ゴルフ肘とかテニス肘など、肘が痛くて悩んでいらっしゃる方も多いです。
整形外科に行ってレントゲンやMRI検査をしても原因が分からないケースが多いと思います。
こんな症状の方にお勧めの記事です。
- 肘の外側が痛い
- 肘の内側が痛い
- 腕を伸ばすと痛い
- 腕を曲げると痛い
- 腕をひねると痛い
- 肘の関節が痛い
- テニス肘痛
- ゴルフ肘痛
肘が痛い6つの原因と解消法
写真左は肘のレントゲン写真です。(骨の状態が分ります)
整形外科はこの写真を見てあなたの肘の痛みの原因を判断します。
真ん中は肘の実際に痛い所を確認しながらパッチを貼った写真です。

肘の上下が痛んでいるのが分かります。
この状態を一番右の筋肉図と比較すると腕の筋肉が痛んでいる状態だと分かります。
肘痛には大きく分けて6つのパターンがあるので、症状ごとに原因と自宅でできる解消法を紹介します。
肘の内側が痛い時の原因
肘の内側が痛くて腕を曲げられないと言う人がたくさんいます。
肘の関節が痛い、肘の骨を押すと痛いという場合も同じ原因です。
一見骨が痛いように感じますが、骨自体に神経はないので医学的に考えて骨が痛いということはありません。

「円回内筋」という筋肉が痛んでいると分ります。
同時に「腕橈骨筋」という前腕(肘から下の部分)の筋肉も痛んでいます。
この状態を病院でレントゲン検査しても写らないので分りません。

腕の内側が痛い時の解消法
肘の内側を中心に周囲の腕筋肉を押圧して痛みがないか確認しながら、痛んでいる部分にメディカルイオンシートを貼ります。
通常貼るとすぐに痛みが軽減し、腕も楽に動かせるようになります。

肘の外側が痛い時の原因
肘の外側が痛いと言う人もたくさんいます。
肘外側は、荷物を持ったり、フライパンをあおるような動作の時に使う筋肉が痛んでいる場合が多いです。

前腕(肘から下の部分)の外側「腕橈骨筋」「長橈側手根伸筋」という筋肉が痛んでいると分ります。
肘の外側が痛い時の解消方法
肘の外側を中心に腕の筋肉を押圧して痛みがないか確認しながら、痛んでいる部分にメディカルイオンシートを貼ります。
通常貼るとすぐに痛みが軽減し、腕を楽に動かせるようになります。

肘を伸ばすと痛い時の原因
肘を伸ばすと痛い、肘が痛くて腕をまっすぐにできないと言うケースもよくあります
肘を伸ばすと痛い場合は肘を伸ばす筋肉が痛んでいるということです。

写真は肘が痛くて腕をまっすぐに伸ばせない方の事例です。
肘の外側(長橈側手根伸筋)が痛んでいる状態だと分かります。
肘を伸ばすと痛い時の解消法
肘の腕橈骨筋を中心に腕の筋肉を押圧すると痛んでいるのが分かります。
また上腕(肘から上)や前腕(肘から下)も痛んでいる場合が多いので、痛みがないか押圧して確認しながら、痛んでいる部分にメディカルイオンシートを貼ります。
通常貼るとすぐに痛みが軽減し、腕が楽に動かせるようになります。

肘を曲げると痛い時の原因
肘を曲げると痛い場合は肘を曲げる筋肉が痛んでいると考えられます。
かなり重症の方の事例です。

肘の内側(円回内筋)肘の外側(長橈側手根伸筋)両方痛んでいるのが分かります。
同時に上腕二頭筋から肩の付け根の三角筋まで痛んでいる状態が分ります。
腕全体が痛い状態です。
肘を曲げると痛い時の解消法
肘の腕橈骨筋を中心に腕の筋肉を押圧すると痛んでいるのが分かります。
また上腕(肘から上)や前腕(肘から下)も痛んでいる場合が多いので、痛みがないか押圧して確認しながら、痛んでいる部分にメディカルイオンシートを貼ります。
通常貼るとすぐに痛みが軽減し、腕が楽に動かせるようになります。

