起こるのか?」と言うことになります。
医学書のベストセラー『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の中で、著者の加茂先生はこのように言っていらっしゃいます。
患部が継続して大きな刺激を受けると、脳はその刺激を受けて自律神経の交換神経が緊張します。
交感神経が緊張すると血管が収縮しその結果血流が悪くなり、筋肉細胞に十分な血液が行かなくなり酸欠状態になって行きます。
筋肉細胞が正常に機能するために酸素は必要不可欠で、酸欠状態は細胞にとって危機的な状況になります」
大きな刺激とは通常仕事やスポーツで筋肉を酷使することを意味します。
そしてストレスも大きな刺激の要因になります。
そうすると交感神経が緊張するので血管が収縮し血流が悪くなります。
血流が悪くなると筋肉細胞に十分な栄養や酸素が行かなくなるので細胞が壊れてしまうということです。
細胞が壊れると筋肉そのものが正常に機能しなくなるので、SOSの電気信号を出して問題が起きている事を知らせるのが痛みという訳です。
▶筋肉細胞が破壊されるメカニズム
国立研究開発法人理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターの渡辺恭良先生はこのように言っています。
私たちの細胞には血液によって栄養と酸素が運ばれ、その栄養を酸素で燃やして活動のためのエネルギーをつくっています。
酸素が燃える時に生じるのが活性酸素です。
活性酸素は増え過ぎると細胞を錆びさせて老化を進めますが、通常は体に備わっている抗酸化力が働いて過剰な活性酸素を除去しています。
しかし活動量が増えたりストレスや環境から心身に負担がかかったりするとそのぶん細胞は頑張らなくてはならず、多くの酸素を使ってエネルギーを作ろうとします。
その結果、活性酸素も大量に発生します。
体内の抗酸化力が追いつかず、細胞自体が錆びついていきます。
免疫学の研究で有名な安保徹先生(新潟大学医学部:故人)もベストセラー本「薬をやめると病気は治る」でこのように言っていらっしゃいます。
交感神経が過度に緊張した状態では、白血球(血液中を流れる細胞の一つ)のうちの顆粒球と呼ばれる細胞がふえます。
顆粒球は活性酸素という毒性の強い物質をまき散らし、これによって体の粘膜細胞(筋膜)が破壊されます。
上図筋肉の構造で分かるように4種類の筋膜があります。
このような筋膜部分が錆びるのでスムーズに伸縮ができなくなるのがこりや痛みの原因となります。
しかし筋肉はレントゲンに写らないので、病院の検査で筋肉の錆びた状態は分かりません。
肩こり首こりに効果的な改善方法
肩こりや首こりや首こりの原因は、活性酸素が体内で発生して筋肉細胞が錆びて破壊されることが根本的な原因である と説明しました。
もう少し詳しく説明します。
正常な細胞をイオンの状態でイメージすると次のイラストのような感じです。
細胞の周りはカリウムイオン(K+)とナトリウムイオン(Na-)に覆われています。
正常な細胞ではカリウムイオンが(K+)が外に排出されて内側がマイナスイオン、外側がプラスイオン状態となり約80mVの電位差が形成されると言われています。
次に、正常な細胞が活性酸素で破壊された状態をイメージすると次の様になります。
細胞が活性酸素で破壊されると、細胞の内側からカリウムイオン(K+)が大量に放出されて細胞の外側全体がプラスイオン集団になってしまいます。
あとで詳しく説明しますが、細胞全体が酸化した状態(錆びた状態)になるわけです。
ですから筋肉細胞全体が酸化して錆びた状態(特に筋膜が酸化しやすい)になると、硬くなって(こり)伸びたり縮んだりできなくなり痛みが起こります。
▶錆びた細胞を正常に戻す方法
酸素は私たちが生きていく上で必要不可欠なものですが、物質を酸化して破壊します。
金属や果物も酸化するとボロボロになったり、腐ったりしてします。
酸化して錆びた10円玉を状態を元のピカピカの状態に戻す方法をご存じでしょうか?
