側湾症の原因と解消法

側弯症の原因 側湾症や座骨神経痛の原因となる筋肉の解説と対処法

こんな症状の方にお勧めの記事です!

  • 背中が曲がっている(側湾症)
  • 側湾症が病院に行っても良くならない
  • 背骨が曲がって腰も痛い
  • どこに行っても良くならない

側湾症の原因と解消法

 

この記事では背中が曲がる側湾症でお悩みの方が自宅で痛みを和らげられるように、痛みの原因と改善方法について解説します。

側湾症も病院や色々な治療院に行ってもなかなか良くならない症状です。

 

どうして痛みが楽にならないのか?

私が20年痛みの研究をして分かったことは、痛みの原因のほとんどは「筋肉」だということです。

これは現代医学の生理学で分かっていることで医者も卵の時にそう学びます。

 

加茂形外科医院院長・加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の中で加茂先生が痛みと筋肉について詳しく解説していますので私のこちらの記事を参考にして下さい。

『ほとんどの人が知らない腰痛の原因とメカニズム』

 

ながおか
 

ところが筋肉はレントゲンに写らないので病院で検査しても分かりません。

そしてどういう訳か病院には「筋肉科」がありません。

 

ですから筋肉の問題を研究しているドクターや治療家はほとんどいないかも知れません。

大抵はレントゲンで分かる骨や神経など別の原因になってしまうので良くならないのです。

 

背中が曲がる側湾症の本当の原因は?

 

側湾症の原因が骨盤の歪みに起因していると分かる写真

側湾症の原因が骨盤の歪みに起因していると分かる写真

 

程度の差はありますが、写真のように側弯症(背中が曲がっている)人はたくさんいます。

エプロンを掛けると片方がずり落ちてくる人も多いと思いますが、これは側湾症で体が傾いているからです。

 

病院でレントゲンを撮るまでもなく背骨が曲がっていることは間違いありません。

整体院等でも「背骨が歪んでいる」「骨盤が歪んでいる」と指摘されると思います。

それも間違いありません。

解決するために重要な問題は何故曲がるかということです。

 

どうして背中が曲がるのか?

 

骨盤の歪みと側湾症の関係

骨盤の歪みと側湾症の関係

 

写真で分かるように背中が曲がっている状態に目が行きますが、よ~く写真を見ると実は骨盤が傾いているのが分かります。(写真を見て下さい)

骨盤が傾いて右のお尻がイスから浮いている状態が分りますね。 

下イラストで分かるように背骨は骨盤の上に立っています。

 

骨盤が歪むと背骨が曲がる理由

骨盤が歪むと背骨が曲がる理由

 

正常な状態だと背骨は骨盤にたいしてまっすぐに立っています。

しかし骨盤が傾くと立っている背骨も傾くことになります。 

背骨が曲がっていることに目が行きますが、実はこれが側湾症の本当の原因です。

 

側湾症の女性(骨盤が歪んでいる事例)

側湾症の女性(骨盤が歪んでいる事例)

 

背骨が曲がるのは骨盤が歪んで傾いているのが原因ということを理解頂けたでしょうか。

次の問題はなぜ骨盤が歪んで傾くのか?という事です。

それが分からないと間違った治療になってしまう危険性があります。

 

背中が曲がっている事にどうしても目が行きますが、側湾症の人は大抵腰痛を伴っています。

そこに本当の問題が隠れています。

 

骨盤が歪む原因となる筋肉の解説

骨盤が歪む原因となる筋肉の解説

 

背中が曲がっている人は大抵慢性的な腰痛を抱えています。

上写真は体の構造です。

骨盤の上の左右に「腰方形筋」という筋肉があります。

 

私の施術はどこが痛んでいるか確認することから始まるので、必ず患者さんの体に触れて痛みや状態を確認します。

この「腰方形筋」に触ると硬くなっていて、押圧すると強い痛みを感じます。

腰痛の原因です。

 

骨盤が歪む原因となる腰方形筋について解説

骨盤が歪む原因となる腰方形筋について解説

 

そして上図のように左右の「腰方形筋」の筋肉の状態が全く違っています。 

片方は伸びた状態で硬くなり、もう一方は縮んだ状態で硬くなっています。

そして骨盤と肋骨に繋がっているので、 長いつっかえ棒と短いつっかえ棒で両側から固定された状態になっています。

 

ところがこのような状態を病院に行ってレントゲンを撮っても分りません。

筋肉はレントゲンやMRIに写らないからです。

骨の曲がった状態だけが写るので骨の問題と誤解されてしまうのです。

 

自宅でできる側湾症の解消法

 

最初軽く押圧して実際に痛んでいる部分を確認します。

下の写真は、1枚1枚パッチを貼って痛んでいる状態を確認した写真です。

 

側湾症の痛みを確認した写真

側湾症の痛みを確認した写真

左側が広範囲に痛んで右側が比較的狭い範囲で痛んでいるのが分かります。

ウエストラインのくびれも違うし骨盤も傾いているのが分かります。

 

左右の「腰方形筋」の筋肉状態が全く違っています。 

片方は伸びた状態で硬くなり、もう一方は縮んだ状態で硬くなっています。

と言いましたが、こんな感じで左右筋肉の損傷状態が違うのです。 

 

実際の治療で1枚1枚パッチを貼るのは大変なので、側湾症はメディカルイオンシートを使います。

右写真のように、押圧して腰や背中の痛い部分を確認しながらメディカルイオンシートを貼ります。

側湾症の施術方法解説

側湾症の施術方法解説

 

「腰方形筋」を中心に腰、背中、お尻などの痛んでいる部分を確認しながら「イオンシート」貼ります。

シートを貼るとすぐに痛みが楽になるのが分かります。

そして背中の曲がり具合にも変化が起こります。



背中の曲がった状態は、筋肉の回復と同時に段々と改善されていきます。

改善されるまでの時間は痛んでいる状態が違うので個人差があります。

側湾症と痛みが改善した事例

 

側湾症の改善事例1

側湾症の改善事例1

 

2~3回で良くなるか?5~6回かかるか?

どうしても個人差がありますが、写真のように改善します。

 

側湾症の改善事例2

側湾症の改善事例2


腰のくびれ状態が変わったのが分ります。

ある整形外科の女医さんが言っていたのですが、スケートやクラッシックバレエをする子供に側湾症が多いらしいです。

上の写真は中学2年生の女子ですが、小学校の時スケートをしていたと言います。

 

側湾症の改善事例3

側湾症の改善事例3


たった1回で曲がった状態がこんなに変わりました。

この方はハシゴか落下してから背中が曲がってしまったそうです。

 

ながおか
 

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