股関節痛の原因と解消法

股関節の痛みの原因となる筋肉と自宅でできる対処法

こんな症状の方にお勧めの記事です。

  • 股関節が痛い
  • 股関節の外側が痛い(大腿骨付け根)
  • 股関節の内側が痛い(鼠径部)
  • 足の付け根が痛い
  • 足の付け根の外側が痛い

股関節痛の原因と解消法

 

股関節が痛くて歩くのも辛い人がたくさんいます。

病院の整形外科に行ってレントゲンやMRI検査をしても原因不明と言われるケースもたくさんありますが、多くは「変形性股関節症」と診断されます。

 

実際にすり減った股関節のレントゲン写真を見せられて「股関節の軟骨がすり減っているから痛くて歩けないのです」と説明されれば、 たぶんあなたはガッカリすると思います。

しかし、少し医学を勉強するとこの整形外科の診断にはいくつか矛盾のあることが分ります。

 

レントゲンでは分からない股関節が痛い原因

 

20年の治療家人生で股関節が痛いと言う人も100人以上見てきました。

びっこを引いて歩けない状態の人もいました。

実際にどこが痛いのか丁寧に調べると、股関節のすり減った部分(股関節の中の奥)が痛い人は一人もいなかったのです。。

 

変形性股関節症の解説

変形性股関節症の解説

正常な股関節と変形した股関節

正常な股関節と変形した股関節

 

▶実際に痛いのは股関節ではなかった!

 

股関節痛が起こりやすい部分の解説

股関節痛が起こりやすい部分の解説

 

股関節痛の人を調べると実際に痛い所は大抵上図の部分です。

この部分に起こる痛みの原因は筋肉にあります。

しかし、筋肉はレントゲンに写らないので股関節の問題と勘違いしてしまいます。

股関節というのは骨盤と大腿骨の接続部分のことを言います。

 

股関節のどこが痛いかを調べると、ほとんどの場合骨盤の一番出っ張っている所(腸骨)の周囲に痛い所が見つかります。

ここに何があるかというと右のイラストのように太腿の骨(大腿骨)につながっている色々な筋肉があります。 

実はこのような股関節部分にある筋肉が痛んでいるのが股関節痛の本当の原因です。

 

病院(整形外科)は骨を治すのが専門なのでレントゲンで股関節(骨)の状態を調べます。

そして筋肉の損傷はレントゲンには写らないので、整形外科では「股関節の軟骨がすり減ったのが原因」となってしまう訳です。 

股関節痛が起こりやすい3つの筋肉

 

股関節のどの辺が痛いかで、痛みの原因が大体分かります。

大きく分けて痛みが起こりやすい3つのポイントがあります。

3つの内1カ所だけの場合もあるし、3カ所全部痛い場合もあります。

 

①そけい部や骨盤に沿って痛い時の原因

 

一番多いのは、骨盤に沿って見つかる股関節痛です。

骨盤の骨の内側を押圧すると「ウッ!」と強い痛みが分ります。

ほとんどの場合そけい部まで続いています。

 

鼠径部や骨盤に沿って痛い時原因となる筋肉確認と解説

鼠径部や骨盤に沿って痛い時原因となる筋肉確認と解説

 

それと合わせて、大腿骨の付け根部分にも痛みが見つかることがあります。

 

②大腿骨の付け根が痛い時の原因

 

股関節の外側に痛みを感じたり大腿骨の付け根あたりに痛みを感じる場合は、大腿骨にくっついている筋肉の問題の可能性が高くなります。

 

大腿骨の付け根が痛い時原因となる筋肉確認と解説

大腿骨の付け根が痛い時原因となる筋肉確認と解説

 

実際に痛んでいる部分は押圧するとよく分かります。

 

③太ももの付け根が痛い時の原因

 

太ももの付け根が痛い場合も股関節痛と勘違いすることがあります。

大腿骨(太ももの骨)の付け根部分にある筋肉の問題の可能性が高くなります。

 

太ももの付け根が痛い時原因となる筋肉確認と解説

太ももの付け根が痛い時原因となる筋肉確認と解説

 

自宅でできる股関節痛の解消法

 

股関節が痛い時の施術方法解説

股関節が痛い時の施術方法解説

 

上の写真は股関節痛に悩む人を実際にどこが痛んでいるか横圧して確認しながら(これが一番重要)、骨盤の付け根に沿ってイオンシートを貼ります。

貼り終わったら歩いて見て下さい。

足がすごく軽くなって、股関節の痛みも楽になっているのが分かります。

 

股関節の変形が痛みの原因とは言えない理由

 

「脚の付け根が痛い」「違和感がある」「脚が前にスムーズに動かせない」

中高年の女性に多く見られる症状です。

病院の整形外科に行くと、大抵「変形性股関節症が原因です」と言われます。

 

つまり下図のように、股関節部分の軟骨がすり減って、骨と骨がぶつかるために痛みが起こり、うまく足を動かせななくなるという説明です。

この説明には医学的に矛盾があります。

 

変形性膝関節症に関する解説

変形性膝関節症に関する解説

 

一つは  『骨がぶつかって痛い』という考え方です。

現代医学の常識ですが、痛みは神経と関係しています。

ところが骨には神経がありません。

 

こちらの記事も参考にして下さい。

 

▶神経が痛いと言うのも誤解です

 

変形性股関節症のレントゲン写真

変形性股関節症のレントゲン写真

 

すると今度は『骨がすり減って神経が圧迫されて痛い』と言われるかも知れません。

実はこれも矛盾した話です。 

 

上図のレントゲン写真を見ても、股関節の減った骨と骨の間を通っている神経はありません。  

一体どの神経が圧迫されているというのでしょうか?

冷静に考えると理解できないおかしな説明だと分ります。

 

そして ほとんどの人は「神経が痛い」と思っています。

現代医学の生理学「痛みのメカニズム」を少し勉強すると分かることですが、実は大きな誤解です。

神経が痛いのではなく、神経は痛みを伝えるセンサーというのが医学の常識になっています。

 

コチラの記事で詳しく解説

 

▶股関節が痛む本当の原因は筋肉

 

筋肉の状態は写らないのでレントゲンでは分りませんが、骨盤に沿って「腰骨筋」という筋肉があります。 

変形性股関節症の人が実際どこが痛いのか調べると、ほとんどの人はこの腰骨筋が痛んでいるケースが多くなります

 

股関節に接続している色々な筋肉解説

股関節に接続している色々な筋肉解説

 

腸骨筋は太腿の骨大腿骨に股関節部分で結合し股関節を固定している筋肉です。

そして歩く時、走る時、階段を上る時などに足を持ち上げる働きをします。

ですからこの筋肉が痛んでいると、足が上がりにくくなります。

 

整形外科では「軟骨がすり減って、痛い、歩行ができない」という説明になりますが、 実際に痛んでいる状態を確認すると「足を上げる筋肉が痛んでいるので、痛みが起こり、歩行がうまくできない」と言う結論になります。 

 

ながおか
 

「病院に行っても色々な治療院に行っても全然良くならない」と悩んでいる方の為に「誰でも自分で痛みを解決できる方法はないか」と考えて開発した「痛み速攻回復プログラム」のご案内です。

もう、10,000人以上の方にお試し頂いています。

自宅で痛みを解決できる痛み速攻回復プログラム「消痛術キット」

(30日返金保証付)の内容をご案内