腰痛でこんなお悩みの方にお勧めの記事内容です。
●病院でヘルニアと言われた
●病院で脊柱管狭窄症と言われた
●病院で手術を勧められたけどできればしたくない
●病院に何年通っても良くならない
●手術したけど痛みが楽にならない
●早く腰痛を解決したい
腰痛が良くならなくて悩んでいる人はたくさんいます。
病院に行くと「ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「すべり症」などと診断され、手術を勧められる場合もあります。
しかし手術して「ヘルニア」「脊柱管狭窄症」が解決しても、痛みは変わらないという人がいっぱいいるのも現実です。
ほとんどの人が知らない腰痛治療の現実
20年以上、病院で良くならない方の腰痛を見てきました。
患者さんから直接な色々なお話を聞くと、勉強になることがたくさんあります。
▶手術して腰痛が良くなる確率
ほとんどの人は手術すれば腰痛は良くなると考えています。
しかしこんな話を伺いました。
地元で整形外科の評判が最も高い病院に行ってきた方が来院した時の話です。

「ヘルニアと診断されましたが、1年先まで手術の予定が入っていてすぐに入院も手術もできないと言われました」 「この痛みを1年先まで我慢できなくて来ました」

神経のメカニズム
その患者さんが、手術担当のドクターと色々話してきたというので「どんな話をしてきたんですか?」と聞いてみました。すると…

「〇〇さん、手術して治る確率は30%です。今と変わらない確率は40%です。今よりもっと悪くなる確率は30%です」ですから 「手術しても70%は今と変わらないか悪くなる可能性があるので私は手術を勧めません」
と言われたそうです。
私はそのドクターは正直で素晴らしい人だと思いました。
私は昔国立大学の医学部で医者の研究助手の仕事をしていたので、手術をしても良くなって退院するケースは非常に少ないことを知っています。
でも「手術をしても良くなりませんよ」などと正直に言うドクターはほとんどいません。
病院も商売ですから、そんなことを言ったら手術する人が減ってしまいます。
▶椎間板ヘルニアの手術を4回
実際にこんなケースもありました。
土木建設の監督をしている40代の男性の方でした。
腰痛で仕事ができなくなり、市立病院で検査をするとヘルニアと言われました。
病院の勧めですぐに手術を決断しました。
しかし…
手術しても痛みは全然良くなりません。
痛みがなくならないのは手術がうまく行っていないせいだと思い2回目の手術をお願いしました。
しかし2回目の手術でも痛みは楽になりません。
3回目の手術をお願いしました。
それでも良くなりません。
病院に懇願して4回目の手術をお願いしました。
病院からは「分かりました。しかしこれ以上は手術はできません。これが最後です。」
と言われたそうです。

手術の後が生々しい患者さん
そして4回目の手術後…
男性はベッドから起き上がることすらできなくなってしまいました。
他に解決方法はないかとインターネットで検索しているうちに私を見つけ、すがる思いで電話をくれたのでした。
男性は翌日、介護タクシーでストレッチャーに乗って来院しました。
痛くて動くこともできない状態だったので、仕方なくストレッチャーに乗ったまま施術することにしました。
痛い所を確認すると広範囲に痛んでいて、単なるヘルニアの問題でないことが分ります。

どこが痛いか確認した写真(シールを貼った部分が痛い所)
▶手術しても腰痛が解決しない理由は?
手術をしても痛みが取れない人や、逆に悪くなったと言う人も多いです。
実際に手術しても痛みが解決しない患者さんの痛いところを調べると、痛みの原因は単に骨や神経の問題でないことが分かります。

手術して痛みが解決しない人の状態を調べた写真①

手術して痛みが解決しない人の状態を調べた写真②
神経の圧迫が痛みの原因であれば、手術で神経が圧迫された状態が解決されれば痛みも消えるのが理屈です。
しかし、手術しても良くならないと言うことはそれが本当の原因ではないと言うことです。
上の写真で分かるように、痛みの原因は筋肉です。
しかし筋肉はレントゲンに写らないで病院の検査では分かりません。
しかも今の医学には「筋肉科」がありません。
ですからドクターは筋肉の治し方については学んでいないのが現実です。
現代医学と腰痛
「痛みは筋肉です」とお話しても「本当かな…?」と思う人がほとんどだと思います。
そしてそんな事を言うドクターもほとんどいないと思います。
テレビのサプリCMでも「骨・骨・骨」の内容が多いので、一般の人がそう信じるのも当然です。
しかし、医学書のベストセラー『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の著者加茂整形外科医院の加茂淳院長先生は本の中で痛みについてこのように書いています。

