- 癌の予防方法を知りたい
- 感染症を防ぐ方法を知りたい
- 健康を維持したい
- すい臓を健康維持する方法を知りたい
- 腎臓の健康維持方法を知りたい
- 風邪やインフルエンザの予防方法を知りたい
こういった健康でお悩みの方にお伝えします。
[box class=”yellow_box” title=”本記事の内容” ]- 重曹水は万能だ!!
- 重曹が癌に有効である2つの理由
- 重曹水の効果的飲み方
- 重曹水を飲むタイミング
この記事を書いている私は、元文部省の国家公務員で国立大学の医学部に採用され、ドクターの研究助手の仕事をしていました。現代医学が痛みの解決に大きな成果を上げていない現実を知り、痛みとは何か?どうしたら解決できるのか?を長年研究。
「瞬時に痛みが消える」不思議な東洋医学との出会いから「簡単!痛み解消法」を開発(特許庁申請) 20年間で原因不明や手術しても痛みが取れない人など15,000人以上解決。インターネットでも腰・膝・肩等の痛み回復方法を指導し10,000人以上の回復実績。
その他薬を使わずに自宅でできる色々な健康法について勉強した内容をお伝えしています。
目次
重曹水は、万能だ!!
マーク・サーカス博士「ダビンチ・ホリスティック医科大学(キプロス共和国)の医師で、東洋医学と農村医学を専門とする先生」の、『 SODIUM BICARBON(ソディウム・バイカーボネイト) 』と言う書籍の内容から紹介します。洋書なので手軽に読めませんが、重曹について興味深いことが、たくさん書かれています。
『 ソディウム・カーボネイト 』というのは、重曹の事です。重曹は、重炭酸塩のことです。天然の独特な応急処置薬と言われてます。
たかが重曹で、こんなにも多くの症状が治せるのか、びっくりします。どんな内容が書かれているのか簡単にご紹介します。
●まず重曹とは一体何なのか?
●どんな性質があるのか?
について書かれています。
重曹は、天然で安全な『抗菌抗カビ剤』で、5パーセントの濃度の重曹水に浸せば、1分以内に食品の表面に付いている菌を無力化できます。
▶①薄めて飲むと、感染症を防ぐ効果
重曹は体内で、細菌や真菌、カビを増殖するのを防ぎます。また重曹で歯を磨くと、歯が綺麗になる(ホワイトニング効果)、歯周病の予防にもなります。
▶②重曹は、体液を『 アルカリ性 』にする
炎症は、体液が『酸性』に傾くほど悪化します。アレルギーも、酸性、アルカリ性のバランスを整えることが非常に重要で、酸性化するほどアレルギー症状も悪化します。
▶③風邪やインフルエンザにも重曹が有効
ティースプーン半分をコップ1杯の水に溶かして、一日2回~6回飲めば、風邪やインフルエンザ、のどの痛みが早く治ると書かれています。
体内のpHバランスは、健康維持にとって極めて重要です。体液が酸性になるほど細胞の老化が進んで、癌や心臓病、糖尿病、高血圧、腎臓病、胆石、骨粗鬆症、関節炎、胸やけ、胃酸の逆流、アルツハイマー病等といった深刻な症状を引き起こすと言われてます。
重曹は、体液を『 アルカリ性 』にすることで様々な疾患を、予防、改善する効果があります。
▶④重曹、重炭酸塩は、すい臓の健康維持に欠かせない
重炭酸が充分にないとすい臓は徐々に劣化し、インスリンを分泌できなくなって、ついには糖尿病になってしまいます。
重炭酸は、ミトコンドリアに直接働いて、細胞のブドウ糖代謝高めます。つまり、重曹は糖尿病の予防や合併症予防にとても有効ということです。
▶⑤重曹は、腎臓の健康維持にとっても有益
腎臓というのは、血液のpHを監視して血液を『弱アルカリ性』に保つ働きをしています。その為腎臓は、一日に約250グラムの重炭酸を作っています。
▶⑥重曹は、胃酸が引き起こす問題にも有効
胃の入り口の括約筋、食道括約筋をしっかり閉じるためには、胃酸の分泌を減らすのではなくて、増やすことが重要だと書かれています。胃酸によって括約筋がしっかり閉じるからです。
また胃酸が逆流するのは、胃酸が多いせいではなく、胃酸が不適切な時間に分泌されることが問題ということです。重曹は、胃酸を中和して胃の粘膜を守ってくれます。
ただし食後に飲むと、炭酸ガスになってゲップが出ますから、食時の1時間前か、食事の1時間半後に、重曹を水に溶かして飲むと効果的です。また胃潰瘍の原因になるピロリ菌も重曹で殺菌できるということです。
この本の後半には癌についても驚きの内容が書かれていて、重曹で癌が治った例がたくさん紹介されています。
重曹が癌に有効である2つの理由
▶1)重曹が細胞に届く酸素を増やす
