こんな膝痛の方にお勧めの記事です。
- 膝の皿の内側が痛い
- 歩くと膝の外側が痛い
- 病院で変形性膝関節症と言われた
- 手術しないと良くならないと言われた
- 立ち上がる時膝の上が痛い
- 歩くと膝の皿の下が痛い
- 正座をすると膝の裏が痛い
- 成長痛(オスグッド)で膝が痛い
ほとんどの人は『膝痛』と聞くと、みんな同じ所が痛いと考えるかも知れません。
しかしこれまで3,000人以上の膝痛を見てきましたが、一口に膝痛と言っても実際に痛い状態(部分)は違います。
膝の内側が痛い人もいるし、膝の外側が痛い、膝の裏が痛い、膝の皿の上が痛い、膝の皿の下が痛い、膝の周りが痛いなど様々です。
病院や色々な治療院に行っても良くならなくて悩んでいる方の為に、症状ごとに膝痛の原因と対処方法について解説します。
この記事を書いた人
- 元文部技官(国立大学の医学部でドクターの研究助手)
- 中国4,000年の秘術奇形療法研究家
- 細胞還元療法研究家
- 痛みの電気現象を停止する実用新案取得
- マイナスイオン応用学会(東京大学内)会員
- 痛み回復サポートセンター代表
- Amazonから本を4冊出版
- Amazonランキング8部門で1位獲得ベストセラー
- インターネット痛み回復指導18年(回復者10,000人突破)
- TV「○ートたけしの家庭の医学」に資料提供
膝が痛い原因とは?
「膝が痛い」という症状に悩む方は多いです。
ではなぜ膝が痛いのか、その原因とは一体何なのでしょうか?
また、膝の痛みを早期解消のためにはどのような方法があるのでしょうか?
この記事では、膝痛の原因と治し方について徹底解説していきます。
ぜひ最後までお読みください。
▶整形外科の膝痛の原因「変形性膝関節症」
「軟骨がすり減って、骨がぶつかるから痛みが起こる」という説明を軟骨理論と言います。
レントゲンで分かることですから、軟骨がすり減っているのも骨がぶつかるのも間違いありません。
これは「変形性膝関節症」と呼ばれています。
問題は軟骨がすり減ったのが本当に膝の痛みの原因か?ということです。
▶変形性膝関節症が本当に膝痛の原因か?
確かに、レントゲンを見せられて「骨と骨がぶつかって痛い」と説明されれば、医学をあまり勉強したことがない人は納得すると思います。
しかし、実はこの整形外科の説明には矛盾があります。
現代医学の常識なので少しインターネットで検索すれば分かりますが、痛みというのは神経の問題で起こります。
加茂整形外科医院加茂淳院長先生のベストセラー医学書
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋
痛みというのは通常、神経線維の先端についている痛みセンサーだけがキャッチします。
痛みセンサーが電気信号を脳に伝えてはじめて痛みとして感知されるのです。
ところが骨そのものには神経がありません。
都合良くすり減った骨と骨の間を通っている神経もありません。
ですから整形外科の「軟骨理論」が間違っているか、現代医学の常識「痛みは神経の問題」が間違っているか、どちらかが間違っていることになります。
普通に考えて「軟骨理論」がおかしいと思われます。
昔、国立大学の医学部でドクターの研究助手をしていた時、ドクターと一緒に手術室に入ることもよくありました。
初めて手術室に入った時、ドクターがガンガン骨を削るのを見ました。
手術が終わってからドクターに「ガンガン骨を削って痛そうですよね」と尋ねたのです。
するとドクターは「長岡君、骨には神経がないから骨が痛いと言うことはないんだよ」と教えてくれた事を今でも覚えています。
「骨がぶつかって痛い」と言うのは誤解です。
▶生理学における膝痛の原因
医学書のベストセラー『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の著者加茂整形外科医院の加茂淳院長先生は本の中で痛みについてこのように書いています。
『痛みのメカニズムを知らない医師』というタイトルでこのように言っています。
腰痛など筋骨格系の痛みのほとんどは、 筋肉のけいれんからくる「筋痛症」が原因です。 簡単に言うと筋肉の痛みです。
ところが 医師の卵は、その肝心な 筋肉の生理学や病態についてはほとんど習わない のです。なぜか 現代医学から「筋肉」がすっぽり抜け落ちてしまっています。
いまの医学教育では「痛みのメカニズム」については、基礎医学の生理学で 臨床の勉強を始める前にちょっと習うだけで、医師になる頃にはすっかり忘れている のが現状だと思います。
つまり痛みのメカニズムを忘れてしまった医師が、習ったことがない筋肉の病態を診ている のです。
そして レントゲンやMRIや関節鏡で見える「骨格異常」が痛みの原因だと教えられ、疑うこともせずそう思い込んでいる のではないでしょうか。
加茂整形外科医院院長の加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』から引用
と言うのが現代医学の事実です。
筋骨格系の痛みのほとんどは、 筋肉のけいれんからくる「筋痛症」が原因です。
簡単に言うと筋肉の痛みです。
膝の痛みも筋骨格系の痛みの一つです。
ですから膝痛は骨がすり減って起こる問題でなく、筋肉の問題で起こると考えた方が正しいと思います。
▶テレビ「家庭の医学」で放映された膝痛の原因
少し前の資料になりますが、下の写真はTV「ビートたけしの家庭・膝痛スペシャル」という番組のテレビ画像を写真に撮ったものです。
この番組は、膝痛の原因は筋肉というテーマで編集された内容でした。
番組制作会社にこの資料を提供したのが私です。