▶痛みのメカニズムを知らない医師
『痛みのメカニズムを知らない医師』というタイトルでこのように言っています。
「痛みのメカニズムを知らない医師」腰痛など筋骨格系の痛みのほとんどは、 筋肉のけいれんからくる「筋痛症」が原因です。 簡単に言うと、 筋肉の痛みです。
ところが、 医師の卵は、その肝心な 筋肉の生理学や病態についてはほとんど習わない のです。なぜか 現代医学から「筋肉」がすっぽり抜け落ちてしまっています。
いまの医学教育では、「痛みのメカニズム」については、基礎医学の生理学で 臨床の勉強を始める前にちょっと習うだけで、医師になる頃にはすっかり忘れている のが現状だと思います。
つまり、 痛みのメカニズムを忘れてしまった医師が、習ったことがない筋肉の病態を診ている のです。
そして、 レントゲンやMRIや関節鏡で見える「骨格異常」が痛みの原因だと教えられ、疑うこともせず、そう思い込んでいる のではないでしょうか。
加茂形外科医院院長・加茂淳先生の著書『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』から抜粋
大変重要な内容なので少し解説します。
『痛みのメカニズムを知らない医師から引用①』
腰痛など筋骨格系の痛みのほとんどは、筋肉のけいれんからくる「筋痛症」が原因です。
簡単にいうと筋肉の痛みです。
整形外科のドクターである加茂先生が痛みは筋肉の問題ですと断言してしています。
痛みは筋肉の問題だと断言したドクターは加茂先生が初めてかも知れません。
「痛みは神経の圧迫が原因」と言う考え方が整形外科の定説になっている現代医学で、全く違う考え方を言うのは本当にすごいことで普通のドクターにはできません。
『痛みのメカニズムを知らない医師から引用②』
ところが医者の卵はその肝心な筋肉の生理学や病態についてはほとんど習わないのです。
なぜか現代医学から「筋肉」がすっぽり抜け落ちてしまっています。
医者の卵は痛みについて「生理学」という講義で学びます。 生理学で「痛みの原因は筋肉」と学びますが、そもそも筋肉科がないので「なぜ筋肉が痛むのか?」とか「筋肉の痛みをどうすれば解決できるか?」というような内容まで勉強しないのです。
『痛みのメカニズムを知らない医師から引用③』
今の医学教育では「痛みのメカニズム」については基礎医学の生理学で臨床の勉強をはじめる前にちょっと習うだけで、医師になるころにはすっかり忘れているのが現状だと思います。
私は本来技術系の人間ですが、実際に仕事につくと自分の専門しか分からなくなります。 色々な基礎教育を受けているのですが、仕事に関係のないことはほとんど忘れてしまうのもある意味仕方ない気もします。
『痛みのメカニズムを知らない医師から引用④』
つまり「痛みのメカニズム」を忘れてしまった医師が、習ったことがない筋肉の病態を診ているのです。
骨の専門科があるのに、なぜ現代医学に筋肉の専門科だけないのが一番不思議です。
私たちが体を動かせるのは全て「筋肉」のおかげです。
筋肉に問題が起これば、思ったように動けなくなるのは当然だと思うのですが…。
『痛みのメカニズムを知らない医師から引用⑤』
そしてレントゲンやMRIや関節鏡で見える「骨格異常」が痛みの原因だと教えられ疑うこともせず、そう思い込んでいるのではないでしょうか。
医療の世界も一つのピラミッド社会ですから、上からの指示や命令にはたとえおかしいと思っても従ってしまいます。
でも医療に従事して、思ったような結果を出せなくて悩んでいるドクターも少なからずいると思います。
『痛みのメカニズムを知らない医師から引用⑥』
これではうまく診断できるはずもないし、治療できるはずもないのです。
これが慢性腰痛がちっとも治らず、多くの腰痛難民が生み出される背景です。
「え~!本当ですか!?」と思わず叫びたくなるような内容です。
私の所に来る患者さんが「整形外科に行っても仕方ない」とか「手術したけど良くならない」と言う方が多い理由が、実はこういうことが原因だったのです。
整形外科は骨折など骨の問題が専門ですから、筋肉の問題や痛みがなぜ起こるかなどの問題については医学部でほとんど学んでいないのが現実です。
でも「分かりません」「治せません」と言ったら患者さん来なくなりますからね…。
▶神経が圧迫されて痛いは本当か?
整形外科で腰痛の原因(論拠)としているのは「神経が圧迫されて痛みが起こる」です。
それが『ヘルニア』や『脊柱管狭窄症』という症状の根本原因ということになっています。
簡単に説明します。
腰が痛くて病院の整形外科に行くと、レントゲン写真を見ながらこのような説明を受けますね。

