病院では教えない痛みのメカニズムと膝痛

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膝の痛みが本当は筋肉の問題で起こることは現代医学でも分かっています。

しかし筋肉の損傷はレントゲンに写らない、そして今の医学には「筋肉科」がないと言う現実が膝痛を解決する良い方法が見つからないのです。

では「どうして膝の痛みが起こるのか?」と言うことから考えて見たいと思います。

 

痛みのメカニズムと膝痛

 

医学書のベストセラー『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の中で、著者の加茂先生はこのように言っていらっしゃいます。

 

患部が継続して大きな刺激を受けると、脳はその刺激を受けて自律神経の交換神経が緊張します。

交感神経が緊張すると血管が収縮しその結果血流が悪くなり、筋肉細胞に十分な血液が行かなくなり酸欠状態になって行きます。

筋肉細胞が正常に機能するために酸素は必要不可欠で、酸欠状態は細胞にとって危機的な状況になります」

 

大きな刺激というのは通常仕事やスポーツで筋肉を酷使することを意味します。

そしてストレスも大きな刺激の要因になります。

 

そうすると交感神経が緊張するので血管が収縮し血流が悪くなります。

血流が悪くなると筋肉細胞に十分な栄養や酸素が行かなくなるので細胞が壊れてしまうということです。

 

筋膜には交感神経が張り付いてコントロールしている

筋膜には交感神経が張り付いてコントロールしている

 

細胞が壊れると筋肉そのものが正常に機能しなくなるので、SOSの電気信号を出して問題が起きている事を知らせるのが痛みという訳です。

 

▶筋肉細胞が壊れるメカニズム

 

国立研究開発法人理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターの渡辺恭良先生はこのように言っています。

 

私たちの細胞には血液によって栄養と酸素が運ばれ、その栄養を酸素で燃やして活動のためのエネルギーをつくっています。

酸素が燃える時に生じるのが活性酸素です。

活性酸素は増え過ぎると細胞を錆びさせて老化を進めますが、通常は体に備わっている抗酸化力が働いて過剰な活性酸素を除去しています。

しかし活動量が増えたりストレスや環境から心身に負担がかかったりするとそのぶん細胞は頑張らなくてはならず、多くの酸素を使ってエネルギーを作ろうとします。

その結果、活性酸素も大量に発生します。

体内の抗酸化力が追いつかず、細胞自体が錆びついていきます。

 

活性酸素によって筋肉が痛むイメージ

活性酸素によって筋肉が痛むイメージ

 

免疫学の研究で有名な安保徹先生(新潟大学医学部:故人)もベストセラー本「薬をやめると病気は治る」でこのように言っていらっしゃいます。

 

交感神経が過度に緊張した状態では、白血球(血液中を流れる細胞の一つ)のうちの顆粒球と呼ばれる細胞がふえます。

顆粒球は活性酸素という毒性の強い物質をまき散らし、これによって体の粘膜細胞(筋膜)が破壊されます。

 

細胞の4種類の筋膜解説図

細胞の4種類の筋膜解説図

 

上図筋肉の構造で分かるように筋肉には4種類の筋膜があります。

このような筋膜部分が錆びる為にスムーズに伸縮ができなくなるのが膝痛の原因となります。

しかし筋肉はレントゲンに写らないので、病院の検査で筋肉の錆びた状態は分かりません。

 

▶老化現象と膝痛

 

膝の痛みは仕事やスポーツで筋肉を酷使することによって起こるとお話しましたが、もう一つ避けることのできない原因があります。

それは老化です。

私たちの体は老化します。

 

 

老化とは何か?

ネットで検索すると「活性酸素で細胞が錆びる現象」だと分かります。

 

細胞の老化の仕組み

細胞の老化の仕組み

 

活性酸素は体に様々な悪影響をもたらします。

 

活性酸素が発生する要因と起こる病気

活性酸素が発生する要因と起こる病気

 

ですから膝痛が老化現象で起こる場合もたくさんあります。

高齢の方の膝痛はほとんど「老化現象」かも知れません。

病院に行くと「老化現象ですね…」と言われることもありますが、老化現象を手術や薬で改善することはできません。

 

「活性酸素で細胞が錆びる現象」を改善する方法については別記事「即効性のある膝痛解消法」でご紹介します。

 

 

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