私の治療方法はちょっと変わっていて、痛いところを確認しながらシールを貼って行きます。
上の写真で分かるように、貼り終わってその状態を見ると「これって内側広筋が痛んでいるんじゃない!」と分かるのです。
しかし右写真のように筋肉はレントゲンに写らないので、病院の検査では分からないのです。
しかも今の医療には筋肉科がないので、痛んだ筋肉の治し方等について全く勉強しないわけです。
この事が今の痛み医療の最大の問題点なのです。
▶レントゲンやMRIで分からない膝痛の原因
病院に行ってレントゲンやMRI検査をして、膝痛の原因が分からないという人もいます。
これは骨は特に問題が無いと言うことです。
問題があるのは99%膝周辺の筋肉です。
整形外科に行って半月板損傷やその他骨に関係する問題が見つかったとしても、痛みの原因は筋肉の可能性が高いです。
こんな事例があります。
交通事故で半月板を損傷してから足が痛むようになり手術をしましたが、痛みは取れず身体障害者手帳をもらっている方の相談でした。
「この方法で半月板損傷の痛みも改善しますか?」と相談されたので、一度試して見ることにしました。
ハッキリ言って、本当に半月板の損傷が原因の痛みであれば良くなりません。
しかし「どこが痛いですか?」と尋ねると、半月板の所ではなくもう少し下の方だったので試して見ることにしたのです。
痛みを確認しながらパッチを貼り終えて、「痛みが起こるかどうか歩いてみてください」
その方は歩いたり、ねじったりして痛みを確認…。
「あれ?痛みが起こらなくなりました!?」と不思議そうな顔をしました。
恐らく交通事故の時半月板が損傷するくらい強い衝撃を受けたので、その周辺の筋肉にもダメージを受けていたと推測します。
交通事故の後遺症ではムチウチ症が有名ですが、このムチウチの後遺症も実際は骨の問題ではなく首の筋肉が受けたダメージが回復していないケースがほとんどです。
▶膝痛の原因チェック方法
膝の痛みを感じる部分を軽く押圧すると強い痛みを感じるので、実際に痛んでいる所が分かります。
それが骨なのか筋肉なのかも自分で大体分かります。
押圧して痛い部分は大抵筋肉が硬くなっています。
痛いのが片方だけであれば、左右の筋肉を触って比較すると全然違うのが分かります。
確認して分かりずらいのは骨と筋肉の付け根部分です。
骨が痛い感じがしますが、実際に痛いのは付け根部分の筋肉です。
この場合も痛くない方の足の同じ部分を押圧すると違いがハッキリ分かります。
痛みのメカニズムと膝痛
膝の痛みが本当は筋肉の問題で起こることは現代医学でも分かっています。
しかし筋肉の損傷はレントゲンに写らない、そして今の医学には「筋肉科」がないと言う現実が膝痛を解決する良い方法が見つからないのです。
では「どうして膝の痛みが起こるのか?」と言うことから考えて見たいと思います。
医学書のベストセラー『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の中で、著者の加茂先生はこのように言っていらっしゃいます。
患部が継続して大きな刺激を受けると、脳はその刺激を受けて自律神経の交換神経が緊張します。
交感神経が緊張すると血管が収縮しその結果血流が悪くなり、筋肉細胞に十分な血液が行かなくなり酸欠状態になって行きます。
筋肉細胞が正常に機能するために酸素は必要不可欠で、酸欠状態は細胞にとって危機的な状況になります」
大きな刺激というのは通常仕事やスポーツで筋肉を酷使することを意味します。
そしてストレスも大きな刺激の要因になります。
そうすると交感神経が緊張するので血管が収縮し血流が悪くなります。
血流が悪くなると筋肉細胞に十分な栄養や酸素が行かなくなるので細胞が壊れてしまうということです。
細胞が壊れると筋肉そのものが正常に機能しなくなるので、SOSの電気信号を出して問題が起きている事を知らせるのが痛みという訳です。
▶筋肉細胞が壊れるメカニズム
国立研究開発法人理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターの渡辺恭良先生はこのように言っています。
私たちの細胞には血液によって栄養と酸素が運ばれ、その栄養を酸素で燃やして活動のためのエネルギーをつくっています。
酸素が燃える時に生じるのが活性酸素です。
活性酸素は増え過ぎると細胞を錆びさせて老化を進めますが、通常は体に備わっている抗酸化力が働いて過剰な活性酸素を除去しています。
しかし活動量が増えたりストレスや環境から心身に負担がかかったりするとそのぶん細胞は頑張らなくてはならず、多くの酸素を使ってエネルギーを作ろうとします。
その結果、活性酸素も大量に発生します。
体内の抗酸化力が追いつかず、細胞自体が錆びついていきます。
免疫学の研究で有名な安保徹先生(新潟大学医学部:故人)もベストセラー本「薬をやめると病気は治る」でこのように言っていらっしゃいます。
交感神経が過度に緊張した状態では、白血球(血液中を流れる細胞の一つ)のうちの顆粒球と呼ばれる細胞がふえます。
顆粒球は活性酸素という毒性の強い物質をまき散らし、これによって体の粘膜細胞(筋膜)が破壊されます。
上図筋肉の構造で分かるように4種類の筋膜があります。
このような筋膜部分が錆びる為にスムーズに伸縮ができなくなるのが膝痛の原因となります。
しかし筋肉はレントゲンに写らないので、病院の検査で筋肉の錆びた状態は分かりません。
▶老化現象と膝痛
膝の痛みは仕事やスポーツで筋肉を酷使することによって起こるとお話しましたが、もう一つ避けることのできない原因があります。
それは老化です。
私たちの体は老化します。
老化とは何か?