肘をひねると痛い時の原因
肘をひねると痛い場合は肘をひねる筋肉が痛んでいるということです。
写真は肘をひねるときに働く筋肉です。

肘の内側(円回内筋)が痛んでいる状態だと分かります。
広範囲に痛んでいる場合が多いので肘の上(上腕)や肘の下(前腕)も押圧して痛んでいないか確認した方がいいです。
肘をひねると痛い時の解消法
肘をひねると痛い場合は肘の内側(円回内筋)を中心に上下の筋肉を押圧すると痛んでいるのが分かります。
痛みを確認しながら、痛んでいる部分にメディカルイオンシートを貼ります。
通常貼るとすぐに痛みが軽減し、腕が楽に動かせるようになります。

肘関節が痛い時の原因
「押圧すると骨が痛い」「押すと関節が痛い」等の場合は骨と骨をつなぐ靭帯部分が損傷している可能性が高いです。

肘関節が痛い時の解消法
この肘関節部分の靭帯を解決するには押圧して痛い所を確認しながら一枚一枚パッチを貼ります。
痛んでいる部分をより正確に治療できるからです。
ただ腕の筋肉全体が痛んでいる場合、パッチを一枚一枚貼るのは大変なのでメディカルイオンシートを使う事をお勧めしています。

肘や腕が痛い治療事例①
たくさんある資料の中から、もう少し痛みの事例を紹介したいと思います。
肘や腕の痛んでいる状態は本当に人それぞれなので参考にして自分のどこが痛んでいるのか押圧して確認して下さい。

肘の長橈側手根伸筋と一緒に、前腕(肘から下の腕部分)全体が痛んでいる状態です。

肘や腕が痛い治療事例②

肘の内側(円回内筋)と一緒に、前腕(肘から手首までの腕部分)の裏側全体が痛んでいる様子が分ります。

肘や腕が痛い治療事例③

この方も肘の外側(長橈側手根伸筋)が痛んでいて、同時に上腕(肘から上の腕部分)の上腕二頭筋、そして肩の三角筋まで痛んでいます。

上図事例で分るように、肘が痛んでいる場合は肘の上下、つまり上腕(肘から上の腕部分)や前腕(肘から手首までの腕部分)も痛んでいるケースがほとんどです。
下記資料も合わせて参考にして下さい。
肘が痛い場合の原因となる関節の構造

肘関節は上腕骨・橈骨・尺骨の3つの骨から構成されています。
そしてそれぞれ腕橈関節(上腕骨と橈骨)、腕尺関節(上腕骨と尺骨)、上橈尺関節(橈骨と尺骨)と呼ばれる3つの関節からできています。
関節部分に痛みが起こる場合、骨自体が痛いのではなく(骨には神経がないので痛くない)骨と骨をつなぐ靭帯が損傷している可能性が高くなります。
肘が痛い原因となる肘筋肉層の解説
肘の周りには様々な筋肉があり色々な動きで働いています。肘の痛みの多くはこれら筋肉の損傷が原因となっているケースが確認されます。

テニス肘で痛い上腕骨外側上顆炎とは?
肘関節につながる筋肉の付け根(起点)の事を上顆と言います。
例えば「尺側手根伸筋」はテニスのバックハンドストロークの時に使う肘外側の筋肉です。
使いすぎによって、筋肉付け根の腱や筋肉自体が痛んで炎症を起こすこと上上顆といいます。
一般的にテニス肘と言われます。

ゴルフ肘で痛い上腕骨内側上顆炎とは?
「円回内筋」はゴルフのスイングの時に使う肘内側の筋肉です。
この筋肉を使いすぎて筋肉付け根の腱や筋肉自体に痛み炎症が起ります。
一般的によくゴルフ肘と言われます。

しかし、筋肉の損傷はレントゲン等に写らないので分かりません。
肘の痛んでいる状態一人一人違います。時間をかけて調査した資料をあなたの回復の参考にして頂ければと思います。
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