一生懸命磨いたり、削ったりする必要はありません。
水素ガスに入れると錆びた状態がたちまちピカピカになります。
これを還元作用と言います。
水素ガスは錆びた状態を還元します。
私たちは高校の頃授業で、酸化(錆びた)物質は還元によって元の状態に戻ると学びました。
私たちの体は60兆個の細胞からできています。
そして細胞は原子からできています。
原子は陽子と核の周りを回る電子の数が同じだと安定した状態です。
しかし電子の数は色々な影響により変動します。
これにより原子の状態(細胞の状態)も変化すると考えられます。
酸化とは原子の周りを回る電子が奪われて原子がプラスイオン状態の事を言います。
逆に、還元とは電子が増えて原子がマイナスイオン状態を言います。
ですから、プラスイオン状態(酸化)の細胞に、大量のマイナスイオンを供給すれば還元作用が起こり正常な状態の細胞に戻ると考察される訳です。
▶マイナスイオンの薬理効果
日本で最初にマイナスイオンの研究をされた方は高田蒔医学博士(東北大学:故人)と聞いています。
今から50年以上前の話です。
高田博士は旧東北大学を主席で卒業された秀才で、
アメリカ国際アカデミーの名誉会員でもいらしたそうです。
高田博士の素晴らしい功績は、宇宙空間には大量のマイナスイオンが存在しそのマイナスイオンを体の中に入れてやると細胞が若返ることを発見されたことです。
博士は、大量のマイナスイオンを体の中に入れることができる医療器も開発されました。
これを「細胞活性療法」または「細胞還元療法」と言います。
日本の医療器認定の第一号になっているので、これを現在も治療に使用しているドクターもいらっしゃるはずです。
医療器に認定されていると言うことは、マイナスイオンに薬理効果のあることが50年以上前に証明されているということになります。
これは細胞に直接マイナスイオン電子を与えて、老化した細胞・弱った細胞・病気に侵された細胞が活性化され、自らの免疫力・抵抗力・治癒力が高まって治癒する仕組みになっています。
このマイナス電子を発生させる医療器を使って、現代医学で解決が難しいガンや高血圧、自律神経、喘息、アトピー、肝硬変、不整脈、慢性腎臓炎、認知症など様々な症状が改善されたという臨床試験データーがありますが、ごく一部の人しか知りません。
つまり錆びた10円玉が水素ガスでピカピカの状態に戻るように、酸化した細胞はマイナスイオンで還元すると正常に回復することが50年以上前に実証されているのです。
ほとんどの病気は細胞の酸化が原因と言われています。
▶首こり肩こりを改善する細胞還元療法
私の研究テーマは痛みを誰でも自分で解決にできるようにすることです。
これまでお話ししたようにこりや痛みは筋肉の問題で、筋肉細胞が活性酸素で酸化して破壊される為に起こります。
ですから、痛んでいる筋肉に大量のマイナスイオンを届ければ痛みは改善するのではないかと考えました。
▶錆びた細胞を化学で還元するイオンパッチ
実験を繰り返して開発したのがシール状のパッチで、特許庁実用新案になっています。
アルミに銅を貼り付けたパッチです。
アルミと銅は「イオン化傾向」に差があり、アルミはイオン化しやすく銅はイオン化しにくい金属です。
イオン化傾向の異なる金属を電解質溶液中(塩水など)に浸漬すると、両者の標準電極電位が異なるため電位差が生じてマイナスイオンが流れ出します。
そしてイオンと逆方法に電気が流れるので豆電球が点灯します。(電池の原理)
このパッチを体に貼ると次のような化学変化が起こります。
皮膚の表面には汗、皮膚の下には血液が流れているので電解質溶液(塩水など)と似た状態です。
上図「電池の原理」と同様に銅とアルミに電位差が生じてマイナスイオンが発生します。
発生したマイナスイオンは血液によって、瞬時に痛んだ筋肉細胞に届けられます。
すると原子レベルで次のような変化が起こります。