ネットで検索すると「活性酸素で細胞が錆びる現象」だと分かります。
活性酸素は体に様々な悪影響をもたらします。
ですから膝痛が老化現象で起こっているケースもたくさんあります。
高齢の方の膝痛はほとんど「老化現象」かも知れません。
病院に行くと「老化現象ですね…」と言われることもありますが、老化現象を手術や薬で改善することはできません。
「活性酸素で細胞が錆びる現象」を改善する方法についてご紹介します。
膝の痛みに効果的な改善方法
膝の痛みの原因は、活性酸素で筋肉細胞が錆びて破壊されることが根本的な原因であると説明しました。
もう少し詳しく説明したいと思います。
痛みの仕組みが分かると、例え「老化現象」が原因だとしても解決方法が見えてきます。
正常な細胞の周りはイオンで覆われています。
イオンの状態でイメージすると、細胞の周りはカリウムイオン(K+)とナトリウムイオン(Na-)に覆われています。
正常な細胞ではカリウムイオンが(K+)が外に排出されるので、内側がマイナスイオン外側がプラスイオン状態となり約80mVの電位差が形成されると言われています。
次に、正常な細胞が活性酸素で破壊された状態をイメージすると次の様になります。
細胞が活性酸素によって破壊されると、細胞の内側からカリウムイオン(K+)が大量に放出されて細胞の外側全体がプラスイオン集団になってしまいます。
あとで詳しく説明しますが、これが細胞が酸化した状態つまり錆びた状態になるわけです。
ですから筋肉細胞全体が酸化して錆びた状態(特に筋膜が酸化しやすい)になると、硬くなって(こり)伸びたり縮んだりできなくなり痛みが起こります。
細胞の世界は目に見えないので、分かりやすく説明すると下のようなイメージです。
▶錆びた細胞を正常に戻す方法
酸素は私たちが生きていく上で必要不可欠なものですが、物質を酸化して破壊します。
金属や果物が酸化してボロボロになったり、腐ったりするのはこの為です。
酸化して錆びた10円玉を状態を元のピカピカの状態に戻す方法をご存じでしょうか?
一生懸命磨いたり、削ったりする必要はありません。
水素ガスに入れると錆びた状態がたちまちピカピカになります。
これを還元作用と言います。
水素は錆びた状態を還元します。
私たちは高校の頃授業で、酸化(錆びた)物質は還元によって元の状態に戻ると学びました。
私たちの体は60兆個の細胞からできています。
そして細胞は原子からできています。
原子は陽子と核の周りを回る電子の数が同数だと安定した状態です。
しかし電子の数は色々な影響によって変動します。
電子の数が変動すると、原子の状態も変化します。
酸化とは原子の周りを回る電子が奪われて原子がプラスイオン状態の事を言います。
逆に、還元とは電子が増えて原子がマイナスイオン状態を言います。
ですから、プラスイオン状態(酸化した状態)の細胞に、大量のマイナスイオンを供給すれば還元作用が起こり正常な状態の細胞に戻ると考察される訳です。
▶マイナスイオンの薬理効果
日本で最初にマイナスイオンの研究をされた方は高田蒔医学博士(東北大学:故人)と聞いています。
今から50年以上前の話です。
高田博士は旧東北大学を主席で卒業された秀才で、
アメリカ国際アカデミーの名誉会員でもいらしたそうです。
高田博士の素晴らしい功績は、宇宙空間(空中)には大量のマイナスイオンが存在していて、そのマイナスイオンを体の中に入れてやると細胞が若返ることを発見されたことです。
博士は、大量のマイナスイオンを体の中に入れることができる医療器も開発されました。
これを「細胞活性療法」または「細胞還元療法」と言います。
日本の医療器認定の第一号になっているので、現在もこの治療器を使用しているドクターもいらっしゃるはずです。
医療器に認定されていると言うことは、マイナスイオンに薬理効果のあることが50年以上前に証明されているということになります。
これは細胞に直接マイナスイオン電子を与えて、老化した細胞・弱った細胞・病気に侵された細胞が活性化され、自らの免疫力・抵抗力・治癒力が高まって治癒する仕組みになっています。
このマイナス電子を発生させる医療器を使って、現代医学で解決が難しいガンや高血圧、自律神経、喘息、アトピー、肝硬変、不整脈、慢性腎臓炎、認知症など様々な症状が改善されたという臨床試験データーがありますが、ごく一部の人しか知りません。
つまり錆びた10円玉が水素ガスでピカピカの状態に戻るように、酸化した細胞はマイナスイオンで還元すると回復することが50年以上前に実証されている訳です。
近年ほとんどの病気は細胞の酸化が原因と言われています。
▶膝の痛みを改善する細胞還元療法
