こんな太もも痛の方にお勧めの記事です。
- 太ももの外側が痛い
- 太ももの内側が痛い
- 太ももの後ろが痛い
- ふくらはぎが痛い
- すねが痛い
太腿やふくらはぎが痛くて悩んでいる人も少なくありません。
このような足の痛みのほとんどは筋肉に原因があります。
しかし、筋肉の損傷はレントゲンには写らないので、病院で検査しても原因が分かりません。
病院や色々な治療院に行っても良くならなくて悩んでいる方の為に、症状ごとに足が痛い原因と改善方法を解説します。
この記事を書いた人
- 元文部技官(国立大学の医学部でドクターの研究助手)
- 中国4,000年の秘術奇形療法研究家
- 細胞還元療法研究家
- 痛みの電気現象を停止する実用新案取得
- マイナスイオン応用学会(東京大学内)会員
- 痛み回復サポートセンター代表
- Amazonから本を4冊出版
- Amazonランキング8部門で1位獲得ベストセラー
- インターネット痛み回復指導18年(回復者10,000人突破)
- TV「○ートたけしの家庭の医学」に資料提供
太ももが痛い時原因となる筋肉と対処方法
太ももの痛みで悩んでいる人はたくさんいます。
ほとんどの人は太ももが痛いと聞くと、太ももの痛い所はみんな同じだと考えているかも知れません。
しかし、一口に太ももが痛いと言っても、実際に太ももの痛い部分は一人一人違います。
太ももの内側が痛いと言う人もいるし、太ももの外側が痛い、太ももの裏が痛い、太ももの付け根が痛いと様々です。
太腿の痛みの原因と改善方法について解説します。
▶太ももの外側が痛い時原因となる筋肉
下写真(右)は太ももの外側が痛い患者さんが、どこがどのように痛んでいるのか痛い所に1枚1枚パッチを貼って調べたものです。
太腿の外側広筋という筋肉が痛んでいる状態分かります。
外側広筋とは?
「外側広筋」は「内側広筋」「大腿直筋」と一緒に、膝を伸展させる働きがあります。
また、膝関節の伸展動作やつま先を内側に捻るといった動作に大きく貢献します。
ここには「外側広筋」という足を前に出す時に働く太い筋肉があって、スポーツをやっている人はこの筋肉を痛めているケースが特に多くなります。
しかし筋肉の痛んだ状態はレントゲン検査等では分りません。
▶太ももの外側が痛い時の対処方法
太ももの痛い部分を手の甲で押圧して確認すると実際に痛んでいる部分がハッキリ分ります。
そして痛い部分は筋肉が硬くなっています。
その痛んでいる部分全体に写真のように「イオンシート」を貼ります。
実際に調べてみると太腿の外側部分だけでなく、太腿の中央部分や裏側まで広い範囲で痛んでいる場合も少なくありません。
ほとんどの場合、貼るとすぐに痛みが激減します。
足も軽くなって歩行が楽になったのが分ります。
足の痛みが良くならなくてお悩み方はこちらの記事を一度お読み下さい。
▶太ももの前側が痛い時原因となる筋肉
写真(右)は立ち上がる時に太ももの前側が痛い患者さんが、どのように痛んでいるのか痛い所に1枚1枚パッチを貼って調べたものです。太
ももの真ん中にある大腿直筋という筋肉が痛んでいる状態分かります。
股関節の付け根あたりから痛んでいる場合もあるので、押圧して丁寧に調べて下さい。
大体直筋とは?
他の三頭と共に膝関節の伸展させる働きを持ってますが、起始部が骨盤にあるために股関節の屈曲動作にも働きます。
▶太もも前側が痛い時の対処方法
太ももの痛い部分を手の甲で軽く押圧すると実際に痛んでいる部分がハッキリ分ります。
大抵筋肉が硬くなっています。
その痛んでいる部分全体に写真のように「イオンシート」を貼ります。
足に負荷のかかる仕事をされているとこんなふうに痛みます。
ほとんどの場合、貼るとすぐに痛みが激減します。
足もスーッと軽くなって、イスから立ったりするのもすごく楽にできるようになります。
▶太ももの内側が痛い時原因となる筋肉
階段を登ったり下りたりする時に、太ももの内側が痛い人もたくさんいます。
写真(右)は太ももの内側が痛い患者さんが、どこがどのように痛んでいるのか痛い所に1枚1枚パッチを貼って調べたものです。
太ももの真ん中にある「内側広筋」という筋肉が痛んでいる状態が分かります。
内側広筋とは?
