肩に起こる痛みで一般的に四十肩・五十肩と言われる症状があります。
腕を上げようとすると、肩の付け根に痛みが起きて上げられなくなります。
この症状は一般的な首こりや肩こりとは少し原因が異なります。
主に3つのチェックポイントがありますので、詳しく解説します。
四十肩・五十肩の原因と解消法
四十肩・五十肩の症状は、整形外科に行ってレントゲンやMRI検査をしても原因不明と言われるケースがたくさんあります。
また首のレントゲンを撮って「頸椎ヘルニア」と診断されることもあります。
四十肩・五十肩の痛みの原因は筋肉です。
しかし、筋肉が痛んでいる状態はレントゲンに写らず、今の医学には「筋肉科」がないのでそのような診断になってしまうのが医療の現実です。
腕が上がらない時の原因
写真は、「腕を上げると肩が痛くて上げられない」という方を実際にどこが痛いのか、痛い所を丁寧に確認しながらパッチを貼って調べたものです。
肩の付け根、腕、胸の方まで広範囲に痛んでいるのが分かります。

腕を上げると肩が痛い原因確認写真
腕を上げると肩の付け根部分が痛い場合は、腕を上げる筋肉が痛んでいるということです。
しかし筋肉が痛んでいる状態は病院のレントゲン検査では分りません。

肩が痛くて腕が上がらない原因
肩の付け根にある「三角筋」から腕の「上腕二頭筋」が痛んでいる状態だと分かります。
しかしこの状態を病院でレントゲンを撮って検査しても、筋肉の損傷状態は写らないので原因が分りません。
腕が上がらない場合は、腕を上げる時に作用する筋肉「三角筋」が痛んでいるケースがほとんどです。
ここを中心に治療します。
腕が上がらない時の解消法
肩の付け根部分を押圧すると三角筋が痛んでいるのがハッキリ分ります。
三角筋は腕を上げる動作で働く筋肉です。
痛みを確認しながら、三角筋や上腕二頭筋の痛い部分全体を覆うようにイオンシートを貼ります。

腕を上げると肩が痛い治療事例
腕が後に回らない時の原因
腕を後に回す動作をすると、腕の鎖骨部分に痛みが起きるケースも多くあります。
この場合は腕の付け根から胸にかけての筋肉「肩甲下筋」が痛んでいる状態です。
鎖骨周辺に痛みを感じるので鎖骨が痛いように思いますが、実際に調べると筋肉が痛んでいるのが分かります。

後に手が回らない原因を調べた写真
写真は、「腕を後方に回す動作をすると鎖骨部分が痛くてできない」という方が実際にどこがどのように痛んでいるのか、痛い所を確認しながらパッチを貼って調べたものです。
腕の三角筋や上腕二頭筋、そして肩甲下筋が痛んでいる状態だと分かります。
しかしこの状態を病院でレントゲンを撮って検査しても、筋肉の損傷状態は写らないので原因が分りません。
鎖骨が痛いと感じる場合はこの肩甲下筋が痛んでいるケースがほとんどです。
自分で押圧しても痛んでいるのが分かります。
手が後ろに回らない時の解消法

手が後ろに回らない時の解消法
肩の付け根内側から胸にかけて押圧すると肩甲下筋が痛んでいるのがハッキリ分ります。
肩甲下筋が痛んでいる場合は、写真のように腕の三角筋や上腕二頭筋なども一緒に痛んでいる場合が多くなります。
痛みを確認しながら、肩甲下筋、三角筋、上腕二頭筋など全体にイオンシートを貼ります。
腕を前に回せない時の原因
肩甲骨の上や肩の裏側に痛みが起こって、腕を前の方に動かせない四十肩・五十肩もあります。
この場合、右手が左の肩まで腕が届かなくなります。

腕が前に回せない人の原因を確認した写真

その場合は、肩甲骨の上、腕の裏部分にある 「棘下筋」という筋肉が痛んでいます。
押圧すると実際痛んでいるのがすぐ分ります。
腕を前に回せない時の解消法
肩甲骨上から肩部分を押圧して痛みを確認しながらシートを貼ります。
下写真のように非常に広範囲に痛んでいる場合も多いので、丁寧に確認します。

腕を前に回せない人の痛みを確認して治療した写真
シートを貼り終わったら、腕を左肩方向に回して見て下さい。
最初と可動範囲が全然変わるのが分かります。
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