痛んだ細胞の原子は電子が奪われ不安定な状態(プラスイオン状態)になっています。(これを酸化と言います)
外からたくさんのマイナスイオンが供給されると電子の数が増えて、安定した電子状態(マイナスイオン状態)になります。(これを還元と言います)
つまり大量のマイナスイオンを体内に入れると
原子が正常化 ⇒ 細胞が正常化 ⇒ 筋肉が正常化
という変化が起こるのです。
私も最初は信じられませんでしたが、実際に実験するとものすごいスピードで変化します。
細胞や原子レベルでの変化はミクロの世界なのでお見せすることはできませんが、
体の状態の変化は見てすぐに分かるのでちょっとご紹介します。
これらは、痛んだ(錆びた)筋肉部分にイオンパッチを貼って還元した結果です。
このような変化が痛いところにパッチを貼り終えた直後に起こるのを20年間見てきました。
▶肩こり・肩痛の原因チェック方法
肩こりや肩痛の原因が分かったら次にやることは、どこの筋肉に問題かあるのか確認することです。
どこが悪いか分からないと解決できません。
しかし、病院のレントゲン検査等では分かりません。
肩のこりや痛みの原因確認方法
肩のこりや痛みを感じる部分を軽く押圧するとすぐに痛んでいる部分が分かります。
こりや痛みを感じる部分を押圧すると、実際にそこの筋肉が硬くなっているのが分かります。
そして押圧すると強い痛みを感じるので痛んでいるポイントがハッキリ分かります。
その部分にメディカルイオンシートを貼ると下写真のように状態が改善します。
症状別に実践方法を解説します。
写真のようなことが誰でも自宅で簡単にできます。
即効性のある肩こり解消方法
「肩がこる」「肩が痛い」という人は本当に多いです。
マッサージに行く人も多いと思いますが、20年間肩こりに悩む患者さんを見てきて分かったことがあります。
もめばもむほど肩のこりや痛みが酷くなっている人も多いということです。
一口にマッサージと言っても色々あると思うので一概には言えませんが、強く揉まれると悪化する場合が多いようです。
もんでもらうと気持ちいいのは分かりますが、気持ちがいいのと症状が改善するのは違います。
東洋医学では「もむな、たたくな、ひっぱるな」と言います。
これは筋肉を強くもんだりたたいたりすると、錆びて痛んでいる筋膜がもっと痛んでしまうからです。
筋膜が痛むと筋肉がスムーズに伸び縮みできなくなります。
▶右肩(左肩)がこる原因の筋肉
肩のこりや痛みの原因は、肩甲骨と首を繋いでいる「肩甲挙筋」という筋肉の問題がほとんどです。
筋肉細胞が活性酸素で錆びついて正常に機能しない状態と言えます。
触ると「肩甲挙筋」硬くなっているのが自分でも分かります。
上の写真は肩がこって辛い人が実際にどこがどのように痛んでいるのか、押圧して確認しながらパッチを貼って確認したものです。
下の図と比較すると「肩甲挙筋」が痛んでいると分かります。
昔、肩こりは「乳酸」と言う説がありましたが…
肩こりは乳酸が原因と言う説がありましたが、最新の研究はちょっと違うようです。
乳酸はカラダを動かすエネルギーを作るため糖を分解してできる生成物で、以前はこの乳酸が疲労を感じさせる物質として考えられていました。
しかし乳酸はいつまでも筋肉中に溜まっているわけではなく、30分も経てば排出されてしまいます。
日常生活程度の活動で乳酸が溜まるということはほとんど考えられないというのが今の生理学の考え方です。
▶右肩(左肩)がこった時の解消方法
肩こりの解消方法
肩のこって痛いところを確認して、そこに「メディカルイオンシート」をペタペタと貼るだけです。
通常、何分もしないうちにこりや痛みが楽になり、肩がスーと軽くなります。
▶首と肩がこった時の原因筋肉
肩だけでなく首から肩にかけてこりや痛みが辛い場合も本当に多いです。
この場合、実際に痛んでいる状態を調べると写真のように「肩甲挙筋」が首から肩まで痛んでいる場合がほとんどです。
肩甲挙筋とは?