神経が圧迫されていますね!これが○○さんの腰痛の原因です!

ヘルニアで腰痛が起こる説明
腰痛の代表とも言える『ヘルニア』は、上図イラストのように椎間板の髄核が飛び出して神経を圧迫する為に痛みが起こるという説明されます。

脊柱管狭窄症で腰痛が起こる説明
もう一つの代表『脊柱管狭窄症』は背骨や椎間板、関節、靭帯などで囲まれた脊髄の神経が通る細い管が、老化による背骨の変形や、椎間板の膨張、靭帯が厚くなって神経の通る脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて痛みが起こるということです。
ヘルニアも狭窄症もレントゲンで分かることですから、神経が圧迫されている状態は間違いありません。
私も昔医学部に居た時「痛みの原因は神経の圧迫」だと信じていました。

しかし手術して神経が圧迫された状態が解決しても痛みは解決しない現実に「おかしいな…」と疑問を感じていました。
その疑問を解決して頂いたのが加茂整形外科医院の加茂淳院長先生でした。
医学書のベストセラー『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の中で加茂先生はこのように言っていらっしゃいます。
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋
痛みというのは通常、神経線維の先端についている痛みセンサーだけがキャッチします。痛みセンサーが電気信号を脳に伝えてはじめて痛みとして感知されるのです。 神経の途中で痛みが発生したり感知されることはありません。
ヘルニアについては次のように言っていらっしゃいます。
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋
椎間板が神経を圧迫しても痛みは生じない
「ヘルニアが痛みの真犯人」という説に明らかな矛盾があることを医師のほとんどが知っています。
疼痛生理学の権威マイアミ医科大学のヒューバート・ロズモフ教授も「椎間板ヘルニアが痛みを引き起こす可能性は3%にも満たない」と言っています。

もう一つの腰痛の代表「脊柱管狭窄症」についてもこのように言っていらっしゃいます。
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋
「脊柱管狭窄症」が腰痛の犯人?これも、誤り
なぜそう言えるのか説明します。
下のイラスト神経のメカニズムを見ると分かります。
▶神経が痛みを伝えるメカニズム
「神経は痛みを伝える一種のセンサー」と言うのが医学の基本的な考え方です。

神経のメカニズム
写真のように神経の先端が感覚受容器というセンサーになっています。
このセンサーで痛みの電気信号をキャッチすると脳に伝えられれて痛みを感じる仕組みになっています。
神経の途中にはセンサーがないので、痛みの電気信号をキャッチすることはないのです。

足裏の神経
100歩ゆずって「神経圧迫されて痛い」がもし本当だとすると、足の裏には神経がいっぱいあります。
ですから歩くたびに圧迫されて(しかも何十キロの重さで)、痛くて歩けないという理屈になってしまいます。
もし信じられない場合は医学部の生理学の先生の所に行って「神経が圧迫されて痛いのですか?」と聞いてみて下さい。 すると、「どうして神経が圧迫されると痛いのですか?」と逆に聞かれると思います。

でも、手術して良くなる場合も確かにあります。
たぶん30%くらい…??
(ある大きな病院の整形外科のドクターが手術して良くなる確率は30%と言っていました。今と変わらない確率40%・もっと悪くなる確率30%だそうです)
ですから「痛みは神経の圧迫」という定説を信じてしまうのですが、そのことについても加茂先生は次のように言っていらっしゃいます。
「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より抜粋
手術で治ることがあるのは手術時の体位によっては全身麻酔で筋肉がゆるみ、筋肉のけいれんが止まってしまうことがあるからかもしれません。
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