腰から背中の方まで痛い腰痛の原因と解消法
腰痛が腰の上の背中部分まで痛いケースもあります。
いわゆる背筋で背骨を真っすぐに保持する「脊柱起立筋」まで痛んでいる状態です。
ここが痛んでいると猫背にもなります。
腰痛で背中まで痛い時原因となる筋肉の解説
下写真中央は腰から背中にかけて痛い患者さんが実際どこがどのように痛んでいるのか、痛い所に1枚1枚パッチを貼って調べた写真です。
レントゲンでは分りませんが、右の体の筋肉図と比較すると、この場合の腰痛は腰の腰方形筋、背中は背骨の脇にある脊柱起立筋が痛んでいる状態だと分かります。
レントゲン写真と実際の腰痛の原因となっている筋肉の比較
▶腰痛の原因を確認する方法
背中の筋肉解説
背中には脊柱起立筋と言われる、背骨をまっすぐな状態に保つ３つの筋肉があります。
棘筋、最長筋、腸肋筋です。
特に痛みやすいのが「最長筋」です。
うつ伏せになってご家族の方に指や手の平で軽く横圧してもらうと痛んでいるのがすぐ分かります。
上から押圧すると、「ウっ！」と声を上げるほど痛いのですぐに分ります。
脊柱起立筋が痛んでいると、骨盤のすぐ上横の「腰方形筋」という筋肉も痛んでいる場合が多くなります。
腰痛の原因となっている筋肉の確認方法
ここに問題があると、背骨を真っすぐに維持できなくなり腰が曲がった状態になります。
腰だけでなく背骨の脇に痛みが起こる時は、最長筋や腸肋筋といった筋肉が痛んでいる状態です。
▶腰から背中まで痛い腰痛の解消法
痛みを確認しながら写真右のような感じでイオンシートを貼ります。
通常、貼り終わった直後に痛みがウソみたいに楽になります。
背骨脇の脊柱起立筋にシートを貼ると、猫背の場合背筋がピーンとまっすぐになります。
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