肩甲挙筋は僧帽筋と一緒に肩甲骨を引き上げる働きの時に働きます。
▶首と肩がこった時の解消方法
首と肩のこり解消方法
肩甲挙筋が痛んでいる場合の解消方法は、下写真のように押圧して痛い部分を確認しながら首と肩部分にメディカルイオンシートを貼ります。
貼った後すぐに首や肩がスーと軽くなり、凝りや痛みもそれほど気にならないくらいに変化します。
肩甲骨が痛い時の原因と解消方法
肩や首だけでなく、肩甲骨が痛いケースも少なくありません。
写真左は肩のレントゲン写真です。(骨の状態が分ります)
真ん中は肩の痛い所を確認しながらパッチを貼って確認した写真です。
肩甲骨周辺の筋肉が広範囲に痛んでいるのが分かります。
この状態を一番右の筋肉図と比較すると肩甲骨脇にある菱形筋や棘下筋が痛んでいる状態だと分かります。
あなたの肩甲骨の痛みの原因は筋肉です。
しかし筋肉の痛んでいる状態はレントゲンにも写らないので、病院で検査しても分りません。
▶肩甲骨の付け根が痛い時の原因
肩甲骨の付け根が痛い場合は、横圧して確認すると上左図のように肩甲骨の付け根に沿って痛みが見つかります。
さらに背骨の方にも痛みを感じる場合が多くあります。
背骨と肩甲骨の間には、「菱形筋」という筋肉があります。
菱形筋とは?
背骨と肩甲骨に繋がっていて、肩をすくめる・胸を張るなどの動きの時に働く筋肉です。
「菱形筋」は背骨と肩甲骨につながっているので、骨との接続部分の肩甲骨内側と背骨の付け根が痛みやすくなります。
酷いと「菱形筋」全体が痛んでいる場合もあります。
その場合は背骨と肩甲骨の間全体に痛みが見つかります。
さらに、「肩甲挙筋」(肩こりが起こる筋肉)も痛んでいる可能性が大です。
肩甲挙筋とは?
肩甲挙筋は僧帽筋と一緒に肩甲骨を引き上げる働きの時に働きます。
▶肩甲骨の付け根が痛い時の解消方法
左の写真は、実際にどこが痛んでいるのか丁寧に確認しながら、痛い所にパッチを貼って調べたものです。
肩甲骨の付け根や背骨の部分に痛みが見つかります。
押圧して実際に痛い所を確認しながら、右写真のようにイオンシートを貼ると簡単に解消できます。
▶肩甲骨の上が痛い時の原因
肩甲骨の上、腕の付け根の裏側に痛みを感じる場合もあります。
その場合は、肩甲骨の上、腕の裏部分にある 「棘下筋」という筋肉が痛んでいます。
押圧すると実際痛んでいるのがすぐ分ります。
棘下筋とは?
肩関節を動かす動作の時に作用する筋肉です。
▶肩甲骨の上が痛い時の解消方法
肩甲骨の上、腕の裏付け根部分が痛んでいる可能性があります。
押圧して実際に痛い所を確認しながら、写真のようにイオンシートを貼ります。
イオンシートを貼ると、すぐに肩が軽くなって動きがスムーズになるのが分ります。
首こりの症状と原因
首がこって「左右に回らない」「後に反れない(空を見上げられない)」というケースも多い症状です。
車をバックする時に首が回らなくて後ろを見れなくなったり、首を後に反れないので空を見上げるような動作ができなかったりします。
▶首の横が痛くて左右に回らない時の原因
写真は「首の横が痛い」「首がこって回らないという」という患者さんが、どこがどのように痛んでいるのか確認しながらパッチを貼った写真です。
実際にどこが痛いか確認すると、首の横(耳の下)がこって硬くなっています。
首の「斜角筋」や「乳突筋」が痛んでいると分かります。
斜角筋とは?
斜角筋は首をかしげる時に働く筋肉です。
胸鎖乳突筋とは?
胸鎖乳突筋は、頭を前に倒す・頭を回す・頭を横に曲げるなどの動作の時働く筋肉です。
▶首の後ろが痛くて反れない時の原因
「首の後ろが痛い」「後頭部の首の付け根が痛い」「首を後ろに反らすと痛い」「上を向けない」と言った症状の方も大変多いです。
写真は「首の後が痛くて上を向けない」という患者さんが、どこがどのように痛んでいるのか確認しながらパッチを貼った写真です。
実際に触って確認すると、首の後がこって硬くなっています。
首の後ろが痛い・首を後に反れない場合は、「頭半棘筋」の問題です。
頭半棘筋とは?
