座骨神経痛の原因と自宅でできる解消法
こんな症状の方にお勧めの記事です!
- 病院で座骨神経痛と言われた
- おしりから太ももの裏側が痛い
- 太ももの裏側から膝裏・ふくらはぎまで痛い
座骨神経痛とは?
座骨神経痛と呼ばれる痛みで悩んでいる人もいっぱいいます。
ヘルニアや脊柱管狭窄症と並んで多い症状です。
私もこれまで1,000人以上解決してきましたが、座骨神経痛は病院で解決できない症状の一つです。
坐骨とはイスに座った時、イスの板に当たるお尻の骨の事です。
坐骨神経はお尻を通って、太腿の裏、ふくらはぎを通って足先まで伸びています。
この神経が圧迫されて、腰~お尻~太腿~ふくらはぎに生じるというのが整形外科で言う座骨神経痛の症状です。
「座骨神経が痛みの原因」は本当か?

座骨神経痛の痛みを調べた写真
上の写真は座骨神経痛と診断された人が実際どこが痛いか調べながら、痛い所にイオンシートを貼った写真です。
- お尻の筋肉
- 太ももの裏の筋肉
- ふくらはぎの筋肉が痛んでいることが分ります。
筋肉が硬くなって正常に伸びたり縮んだりできない状態になっています。
その筋肉が無理に伸ばされた時に痛みが起こります。

加茂形外科医院院長・加茂淳先生は著書の『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の中でこのように言っています。
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋
痛みというのは通常、神経線維の先端についている痛みセンサーだけがキャッチします。痛みセンサーが電気信号を脳に伝えてはじめて痛みとして感知されるのです。 神経の途中で痛みが発生したり感知されることはありません。
下記記事で詳しく解説しました。
ドクターもほとんどの治療家も体のどこが痛いか実際に触って調べたりしないのでたぶんそのようなことは分りません。
レントゲンで筋肉の損傷は分かりません。
座骨神経痛が起こる主な原因は?
座骨神経痛に悩む方を何千人と施術して分った事があります。
ほとんどは職業病です。
仕事で筋肉に負荷をかけた結果痛んでいるパターンが一番多い状態でした。

座骨神経痛の多くは職業病
上の右写真は電気工事をしている方の症状です。(実際はお尻も痛んでいます)
なぜこんなに右側だけ腰~お尻~太腿~ふくらはぎが痛んでいるかと言うと、電気工事士さんは腰袋を下げているからです。
作業に必要な道具を入れていますので、10~20キロという重さです。
それを下げて(大抵は右側に下げる)毎日仕事をしますから、右側の腰から下に重さがかかって、右側の筋肉が痛むようになります。
大工さんとか、床屋さんとか仕事は違っても、どちらかに重心をかけて仕事をするので、日々それが繰り返されて片側にだけ痛みが起こるようになる分けです。
座骨神経痛を自宅で解消する方法
座骨神経痛は痛みが広範囲なので、慣れないと少し難しいかも知れません。
分かりやすく痛みが起こる部分ごとに解説します。
基本的に座骨神経痛と言われる痛みは下図のような部分に起こります。

座骨神経痛の痛みが起こるポイント
「お尻と太腿だけ痛い」「腰とふくらはぎが痛い人」実際に痛い状態は個人個人違います。
全部解説しますので参考にしてください。
座骨神経痛を一気に解決するには、原因になっている腰の痛み、お尻の痛み、太腿の痛み、膝裏の痛み、ふくらはぎの痛みを一緒に施術する必要があります。
最初に腰の痛みから解説します。
①座骨神経痛で腰が痛い時の原因