癌細胞は酸素が無い環境を好みますから、低酸素の状態になると癌の増殖が進んでしまいます。反対に酸素がたくさんあると癌細胞が生存しにくくなり、そして自然に死滅してしまいます。
細胞に届く酸素量は体液に含まれる酸素量ではなく、二酸化炭素によって決まるということです。体内の二酸化炭素の大半は、重炭酸の形で体液に溶け込んでいて、強い血管の拡張作用があります。重曹は体液の二酸化炭素の量を増やして血管を拡張させます。
また重曹は、体液をアルカリ性にすることで、体液の溶存酸素量(酸素が溶け込める量)を増やします。溶存酸素量は、体液のpHで変わります。理想は、pH7.4の弱アルカリ性です。
pHが下がるほど酸性になり、pH「1」下がると溶存酸素は10分の1になります。pHが、「2」下がると溶存酸素は、100分の1になってしまいます。
体液のpHは、尿で確認できます。もしも尿のpHが、「5.4」ならば、細胞に届く酸素は、正常レベルのたった1パーセントしかないということです。
このような低酸素状態になると、細胞は酸素を使わないでブドウ糖を代謝します。そうすると乳酸が発生して細胞の周囲が酸性に傾きます。そうして酸性になるとますます細胞に酸素が来なくなります。
こうして癌に適した環境になってしまうわけです。重曹は、体液の二酸化炭素の量を増やすことで、血管を拡張させて さらに体液をアルカリ性にすることによって、溶存酸素量を増やし、こういうことで細胞に届く酸素が増えるわけです。
▶2)重曹がカビを殺す
実はカビが癌の大きな原因になっているということです。重曹は、カビを殺菌することによって癌を撃退させる。ということが書かれています。
掃除に使ったり、調理に使ったりする身近な重曹が、ここまでいろいろな疾患に有効というのは、かなり驚きの内容だと思います。
人は健康な人でも、学説によると一日に癌細胞が5000個くらい生まれてるとのことですが、生き物というものは環境が良ければ成長するし、悪ければ死滅します。
癌になる人、ならない人の違いは人間の体が、癌細胞の成長に適した環境であれば育って腫瘍になるでしょうし、悪い環境ならば育たないだけのことなのです。
人間それぞれの食習慣、水分摂取で体内環境は大きく変わるので、本人次第なのです。
重曹水の飲用で、体内環境を一番理想な弱アルカリ性に簡単にできる。
食事、飲料水により、体内のpHが酸性に傾いてることで、体調を崩してたりするわけですから、手っ取り早く短時間で体内環境を変えられる重曹水はお勧めです。
▶重曹の問題点は味
癖のある味なので、無理な人は無理かもです。おいしくないものを継続摂取するのは難しいです。
また初めて重曹水飲用を始めると、体質が直ぐに馴染まなくおなかが緩むことがあります。(個人差あります)
重曹水の効果的な飲み方
最初は1グラムくらいから初めて、慣れてくると2グラムでも割と平気になってきます。小さなコップ1杯(100cc)に対して、1グラムから2グラム飲むのがおすすめです。
水の量は、自分が飲める濃度に薄めます。最初は薄めの濃度で飲用するのが良いでしょう。重曹は完全に溶かして飲んでください。
重曹水の味に慣れてしまうと何ともないのですが、最初はどうしても飲みにくくて味的に嫌だという方にはブドウ糖がお勧めです。ブドウ糖の粉末を、6グラムから12グラム位溶かすと、重曹の味が気にならなくなって、スポーツドリンク的な味で飲用できます。
重曹だけでは飲めないという人は、ブドウ糖の粉末をお使いになるといいと思います。
飲むタイミング
食後に飲むと、胃酸と重曹が反応して炭酸ガスに変わってしまって、ゲップが出やすくなります。食後には飲まないで、胃が空っぽの時に飲むといいです。
食前30分位で飲むとか、寝る前に飲む、朝一起きてすぐに飲むなどの飲み方がおすすめです。始めて間もないころは、一日に1から2回がおすすめです。体が慣れてきたら、回数を増やしても良いです。
重曹とクエン酸を混ぜて飲む方法をすすめる人もいますが、混ぜると炭酸水に変わります。炭酸水としてはおいしく飲むことができますが、重曹の効果はなくなってしまいます。
重曹のアルカリパワーが、二酸化炭素に変わってしまうからです。二酸化炭素に変わってしまうと、重曹のアルカリ効果が無くなってしまうので、クエン酸の効果しか得られないことになります。重曹の効果を期待するのであれば、クエン酸と混ぜない方がよろしいです。もしも混ぜるのであれば、ブドウ糖の粉をおすすめします。
重曹は、食品ですので食品としても購入できますし、掃除用具としても購入できます。おすすめはドラッグストアで売られているものです。1キロ¥500円でおつりがくる位です。
そういった重曹をおすすめします。
以上、重曹の効用と飲み方について解説しました。