頭半棘筋は「頭を後ろに倒す・頭部を横に倒す、頭部を横に回す」などの動きの時に働く首の筋肉です。
疲労や(ストレスで血流が悪くなり筋肉が硬くなる)事故などの衝撃により損傷している可能性が高くなります。
ムチウチ症などもこの「頭半棘筋」が痛んでいるケースが非常に多いのですが、筋肉はレントゲン検査では分りません。
即効性のある首こり解消方法
▶首の右側(左側)がこって痛い時の解消方法
首や肩の痛いところを確認しながら、写真のようにメディカルイオンシート」をペタペタと貼ります。
何分もしないうちに痛みが楽になり、首がスムーズに動くようになります。
パッと状態が変わるのでほとんどの人は「あれ?」と言う顔をします。
▶首の後ろがこって痛い時の解消方法
首の後「頭半棘筋」の部分を押圧すると、筋肉が硬くなっていて痛いのが分ります。
首の痛みを確認しながら「メディカルイオンシート」をペタッと貼ります。
シートを貼るとすぐに痛みが楽になります。
首を後に反らすこともできるようになって、空を見れるようになります。
今まで悩んでいたのがウソみたいにスッキリします。
首こりが引き起こす身体の不調
首のこりは、色々な体の不調を引き起こす原因になる場合があります。
ここでは首こりが関係して起こる3つの症状について解説します。
- ストレートネックの症状と改善方法
- ムチウチの後遺症と改善方法
- 首こりと頭痛の関係
▶ストレートネックの症状と改善方法
病院でストレートネックと言われて悩んでいるいる方もいるかも知れません。
ストレートネックが原因と言われる症状をたくさん解決して分かったことをお話します。
首が思うように後に反れなくて上を向けない(空を見上げられない)のは、ストーレートネックが原因と思っている人が多いと思います。
確かにレントゲンを見ると頸椎がまっすぐになっています。
ですからそのように説明されれば当然だとそうだと思います。
しかし、問題は病院の検査はあなたの骨の状態しか見ていないと言うことです。
ストレートネックとは?
上写真のように本来湾曲している首の骨が、まっすぐな状態になっていることを言います。
なぜこのようにまっすぐな状態になってしまうかと言うと、骨を支えている頭半棘筋が原因(こって硬くなっている)の可能性が高いです。
骨は積み木を重ねたような状態になっていますから、自在に曲がるのが普通です。
骨が一人で勝手に変形するとは考えられないので、骨を支えている筋肉に問題があるために骨がまっすぐな状態になっていると考えたほうが自然です。
上図イラストのように、「頭半棘筋」が首の前後の動きに関係しています。
「頭半棘筋」がこると首の後ろにつっかえ棒をされた状態になり、前後の動きができなくなります。
そのために首の骨の状態がまっすぐになってしまうと推察できます。
頸椎部分の「頭半棘筋」を押圧して確認すると実際に痛んでいるのが分かります。
そこにシートを貼ると首がスーツと軽くなり前後に動くようになります。
たぶんレントゲンを撮るとストレートネック状態も改善している可能性があります。
▶ムチウチ後遺症の原因と改善方法
自動車事故でムチウチになり、骨の問題は解決しているのに後遺症で悩んでいる人がいっぱいいます。
私も少なくない相談を受けてきました。
中にはムチウチ7回という女性もいました。
何年と病院に通いましたが、首の痛みと重苦しい不快感が取れませんでした。
首への衝撃で頸椎が損傷することは理解できます。
しかし、頸椎の損傷が解決した状態でなぜ後遺症が残るのか?疑問でした。
私は本来エンジニアの端くれです。
医学とのご縁の中で今の医学には「筋肉科」がない為にこりや痛みで苦しんでいる人が多い現実を知り、筋肉について研究をするようになりました。
ムチウチ後遺症に悩む方の首の筋肉を調べると、明らかに痛んでいるのが分かります。
首には多くの筋肉があって頭を支えています。