私の研究テーマは痛みを誰でも自分で解決にできるようにすることです。
これまでお話ししたように膝の痛みは筋肉の問題で、筋肉細胞が活性酸素で酸化して破壊される為に起こります。
ですから、痛んでいる筋肉細胞に大量のマイナスイオンを届ければ痛みは改善するのではないかと考えました。
▶錆びた細胞を化学で還元するイオンパッチ
3年程実験を繰り返して開発したのがシール状のパッチで、特許庁実用新案になっています。
アルミに銅を貼り付けたパッチです。
昔高校の授業で習ったのを覚えている人もいると思いますが、アルミと銅は「イオン化傾向」に差があります。
アルミはイオン化しやすく銅はイオン化しにくい金属です。
イオン化傾向の異なる金属を電解質溶液中(塩水など)に浸漬すると、両者の標準電極電位が異なるため電位差が生じてマイナスイオンが流れ出します。
そしてイオンの流れと逆方法に電気が流れるので豆電球が点灯します。(電池の原理です)
このパッチを体の痛い所に貼ると次のような化学変化が起こります。
皮膚の表面には汗、皮膚の下には血液が流れているので電解質溶液(塩水など)と似た状態です。
上図「電池の原理」と同様に銅とアルミに電位差が生じてマイナスイオンが発生します。
発生したマイナスイオンは血液によって、瞬時に痛んだ筋肉細胞に届けられます。
すると原子レベルで次のような変化が起こります。
痛んだ筋肉細胞の原子は電子が奪われ不安定な状態(プラスイオン状態)になっています。(これを酸化と言います)
体内に大量のマイナスイオンが供給されると、電子の数が増えて安定した電子状態(マイナスイオン状態)になります。(これを還元と言います)
つまり大量のマイナスイオンを体内に入れると
原子が正常化 ⇒ 細胞が正常化 ⇒ 筋肉が正常化
という変化が起こる訳です。
私も実際に実験するまで信じられませんでしたが、すごいスピードで変化します。数秒で変化が起こります。
細胞や原子レベルでの変化は超ミクロの世界なのでお見せすることはできません。
しかし細胞が変化し筋肉が改善すると体の状態も変化します。
体の状態の変化は見てすぐに分かるのでちょっとご紹介します。
これらは、痛んだ(錆びた)筋肉部分にイオンパッチを貼って還元した結果です。
このような変化が痛いところにパッチを貼り終えた直後に起こるのを20年間見てきました。
しかし実際に体験した人しかなかなか理解できません。
速攻性のある症状別膝痛改善法
一口で膝痛と言っても、実際に膝の痛い部分が違います。
つまり痛んでいる筋肉が違う訳です。
膝痛の症状別にその原因と改善方法を解説しますので、参考にして下さい。
▶膝の内側が痛い時の原因と改善方法
最初に膝の内側が痛い場合の原因と解決方法についてお話します。
▶膝の内側が痛い時の原因
膝痛で一番多いのが膝の内側が痛いというケースです。
膝の内側のどこがどのように痛んでいるのか、上の写真は実際に痛い所を確認しながら1枚1枚パッチを貼って調べた写真です。
膝の内側から太ももの内側に広い範囲で痛みが見つかります。(写真右)
この状態をレントゲンで撮っても下の左の写真のように骨の状態しか写らないので、病院では痛みの原因が骨の問題になってしまいます。
しかし実際の膝と比較すると、膝の内側にある「内側広筋」という筋肉が痛んでいると分ります。
膝痛になる原因【共通)
●立ち仕事等膝に負荷のかかる仕事をしている(職業病)
●スポーツを頑張った(バレーボール/サッカー/陸上等)
●老化(老化とは活性酸素により細胞が錆びること)
▶膝の内側が痛い時の改善方法
膝痛のほとんどの原因は筋肉(細胞)が痛んでいます。
病院での処置は痛み止めや湿布が中心ですが根本治療ではなく対処療法になります。
2~3年と通院してもなかなか良くならない理由がここにあります。
現代医学に「筋肉科」がないために、いい解決方法が分からないのが正直な話です。
膝から太腿内側を押圧すると、筋肉(内側広筋)が硬くなっていて痛いのが分かります。
筋肉が硬くなって伸びない状態でその筋肉を使う動作をすると痛みが起こるのです。
筋肉が硬くなって痛い所に「メディカルイオンシート」を上写真のように貼ると、ほとんどの場合貼った直後に痛みが楽になるのが分かります。
治療の手順(共通)
-
最初に押圧して痛みの一番強い部分にまずシートを1枚貼ります。
-
次に1枚貼った周囲を押圧して痛んでいないか確認します。
-
痛みが確認できたらそこにシートを追加して貼ります。
-
そうやって痛んでいる部分全体にシート貼っていきます。
-
大体貼り終わったら一度歩いて痛みの変化を確認します。
-
痛みが起こらなくなれば成功!