内側広筋の役割は他の広筋群と同様に主に膝関節の伸展ですが、膝蓋骨(パテラ)の安定性にも大きく貢献しています。
▶太ももの内側が痛いの対処方法
太もも内側の痛い部分を手の甲で軽く押圧すると実際に痛んでいる部分がハッキリ分ります。
そして大抵筋肉が硬くなっています。
その痛んでいる部分全体に写真のように「イオンシート」を貼ります。
左写真は太ももの内側だけ痛んでいる状態です。
しかし右写真のように、実際に調べると太ももの内側だけでなく太ももの外側や中央まで広い範囲で痛んでいるケースも少なくありません。
▶太ももの裏(中心よりやや外側)が痛い時原因となる筋肉
太ももの裏が痛いと言う人も非常に多いです。
実際にどの辺が痛いか詳しくお話を聞くと2つのパターンがあります。
一つは太ももの裏で真ん中よりも少し外側が痛い場合です。
病院では「座骨神経痛」と言われたりしますが、神経痛ではなく筋肉の痛みです。
写真(右)は太ももの裏側が痛い患者さんを、どこが痛んでいるのか痛い所に1枚1枚パッチを貼って調べたものです。
太ももの真ん中よりもやや外側にある大腿二頭筋という筋肉が痛んでいる状態だと分かります。
大腿二頭筋とは?
大腿二頭筋は運動動作において膝関節の屈曲、股関節の伸展に関与します。
歩くと太ももの裏側(真ん中より外側部)に痛みが起こったり、苦しくなって歩けない場合があります。
多くの場合膝の裏側からふくらはぎの裏まで続いています。
▶太ももの裏(中心よりやや外側)が痛い時の対処方法
うつぶせになった状態で太もも裏側の痛い部分を手の甲で軽く押圧すると実際に痛んでいる部分がハッキリ分ります。
そして筋肉が硬くなっているのが分ります。
その痛んでいる部分全体に写真のように「イオンシート」を貼ります。
上の写真は太ももの裏側が痛んでいる状態ですが、実際に調べると太ももの裏側だけでなく、太ももの外側まで広範囲で痛んでいるケースが少なくありません。
これは太もも外側にある「外側広筋」という筋肉も一緒に痛んでいる状態です。
▶太ももの裏(真ん中中央)が痛い時の原因となる筋肉
太ももの裏が痛いもう一つのパターンは太ももの裏側の真ん中中央が痛い場合です。
この場合もしかしたらお尻の下の方まで痛みを感じるかも知れません。
仰向けに寝ると足が浮いた状態でまっすぐに伸びない場合が多いです。
写真(右)は歩くと太ももの真裏あたりが痛い患者さんを、どこがどのように痛んでいるのか痛い所に1枚1枚パッチを貼って調べたものです。
この場合は下写真のように太ももの裏にある半腱様筋という筋肉が痛んでいます。
半腱様筋とは?
半腱様筋(はんけんようきん)とは半膜様筋(はんまくようきん)と同様に、膝関節の屈曲と股関節の伸展動作に関係する筋肉です。
▶太ももの裏(真ん中中央)が痛い時の対処方法
うつぶせになって太もも裏側の痛い部分を手の甲で少し強く押圧すると痛んでいる部分がハッキリ分ります。
筋肉が硬くなっているのが分ります。
その痛んでいる部分全体に写真のように「イオンシート」を貼ります。
写真のように、実際に調べてみると太腿の裏側だけでなく太腿の外側やふくらはぎまで痛んでいるケースも少なくありません。
太腿全体を確認して下さい。
ふくらはぎが痛い時原因となる筋肉と対処方法
ふくらはぎが痛いと聞くと、痛い所はみんな同じだと考えるかも知れません。
しかし一口にふくらはぎが痛いと言っても、実際に痛い状態は一人一人違います。
ふくらはぎの外側が痛い人もいるし、足首に近い部分が痛い人もいます。
すねの場合もすねの外側が痛い、すねの内側が痛いと様々です。
ふくらはぎの痛みの原因は何か?どうすれば解決できるかをお話します。
▶ふくらはぎが痛い時原因となる筋肉
ふくらはぎが痛いと言う人はいっぱいいます。
ふくらはぎには「下腿三頭筋」という地面を後方に強くける時に働く筋肉があって、スポーツをやっている方は特に痛めているケースが多くなります。
下腿三頭筋とは?