事故の衝撃で損傷するのは頸椎だけで無く、首の筋肉も一緒に痛んでいると考えた方が自然です。(しかし、病院の検査では分かりません)
後から追突された場合は、頭半棘筋という首の筋肉が痛んでいる可能性が非常に高いです。
このような部分に「メディカルイオンシート」を貼ると、高い確率でその場で首の痛みや稼働状態が改善されるケースがたくさん確認されました。
筋肉の損傷した状態はレントゲン検査等では分かりません。
ですからムチウチ後遺症の原因が分からず、治療方法も確立されていないと思われます。
▶首こりと頭痛の関係
肩や首がこっている場合、頭痛持ちの人が非常に多いです。
頭痛はくも膜下など緊急を要する原因の可能性もあるので、病院でMRI検査を受けられることをお勧めします。
検査して明確に原因が特定できない場合は、ここで解説する原因の可能性が高くなります。
生理学上「痛みは筋肉が原因で起こる」訳ですから、頭痛『緊張型頭痛』『偏頭痛』『群発性頭痛』等の多くは頭の筋肉が原因で起こっている可能性が高いです。
知らない人が多いですが、上イラストのように頭にも筋肉があります。
そして頭痛の人のほとんどは首や肩にこりを感じています。(下写真参照)
つまり、肩や首のこりが原因(血流が悪くなった状態)で、頭の筋肉への血流が悪くなり頭痛が起こっていると考えられます。
四十肩・五十肩の原因と改善方法
肩に起こる痛みで一般的に四十肩・五十肩と言われる症状があります。
腕を上げようとすると、肩の付け根に痛みが起きて上げられなくなります。
この症状は一般的な首こりや肩こりとは少し原因が異なります。
主に3つのチェックポイントがありますので、詳しく解説します。
▶腕が上げられない時の原因と改善方法
腕を上げると肩の付け根部分が痛い場合は腕を上げる筋肉が痛んでいます。
筋肉が痛んでいる状態は病院のレントゲン検査では分りません。
写真は、「腕を上げると肩が痛くて上げられない」という方を実際にどこが痛んでいるのか、痛い所を確認しながらパッチを貼って調べたものです。
腕の三角筋から上腕二頭筋が痛んでいる状態だと分かります。
三角筋とは?
三角筋は肩関節の外転動作(上腕を真横に持ち上げる動作)に最も重要な役割を果たしています。
上腕二頭筋とは?
上腕二頭筋は前腕が回外しているときに肘関節の屈曲の主働筋として大きな力を発揮し、肘関節が屈曲している状態は前腕の回外動作で大きな力を発揮します。
しかしこの状態を病院でレントゲンを撮って検査しても、筋肉の損傷状態は写らないので原因が分りません。
腕が上がらない場合は、腕を上げる時に作用する筋肉「三角筋」が痛んでいるケースがほとんどです。
ここを中心に治療します。
腕を上げると肩が痛い時の改善方法
肩の付け根部分を押圧すると三角筋が痛んでいるのがハッキリ分ります。
三角筋は腕を上げる動作で働く筋肉です。
痛みを確認しながら、三角筋痛い部分全体を覆うようにイオンシートを貼ります。
肘から上の上腕二頭筋や上腕三頭筋なども痛んでいる場合が多いので、丁寧に押圧して痛みを確認しながら貼ります。
シートを貼るとすぐに痛みが感じなくなくなり、腕が楽に動かせるようになります。
▶手が後ろに回らない時の原因と改善方法
腕を上げると腕の鎖骨部分に痛みが起きる場合は、腕の付け根から胸にかけての筋肉「肩甲下筋」が痛んでいる可能性が高くなります。
鎖骨周辺に痛みを感じるので鎖骨が痛いように思いますが、実際に調べると筋肉が痛んでいると分かります。
写真は、「腕を上げると鎖骨部分が痛い」という方を実際にどこがどのように痛んでいるのか、痛い所を確認しながらパッチを貼って調べたものです。
腕の三角筋や上腕二頭筋、そして肩甲下筋が痛んでいる状態だと分かります。
しかしこの状態を病院でレントゲンを撮って検査しても、筋肉の損傷状態は写らないので原因が分りません。
肩甲下筋とは?
