腰痛や膝痛と言った症状で病院に行くと、レントゲンを見せられながら痛みの原因は
1)神経が圧迫されているので腰痛が起こる
2)軟骨がすり減って骨と骨がぶつかって膝痛が起こる
と言う風に説明されるケースが多いはずです。
しかし本当にそうなのか?
医師という肩書きのある人が言うことですから信じるのは当然ですが、私が色々な文献を読んで分かった事をお話したいと思います。
先に言っておきますが、何を信じるかはあなたの自由です。
一つの情報としてお伝えしたいと思います。
「神経が圧迫されて痛い!」は本当か?
腰痛の代表とも言えるヘルニアは、上図イラストのように椎間板の髄核が飛び出して神経を圧迫する為に痛みが起こるという説明されます。
もう一つの代表『脊柱管狭窄症』は背骨や椎間板、関節、靭帯などで囲まれた脊髄の神経が通る細い管が、老化による背骨の変形や、椎間板の膨張、靭帯が厚くなって神経の通る脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて痛みが起こるということです。
しかし私は文部技官として医学部で医者の研究助手をしていた時、手術して神経が圧迫された状態が解決しても痛みは解決しない現実に「おかしいな…」と疑問を感じていました。
その疑問を解決して頂いたのが加茂整形外科医院の加茂淳院長先生でした。
医学書のベストセラー『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の中で加茂先生はこのように言っていらっしゃいます。

痛みというのは通常、神経線維の先端についている痛みセンサーだけがキャッチします。
痛みセンサーが電気信号を脳に伝えてはじめて痛みとして感知されるのです。
神経の途中で痛みが発生したり感知されることはありません。
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋
椎間板が神経を圧迫しても痛みは生じない
「ヘルニアが痛みの真犯人」という説に明らかな矛盾があることを医師のほとんどが知っています。
疼痛生理学の権威マイアミ医科大学のヒューバート・ロズモフ教授も「椎間板ヘルニアが痛みを引き起こす可能性は、3%にも満たない」と言っています。
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋
「脊柱管狭窄症」が腰痛の犯人?これも、誤り
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋
「神経は痛みを伝える一種のセンサー」と言うのが医学の基本的な考え方です。
写真のように神経の先端は感覚受容器というセンサーになっています。
このセンサーで痛みの電気信号をキャッチすると脳に伝えられれて痛みを感じる仕組みになっています。
神経の途中にはセンサーがないので、痛みの電気信号をキャッチすることはないのです。
100歩ゆずって「神経圧迫されて痛い」がもし本当だとすると、足の裏には神経がいっぱいあります。
ですから歩くたびに圧迫されて(しかも何十キロの重さで)、痛くて歩けないという理屈になってしまいますよね。
でも、手術して良くなる場合も確かにあるのです。
たぶん30%くらい…??(ある大きな病院の整形外科のドクターが手術して良くなる確率は30%と言っていました。今と変わらない確率40%・もっと悪くなる確率30%だそうです)
良くなるケースもあるので「痛みは神経の圧迫」という定説を信じてしまうのですが、そのことについても加茂先生は次のように言っていらっしゃいます。
手術で治ることがあるのは手術時の体位によっては全身麻酔で筋肉がゆるみ、筋肉のけいれんが止まってしまうことがあるからかもしれません。
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋 「手術で治ることがある理由」
軟骨がすり減って膝痛が起こるは本当か?
「軟骨がすり減って、骨がぶつかるから痛みが起こる」という説明を軟骨理論と言います。
これもレントゲンで分かることですから、軟骨がすり減っているのも骨がぶつかるのも間違いありません。
この整形外科の説明で矛盾するのは『骨がぶつかって痛い』という考え方です。
現代医学の常識ですが痛みは神経の問題です。
ところが骨そのものには神経がありません。
虫歯の治療を思い出してみて下さい。
歯も骨の一種ですが削っても痛くはありません。
神経にぶつかるとズキーン!と痛みます。
初めて手術室に入った時、ドクターがガンガン骨を削るのを見ました。
手術が終わってからドクターに「ガンガン骨を削って痛そうですよね」と尋ねたのです。
するとドクターは「長岡君、骨には神経がないから骨が痛いと言うことはないんだよ」と教えてくれた事を今でも覚えています。
「骨がぶつかって痛い」と言うのは誤解です。
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