下腿三頭筋のうち腓腹筋は膝関節屈曲と足関節の底屈、ヒラメ筋は足関節の底屈に働く筋肉
しかし筋肉の痛んだ状態はレントゲン検査等では分りません。
▶ふくらはぎが痛い時の対処方法
ふくらはぎの痛い部分を手の甲で軽く押圧すると実際に痛んでいる部分がハッキリ分ります。
そして筋肉がコリコリと硬くなっています。
押圧して確認しながら痛い部分全体に「イオンシート」を貼ります。
上写真のように実際にはふくらはぎだけ痛んでいるケースは少ないです。
ふくらはぎ全体の痛みを確認して貼るのがポイントです。
▶ふくらはぎの外側が痛い時の原因となる筋肉
ふくらはぎの外側が痛かったり、シビレたりするケースも多くあります。
ふくらはぎの外側には「長趾伸筋」や「長母指屈筋」という足のかかとを反らす時に働く筋肉があります。
長趾伸筋とは?
親指を除く4本の足趾を反らす動きと、足関節の背屈・外反動作に働く筋肉
かかとで歩く時、足を上に反らせる働きをする筋肉
長母指屈筋とは?
長母趾屈筋は主に足関節の底屈と母趾の屈曲に働く筋肉
写真はふくらはぎ外側の痛い所にパッチを貼って調べたものです。この場合は下腿三頭筋のさらに奥にある「長趾伸筋」や「長母指屈筋」といった筋肉が痛んでいます。
ふくらはぎの外側にある骨(腓骨)の付け根に沿って痛みが見つかります。
大抵くるぶしの裏まで痛みが続いています。
▶ふくらはぎの外側が痛い時の対処方法
押圧して痛んでいる部分を確認しながら、ふくらはぎの外側にある骨(腓骨)の付け根に沿ってイオンシートを貼ります。
写真のように外くるぶしの裏側まで痛んでいる可能性があるので、必ず確認してください。
▶ふくらはぎの足首付近が痛い時原因となる筋肉
ふくらはぎの下アキレス腱部分が痛いケースも多くあります。
スポーツなどで強い力がかかる部分なのでどうしても痛むことが多くなります。
ふくらはぎの下方の痛んでいる状態をパッチを貼って調べた写真です。
ふくらはぎの下方、足首に近い部分(かかとの上部)に痛みや違和感が見つかります。
この場合は下写真で分かるように、足首に近い筋肉の付け根や腱が痛んでいます。
▶ふくらはぎの足首付近が痛い時の対処方法
▶すねの外側が痛い時原因となる筋肉
あまり知られていませんが、すねが痛かったりしびれたりする人もかなりいます。
これも筋肉の問題で起こる症状なので、病院でレントゲンを撮っても原因が分らない場合が多いです。
右側の写真は、すねの痛んでいる状態をパッチを貼って調べた写真です。
この場合すねの骨(脛骨)の脇(外側)にある長母指伸筋や前脛骨筋が痛んでいる状態です。
長母指伸筋とは?
長母指伸筋は足関節の背屈と母趾を反らせる動作に働く筋肉
前脛骨筋とは?
前脛骨筋は足関節の背屈動作に大きく関与、わずかに足関節の内反動作にも貢献
▶すねの外側が痛い時の対処方法
「イオンシート」をスネの長母指伸筋や前脛骨筋に沿って貼ります。
スネだけ痛んでいるケースは少ないかも知れません。
ふくらはぎなどの痛みも確認して痛みがあれば一緒に「イオンシート」を貼って下さい。
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