-
もし、まだ痛みや違和感がある場合はもう一度押圧して確認し(貼っていない部分)シートを追加して貼ります。(※最初と少し違う部分に痛みが起こることがあります)
「変形性膝関節症」と言われてお悩み方も試してみてください。
本当に骨の問題か筋肉の問題かすぐに分かります!
▶膝の外側が痛い時の原因と改善方法
次に膝の外側が痛い場合の原因と解決方法についてお話します。
▶膝の外側が痛い時の原因
上の写真右は膝の外側のどこがどのように痛いか、実際に痛い所を確認しながら1枚1枚パッチを貼って調べた写真です。
多くの場合、膝上から太腿の外側まで広い範囲で痛みが見つかります。(右写真)
下左の写真を見て下さい。膝上にあって膝の動きに関係する筋肉です。
①大腿直筋 ②外側広筋 ③内側広筋 という3つの太い筋肉が太腿から膝に伸びています。
これらの筋肉は足を前に振り出す時に使う筋肉です。
痛みを確認した写真と比較すると、太腿の外側にある「外側広筋」という筋肉が痛んでいることが分かります。この筋肉に力が入らないので歩けなくなります。
▶膝の外側が痛む原因
「外側広筋」は足を前に振り出す動作や、ボールをけるなどの時に使う筋肉です。
3,000人以上の方から膝痛の原因についてお話を伺うと、次のような3つの原因が多いことが分かりました。
膝痛になる原因
●立ち仕事等膝に負荷のかかる仕事を長年してきた(職業病)
●スポーツ(バレーボール/サッカー/陸上等)で筋肉を酷使した
●老化(老化とは活性酸素により細胞が錆びること)
基本的には、長年足の筋肉を酷使した結果痛みが起こるケースが多いです。
▶膝の外側が痛い時の改善方法
膝の外側が痛い原因は「外側広筋」が痛んでいる状態です。
病院では痛み止めや湿布が中心になりますが、たぶん効果はあまり望めません。
これは現代医学に「筋肉科」がないために、いい解決方法が分からないのが正直な話です。
膝の外側が痛い場合は、太腿から膝の外側を押圧すると筋肉が硬くなっていて、強い痛みを伴います。
筋肉が硬くなって伸びないために、その筋肉を使う動作をすると痛みが起こるのです。
そこに写真のように「イオンシート」を貼るとすぐに痛みが楽になったのが分かります。
▶膝の皿の上が痛い時の原因と改善方法
走ったり立ち上がったりの動作で膝に力がかかった時、膝の上の部分つまり皿の上部分に痛みが起こる場合もあります。
▶膝の皿の上が痛い時の原因
上の写真は膝の上部分が痛くて、正座から立ち上がることができない方の事例です。
実際に膝の上のどこが痛いか、痛い所を確認しながら1枚1枚パッチを貼って調べた写真です。
膝の上に広い範囲で痛みが見つかります。(右写真)
この状態をレントゲンで撮っても、下の左の写真のように骨の状態しか写らないので病院では痛みの本当の原因が分りません。
しかし右の実際の膝と比較すると、膝の上にある筋肉が痛んでいると分ります。
膝の上には足を前に振り出したり、ボールをけったりする時に働く3つの筋肉があります。
大腿直筋(膝の中央)・外側広筋(膝の外側)・内側広筋(膝の内側)です。
このような筋肉が痛んでいると膝に力が入らなくなります。
上の写真は膝の上が痛くて走れないという人の痛みを調べた写真です。
膝上から太腿にかけて「大腿直筋」が痛んでいるのが分かります。
膝の皿の上が痛い場合は、膝上部の筋肉「大腿直筋」が痛んでいるケースほとんどです。
▶皿の上が痛む原因
「大腿直筋」は足を前に振り出したりボールをけったりする時中心になる筋肉です。
3,000人以上の方から膝痛の原因についてお話を伺うと、次のような3つの原因が多いことが分かりました。
膝痛になる原因
●立ち仕事等膝に負荷のかかる仕事を長年してきた(職業病)
●スポーツ(バレーボール/サッカー/陸上等)で筋肉を酷使した
●老化(老化とは活性酸素により細胞が錆びること)
▶膝の皿の上が痛い時の改善方法
皿の上が痛い場合の施術例
膝の皿の上の痛みは、押圧して確認すると痛んでいるのがすぐに分かります。
痛んでいる部分を確認しながら下写真のように「イオンシート」を貼ります。
膝の上の大腿直筋が痛んでいると、膝の周囲も痛んでいるケースが多くなります。
大腿直筋は一番太くて強い筋肉なので、それが痛むくらい強い力が膝全体にかかっていたと考えられます。
また膝の皿の周りだけでなく写真のように太腿全体が痛んでいる場合も多いので、丁寧に確認してシートを貼ります。
▶膝の皿の下や周りが痛い時の原因と改善方法
走ったり、立ち上がったりして膝や足に力がかかった時、膝の皿の下に痛みが起こルケー スもよくあります。
これは皿の下の部分の筋肉が痛んでいるために、支えられなくなっている状態と言えます。
▶膝の皿の下が痛い時の原因
写真は膝の皿の下が痛い人の例です。
膝下のどの辺が痛いか確認しながら、痛い所に1枚1枚パッチを貼って調べた写真です。