肩甲下筋は上腕骨を引き付けて肩関節の安定に貢献する筋肉です。
腕相撲をするときに働く胸の筋肉です。
鎖骨が痛いと感じる場合はこの肩甲下筋が痛んでいるケースがほとんどです。
自分で押圧しても痛んでいるのが分かります。
手が後ろに回らない時の改善方法
肩の付け根内側から胸にかけて押圧すると肩甲下筋が痛んでいるのがハッキリ分ります。
肩甲下筋が痛んでいる場合は、写真のように腕の三角筋や上腕二頭筋なども一緒に痛んでいる場合が多くなります。
痛みを確認しながら、肩甲下筋、三角筋、上腕二頭筋など全体にイオンシートを貼ります。
▶腕を前に回せない時の原因と改善方法
肩甲骨の上や肩の裏側に痛みが起こって、腕を前の方に回せない四十肩・五十肩もあります。
この場合、右手で左の肩まで腕が届かなくなります。
その場合は、肩甲骨の上、腕の裏部分にある 「棘下筋」という筋肉が痛んでいます。
押圧すると実際痛んでいるのがすぐ分ります。
棘下筋とは?
肩関節を動かす動作の時に作用する筋肉です。
腕を前に回せない時の改善方法
肩甲骨上から肩部分を押圧して痛みを確認しながらシートを貼ります。
下写真のように非常の広範囲に痛んでいる場合が多いので、丁寧に確認します。
シートを貼り終わったら、腕を左肩方向に回して見て下さい。
最初と全然違うのが分かります。
日常生活でできる首こり肩こりの予防策
先にご紹介した方法が一番簡単で即効性のある方法です。
しかし、一度改善したら二度と悪くならないとは言えません。
生身の体ですから、ストレスや使いすぎで再発することも当然あります。
再発した場合に備えて解決方法をマスターしておくことも大切ですが、予防法も生活習慣の中に取り入れると再発はしにくくなります。
私が色々な文献から学んだ予防法を3つご紹介します。
復習すると、首こり肩こりの原因は次のようです。
大きな刺激によって(仕事やスポーツで筋肉を酷使する)
交感神経が緊張して血管が収縮し血流が悪くなります。
血流が悪くなると筋肉細胞に十分な栄養や酸素が行かなくなるので細胞が壊れてしまう
というのが生理学や免疫学で分かっているこりや痛みの原因です。
ですからこの原因に沿った予防や対策が効果的な予防法になります。
▶ストレスによる肩こり首こり予防法
肩こりや首こりの多くの原因は腕を使う仕事が原因の場合もありますが、多くはパソコンなどを使うデスクワーク等によるストレスが起因しています。
ストレスが交感神経を緊張させて血流障害が起きてしまうので、ストレスを解消または軽減できれば予防法としては一番いいことです。
神経質な性格人はどうしてもストレスをため込んでしまいやすい傾向にあります。
そういう場合は、自分の好きな事、楽しい事をやるといいです。
カラオケでもいいし、旅行でもいいし、とにかく自分が楽しい!と感じる事を生活の中に取り入れることがいいようです。
楽しい!と感じると副交感神経が働くようになります。
免疫学で分かっていることですが、副交感神経が働くと血流が良くなります。
血流が良くなれば全てが細胞レベルから改善の方向に向かいます。
▶血行障害よる肩こり首こり予防法
日常生活で簡単にできる予防方法がもう一つあります。
温泉です!
肩や首のこっている部分は大抵血流が悪くなっているので、冷たく感じます。
ですから血流を良くすれば良いわけです。
それが簡単にできるのが温泉です。
少しぬるめのお湯にゆっくりつかるのが効果的です。
首までつかると長く入れないので、半身浴で少し汗をかくくらいの時間(15分くらい)入るのがベターと言われています。
もちろん自宅の風呂を使ってもOK!です。
最近シャワーだけで済ませる人が多いようですが、ゆっくり風呂に入ると血流も良くなるし、自律神経も副交感神経モードになります。
そうすると気持ちよくグッスリ寝付けるようになります。
▶肩こり首こりストレッチ
デスクワークで疲れたと感じたらストレッチも有効です。
同じ姿勢で緊張した状態を続けるとストレスになるので、肩を回したり首を回したりして筋肉を動かすのも予防につながります。
ネット検索すると色々なストレッチが紹介されているので、自分にあったストレッチを探してみてください。
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もう、10,000人以上の方にお試し頂いています。