座骨神経痛で腰痛の原因となる筋肉

座骨神経痛で腰痛の原因となる腰方形筋
腰痛の原因が何かというと、骨盤の上にある「腰方形筋」という筋肉の問題です。
腰方形筋は上図のように骨盤にくっついていて、腰方形筋を上に収縮させることによって骨盤を持ち上げ股関節を上げる役割をします。
腰方形筋は、主に体を横に曲げたり、上半身を後ろに反らしたりする動作の時に大きく働きます。
日常の生活では、空を見上げたりカバンを体の横に置いたりする動作の時に作用します。
この筋肉が重要なのは、骨盤にくっついているので姿勢に大きく影響する筋肉だということです。
この筋肉が痛むと骨盤が歪んだり位置がずれたりします。
腰痛の人の腰方形筋を確認すると、左右の状態があきらかに異なる(片方の腰方形筋が硬いなど)場合が多く腰痛の原因になります。

座骨神経痛で腰痛の原因となる筋肉の損傷状態
片側に負荷をかける状態で仕事をしていると、筋肉と骨の接続部分に負荷がかかるので痛み易い訳です。
上写真は両側の骨盤付け根が痛んでいますが、座骨神経痛の場合は片側だけ痛い場合が多いです。
座骨神経痛で腰が痛い時の解消法

座骨神経痛で起こる腰痛の解消法
写真のように骨盤の付け根に沿って「メディカルイオンシート」貼ると、痛んでいる筋肉細胞に変化が起こり貼った直後(2~3分)に痛みが楽になります。
※腰痛解消法の記事も参考にして下さい。
②座骨神経痛でお尻が痛い時の原因

座骨神経痛でお尻が痛い時原因
お尻の筋肉は上図のようになっています。
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座骨神経痛でお尻が痛い時原因となる筋肉
お尻の奥深い部分の筋肉なので、少し強めに押圧すると実際痛んでいるのが分ります。
座骨神経痛でお尻が痛い時の解消法

座骨神経痛でお尻が痛い時の解消法
お尻の痛い部分に、写真のように「メディカルイオンシート」を貼ります。
お尻全体が痛んでいる場合が多いので、痛みを押圧して確認しながら痛んでいる部分全体を覆うように貼ります。
※腰痛解消法の記事も参考にして下さい。
『お尻まで痛い腰痛の原因と解消法』
③座骨神経痛で太ももの裏が痛い時の原因

座骨神経痛で太ももの裏が痛い時原因となる筋肉
歩くと太腿の裏側(真ん中よりやや外側)に痛みが起こったり、苦しくて歩けない場合があります。
この場合は写真のように『太腿裏の大腿二頭筋』という筋肉が痛んでいます。
多くの場合膝の裏側まで苦しくなります。
座骨神経痛で太腿の裏が痛い時の解消法
うつぶせになった状態で太腿裏側の痛い部分を手の甲で軽く押圧します。
すると実際に痛んでいる部分がハッキリ分ります。
そして筋肉が硬くなっているのが分ります。
その痛んでいる部分全体に写真のように「メディカルイオンシート」を貼ります。

座骨神経痛で太ももの裏が痛い時の解消法
上の写真は太腿の裏側が痛んでいる状態ですが、下写真のように実際に調べてみると太腿の裏側だけでなく、太腿の外側まで広範囲で痛んでいるケースが少なくありません。
両方確認して貼って下さい。
④座骨神経痛でふくらはぎが痛い時の原因
ふくらはぎの外側に痛みが見つかる場合も多くあります。
これは下腿三頭筋のさらに下にある「長趾伸筋」や「長母指屈筋」といった筋肉が痛んでいます。

座骨神経痛でふくらはぎが痛い時の原因
ふくらはぎの外側にある骨(腓骨)の付け根に沿って痛みが見つかります。
大抵くるぶしの裏まで痛みがあります。
座骨神経痛でふくらはぎが痛い時の解消法
押圧して痛んでいる部分を確認しながら、ふくらはぎの外側にある骨(腓骨)の付け根に沿ってメディカルシートを貼ります。
写真のように外くるぶしの裏側まで痛んでいる可能性があるので、必ず確認してください。

座骨神経痛でふくらはぎが痛い時の解消法
上写真のように足の甲まで痛みが続いているケースもあるので、痛みやシビレがあれば追加して貼ります。
全部貼り終わるとこんな感じになります。

座骨神経痛施術
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