確かに膝の皿の下部分に痛みが見つかります。
しかしこのような膝の状態をレントゲンで撮っても、写真のように骨の状態しか写りません。
実際の膝と比較すると、皿の下にある靭帯部分が痛んでいることが分ります。
▶膝の皿の下が痛い時の改善方法
膝の皿の下の痛みは自分で押圧しても痛んでいる所が分りますが、人に押圧してもらうとよりハッキリ分ります。
その押圧して痛い所に「イオンシート」を貼ります。
ほとんどの場合、シートを貼った直後に楽に歩けるようになります。
▶膝の皿の周りが痛い時の原因
膝の皿の下だけでなく、膝の周り全体が痛い場合も多くあります。
膝に力が入らず歩くのもやっとの状態になります。
上の写真は膝の皿の周り全体が痛くて歩けない状態の人です。
このような場合もレントゲンを撮っても膝の骨の状態しか写りません。
実際の膝と比較すると、皿の周囲にある筋肉や靭帯全体が痛んでいる状態だと分ります。
重い物を持ったりして膝に力がかかる仕事をされてるような場合に起こることが多いです。
▶膝の皿の周りが痛い時の改善方法
膝の周り全体が痛い場合は、痛みが広い範囲に及んでいるので、自分で見つけるのは難しいかも知れません。
ご家族の方に手伝ってもらって、膝から太腿を押圧しながら痛い所にペタペタ「イオンシート」を貼ります。
膝の周りが痛い場合は太腿の筋肉も痛んでいるケースが多いので、太腿の痛みも確認して下さい。
▶膝の裏が痛い時の原因と改善方法
一口に膝裏が痛いと言っても、実際に調べると痛んでいる状態が一人一人少し違います。
事例を紹介しながら解説しますので自分がどのように痛んでいるか参考にして下さい。
▶膝の裏全体が痛い場合の原因
写真は膝の裏が痛くて歩くのが辛い人が、実際どこが痛いか確認しながら1枚1枚パッチを貼って調べた写真です。
この方は膝の裏全体が痛んでいるのが分ります。
しかしこの状態をレントゲンに撮っても、下の写真のように骨の状態しか写りません。
ですから整形外科では「骨のすり減ったのが原因」という結論になります。
しかし実際の膝裏と比較すると、膝の裏にある筋肉が痛んでいる状態だと推察できます。
ただ膝裏の筋肉はレントゲンに写らないので病院の検査では分りません。
▶膝裏全体が痛い時の改善方法
写真は膝の裏が痛い場合の治療方法です。
押圧して痛んでいる部分を確認し、痛い所全体に「イオンシート」を貼ります。
ほとんどの場合、すぐに痛みが楽になって楽に歩けるようになります。
▶膝裏の外側よりが痛い時の原因
太腿の裏側(真ん中より外側部分)に痛みが起こり苦しくなって歩けないという人がものすごくたくさんいます。
痛みまで行かなくてシビレを感じるケースもありますが、原因と症状は同じです。
この場合は写真のように太腿裏の大腿二頭筋という筋肉が痛んでいます。
多くの場合膝から太腿裏側、ふくらはぎの横まで痛んでいて苦しくなります。
▶膝裏の外側よりが痛い時の改善方法
うつぶせになった状態で太腿裏側の痛い部分を手の甲で軽く押圧します。
すると実際に痛んでいる部分がハッキリ分ります。
そして筋肉が硬くなっているのが分ります。
押圧して痛い部分全体に写真のように「イオンシート」を貼ります。
太腿裏の大腿二頭筋という筋肉だけが痛んでいる場合もありますが、下写真のように太腿の「外側広筋」という筋肉まで痛んでいるケースも多くあります。
▶成長痛(オスグッド)で膝下が痛い時の原因と改善方法
野球やサッカーなどをやっている少年が、膝(皿)の下が痛くて、走れない、正座ができないなどの症状に悩むケースがたくさんあります。
小学校高学年から中学生くらいによく起こる症状で成長痛(オスグッド)と呼ばれます。
かかとなどにも痛みが起こり場合がありますが、膝下の場合膝の下の骨がポコッと出っ張ってきます。
成長痛(オスグッド)の原因と改善方法についてお話します。
▶整形外科の成長痛(オスグッド)説明
太ももの前の筋肉の力が膝蓋骨を経由して膝を伸展させる力として働きます。
膝を伸ばす力の繰り返しにより、大腿四頭筋が膝蓋腱付着部を介して脛骨結節を牽引するために、脛骨結節の成長線に過剰な負荷がかかり成長軟骨部が剥離することで痛みが生じる。
成長痛(オスグッド)は病気ではありません。
神経痛などと同じように「○○痛」と言うのはその状態を指している言葉です。
整形外科は骨格系(骨)の問題を治す専門科ですから、当然骨の原因を疑いレントゲン等で検査します。
骨の成長スピードに対して筋肉や腱の成長が追いつかずに、成長軟骨部が剥離して痛みが生じるという診断になります。
しかし、整形外科で成長痛(オスグッド)の治療法はありません。
痛みが強い場合は患部にアイシング処置を行ったりしますが、「安静」が唯一の治療方法になります。
▶生理学から見た成長痛(オスグッド)の原因
なぜ成長痛(オスグッド)が起こるのか?どうして整形外科で良くならないのか?について解説します。
現代医学で痛みは生理学で学ぶ内容です。
生理学で「痛みは筋肉で起こる問題」であることが分かっています。(医者の卵もそう学びます)
しかし今の医療には筋肉科がないので筋肉を研究するドクターはほとんどいないと思います。
生理学の視点から成長痛(オスグッド)がどのような原因で起こるのか解説します。
膝は下右写真のようになっています。
レントゲンを撮っても骨しか写らないので分りませんが、膝の周囲には筋肉や靭帯があります。
生理学から見たオスグッド痛みの原因
太腿の大腿四頭筋から伸びる膝蓋靭帯が、膝の下の骨(脛骨)にくっついています。
脛骨の成長が早くて出っ張ってくると、この膝蓋靭帯が上に引っ張られて靭帯と骨の付け根に痛みが起こります。
ですから、基本的には靭帯(筋肉の一部)の痛みである可能性が高くなります。
骨が出っ張ってくるので骨が痛いように思われがちですが、骨には神経が通っていないので骨が痛いと言うことは医学的に考えられません。
病院で成長痛の原因が分らないのは、レントゲンに写るのは骨の状態だけで靭帯は写らないからです。
▶成長痛(オスグッド)の改善方法
オスグッドの改善方法
成長痛の改善方法は比較的簡単です。
膝下を押圧する実際に痛んでいる所が分かります。
そこにイオンパッチを貼ります。
10枚くらい準備すれば充分間に合います。
メディカルイオンシートを使う場合はシートを半分に切ってペタッと貼るだけです。
かかとや足の他の部分が成長痛(オスグッド)で痛い場合も、基本的には同じやり方で解決します。
生活習慣と膝痛の関係
血流が悪くなると活性酸素が発生して筋肉細胞が錆びて破壊されることが近年の細胞学や免疫学で分ってきました。
これが生命の仕組みから見た膝痛が起こる根本的な要因となります。
では、生活の中で具体的にどんなことが膝痛の要因になりやすいのか調べました。
▶膝痛など痛みの原因になりやすい要因
次のような場合通常の呼吸により発生する何倍もの活性酸素が生成されて、痛みをはじめとする様々な病気や老化を引き起こすと言われています。
- 激しい運動、肉体的にきつい仕事などで大量に酸素を消費したとき
- 高密度の酸素吸入・摂取をしたとき
- 体内に病原菌やウイルスなどが侵入してきたとき
- 喫煙、車の排気ガスや工場の排煙を多量に吸ったとき
- 大きな手術をしたとき
- 強いストレスを感じたとき
- 大量の紫外線を浴びたとき
- 放射線(レントゲン、放射線療法など)を浴びたとき
- 体内に医薬品などの化学物質が入ってきたとき
- 電磁波(携帯電話、パソコン、高圧線など)を浴びたとき
- 多量飲酒 など (※黄文字が膝痛の原因になりやすい)
仕事や運動などで毎日筋肉を酷使すると大量の活性酸素が発生して筋肉細胞(筋膜)を錆びつかせるので、伸びたり縮んだりできなくなって痛みが起こります。
筋肉が錆びた状態は筋肉が硬くなっているので触ると大体分かります。
肩こりなんかは触るとすぐに分かります。
老化現象と膝痛の関係
年を取ると、腰痛を始め膝や足などにも痛みが起こります。
このような症状は老化現象と捉えることもできます。
腰痛や膝痛で来院する高齢の患者さんが
「病院で老化現象ですと言われました」
「老化現象ですと言われたら、その通りですから返す言葉がありません」
と悲しそうな顔で言います。
現代医学で老化を改善する方法はありませんから『老化現象ですから治りません』とドクターは遠回しに言っている訳です。
近年の研究によれば「老化は活性酸素により筋肉が酸化(錆びる)して、細胞が破壊される現象」と言うことです。
私たちが投げたり走ったり体を自在に動かせるのは全て筋肉のおかげです。
筋肉細胞が錆びると運動機能が低下し痛みが起こるのも当然と言えば当然の事です。
しかし老化現象も細胞の酸化が原因なので、ここで紹介している『酸化と還元』を活用すると改善できることを体験してきました。
たぶん「老化現象が改善する?本当かな?」と思われるでしょう。
東北大学の高田博士は、長年のマイナスイオンの研究からマイナスイオンを体の中に入れてやると細胞が若返るとおっしゃっています。
大部前の話ですが『細胞還元療法』でもし筋肉が若返るのであれば、もしかしたら顔も若返るかもしれない?と考え実験したことがあります。
2週間ほど顔にシールを貼ることを繰り返してみたら次のような変化が起こりました。
私はプロの写真家ではありません。
まさか本当に変化がするとは考えていなかったので、とりあえず記録だけしておこうと撮った写真なので、撮影の設定が違っていた可能性もあります。
本当の記録写真であれば、同じ撮影条件で行うべきです。
しかし、多少撮影条件が違う事を考慮しても若返って見えないでしょうか?
10人くらい試して個人差はありましたが、リフトアップしたり、ほうれい線が薄くなったり、シワが目立たなくなったりしました。
顔は「表情筋」と言う顔の筋肉の老化が見てくれに関係します。
この顔の筋肉が老化して(錆びて)垂れてくると、年を取った顔になるわけです。
その筋肉が改善すると顔も違ってくることが分かったことは大きな経験でした。
あくまで筋肉の老化現象も改善する参考としてご紹介しました。
ですから膝の痛みが老化によるものだとしても試してみる価値はあると思います。
私の治療院には70~80代の高齢者の方が多く見えられます。
病院や色々な治療を試しても解決しない方々です。
年齢に関係なくほとんどの方がその場で症状が改善するのでビックリします。
そして「もっと早くこの方法に出会いたかった!」と言われます。
ただ、若い人は1~2回で来院不要になりますが、高齢になると5~6回かかるケースが多いのはやむを得ない事実です。
日常生活の注意と膝痛予防
最後に日常生活で注意すべきことと膝痛の予防法について少し解説したいと思います。
長年たくさんの患者さんに接して分かったことがあるので、参考にして頂ければ幸いです。
▶マッサージの効用
「膝痛の原因が筋肉だったらマッサージに行って揉んでもらえば良くなるんじゃないか!?」
と考える人もたくさんいらっしゃると思います。
私も最初そのように考えていました。
ところが治療家になって患者さんから色々なお話しをうかがうと、マッサージや整体に行ってもんだりひっぱったりされたら逆に痛みが酷くなって動けなくなったという人が結構多いことが分かりました。
さらに最初は1ヶ月に1回くらいのマッサージだったのが、1週間に1回になり、2~3日に1回になり、苦しくて毎日行かないとダメになっている人もいました。
そういう状態の人を見ると
「それって良くなっているんじゃなくて悪くなっているんじゃないですか?」
「良くなるというのは、治療に行かなくても良くなる事じゃないですか?」
とお話します。
肩こりに多いですが、そう言った方の肩こり状態を見るともう筋肉がガンガンに硬くなってしまって、簡単には治らないくらい酷い状態になっています。
膝痛の場合は、痛みがさらに酷くなり歩くのが辛い状態になったりします。
一口にマッサージ、整体と言っても色々あるので全部がダメだと言うわけではないと思いますが、強くもんだりひっぱたりするのは危険です。
東洋医学では筋肉が痛んだ状態は「もむな、たたくな、引っ張るな」と言います。
もんだり、たたいたり、ひっぱったりして無理に筋肉を伸ばそうとすると逆に壊れてしまうからです。
自転車はチェーンで動きますが、しばらく乗らないでいるとチェーンが錆びて動かなくなりました。
サビを取るとまたスムーズに動きますが、錆びた状態のまま無理矢理動かすとチェーンが切れたりします。
筋肉も錆びた状態を無理矢理伸ばそうとすると、錆びた筋膜がさらに痛んでしまう可能性があります。
もまれると気持ちがいいのは分かりますが、気持ちがいいのと良くなるのは全く違います。
さするようなソフトなマッサージがお勧めですが、揉んでもらっている感じがしないのでどうしても強もまれるのを好むようになります。
よく「揉み返し」という言葉があります。
何か良くなっている現象のような感じの言葉ですが、筋肉がもまれて悪化したり細い血管が切れて内出血が起こったりしている可能性もあります。
▶運動の効用
それともう一つ、膝痛は筋肉が弱っているのが原因だから筋肉を付ければ良いとアドバイスされる場合があります。
これも要注意!です。
痛くて歩けないのに無理に歩くのは大抵逆効果になります。
先のマッサージで説明したように、筋肉が痛んだ状態を無理に使うと大抵悪化します。
むしろ安静にしていた方が回復が早いです。
病院のベッドで安静にするのも意味があって、安静にしていると体が持っている自然治癒力が働いて大抵の症状は回復してきます。
ただ、高齢者が転倒して長期間入院したら歩けなくなったという話もよく聞くと思います。
確かに長期間筋肉を使わないでいると筋力が弱くなるので、痛みが来ない程度にウォーキングなどの運動をすることは大切です。
▶温泉による膝痛予防
私がお勧めする日常生活で簡単にできる予防方法は、「温泉」です!
温泉に入ると膝の痛みが楽に感じたことはないでしょうか?
膝の痛い部分は大抵血流が悪くなっているので、冷たく感じます。
ですから血流を良くすれば良いわけです。
血流が良くなると血が細胞に必要な栄養や酸素をどんどん運んでくれます。
それが簡単にできるのが温泉です。
しかし暑いお風呂に入るのはお勧めできません。
少しぬるめのお湯にゆっくりつかるのが効果的です。
首までつかると長く入れないので、半身浴で少し汗をかくくらいの時間(15分くらい)入るのがベターと言われています。
もちろん自宅の風呂を使ってもOK!です。
最近シャワーだけで済ませる人が多いようですが、ゆっくり風呂に入ると血流も良くなるし、自律神経も副交感神経モードになります。
そうすると気持ちよくグッスリ寝付けるようになり自然治癒力が働いて体を修復します。
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