この記事では「痛みは体の電気現象」という内容でお話します。
一口に痛みと言っても痛みには大きく分けて2種類あります。
最初にその話から始めたいと思います。
この記事を書いた人
- 元文部技官(国立大学の医学部でドクターの研究助手)
- 中国4,000年の秘術奇形療法研究家
- 細胞還元療法研究家
- 痛みの電気現象を停止する方法の実用新案取得
- マイナスイオン応用学会(東京大学内)会員
- 痛み回復サポートセンター代表
- Amazonから本を4冊出版ベストセラー
- Amazonランキング8部門で1位獲得
- インターネット痛み回復指導18年(回復者10,000人突破)
- TV「○ートたけしの家庭の医学」に資料提供
痛みは大きく分けると2種類
一つは骨折や事故、ケガなど体の損傷によって起こる痛みです。
このような場合は、折れた骨を接合したり傷口を縫合したり病院で治してもらうしかありません。
現代医学が最も得意とする分野です。
もう一つの痛みは、特に体の損傷がないのに起こる痛みです。
普段私たちが経験する痛み(腰痛・膝痛・首肩痛など)のほとんどはこちらになります。
●特に体に損傷がないのにどうして痛みが起こるのか?
●原因は何か?
●どうすればそのような痛みを解決できるのか?
このブログではこちらの体の損傷がないのに起こる痛みについてお話しています。
痛みとは何か?
「痛みとは何ですか?」と聞かれて、正確に答えられる人はあまり多くないと思います。
お医者さんも色々な治療家さんもパッと答えられる人は少ないかもしれません。
「痛みとは何か…?」普通そこまで考えることないですよね…。
でも実はそこがすごく重要なんです。
もしかしたら、お医者さんはこんな風に答える場合が多いかも知れません。
痛みは神経が圧迫されて起こるんです。
痛みは軟骨がすり減って骨と骨がぶつかって起こるんです。
あと整体師の方だとこんな答えが返ってくるかもしれないですね。
痛みの原因は体の歪みです!
たぶん、一般の人もほとんどそのように考えていると思います。
病院やテレビ等で見たり聞いたりしてそのように記憶してるのだと思います。
痛みの正体は?
医者の卵は、痛みとは何か?つまり痛みのメカニズムについては生理学という講義で学びます。
生理学で言う「痛みの正体」とは何かについてお話します。
医学書のベストセラー『トリガーポイントブロックで腰痛は治る!』の著者加茂整形外科医院の加茂淳院長先生は本の中で痛みについてこのように書いています。
加茂淳院長先生「トリガーポイントブロックで腰痛は治る!」より引用
一言で言うと痛みは、患部の損傷を受けて脳に使えられる「警告のための電気信号」です。
脳は受けた電気信号を読み解いて、「イタッ!」と感じるのです。
痛みというのは一種の電気現象であり電気信号であることが現代医学(生理学)で分かっています。
医者もまだ卵の時にそう習っています。
私は若い頃文部技官という国家公務員で国立大学の医学部に採用され、ドクターの研究助手をした経験があるので少し医学の事が分かります。
しかし本来私は技術者なので、どのような仕組みで体内で電気が流れるのか?不思議に思って調べました。
結論から先に言うと…
①痛みが電気現象なら電気を流れなくすれば痛みも停止できる可能性が高い
②電気が起こる仕組みが分かれば、電気を流れなくする方法も見えてくる
と思ったからです。
生体電流
私たちの体には微弱の電流が流れていることが知られています。
生体電流と言います。
病院で使われる心電図とか脳波などを見る装置は、体の電気的な変化を目に見えるようにしている訳です。
どうして体内で電気(生体電流)が流れるのか?ネットで生体電流について検索すると次ように書いてあります。
「細胞膜の内外でイオン分布が不均衡になり電位差が生じることによって起こる」
電気現象=イオンの移動
イオンと言う言葉と電位差という言葉が出てきました。
高校生の頃「金属のイオン化傾向」という実験をしたことを覚えているでしょうか?
豆電球の両端に亜鉛や銅などの異種金属をつないで食塩水に入れると、豆電球が点灯する化学現象です。
これは金属である銅と亜鉛の「イオン化傾向」に差があるため(亜鉛はイオン化しやすく、銅はイオン化しにくい)、電位差が起きて亜鉛から銅の方向にマイナスのイオンが放出されるからです。
するとイオンの流れとは逆方向に電気が流れる現象が起こります。
それで豆電球が点灯します。
これは電池の原理になっています。
化学の試験によく出る内容なので、覚えている人も多いと思います。
最初に痛みは一種の電気信号と言いました。
この豆電球が点灯する現象と似ています。
「豆電球の点灯=痛み」です。
どうして体に微弱電流(生体電流)が流れるかと言うと、体の中でイオンの移動が起こっているからです。
イオンの移動がなければ電流が流れることはありません。
これは化学の基礎中の基礎です。
ですから、
『痛みは体の中でイオンの移動が発生して起こる電気現象』
ということになります。
マイナスイオンって何ですか?
マイナスイオンと言う言葉は結構聞き覚えのある言葉だと思います。。
マイナスイオンが発生するエアコンとかヘアードライヤーなど、美容器や健康器などに表示されている商品がたくさんあります。
でも改めて「イオンって何ですか?」と聞かれると「・・・・?」になりませんか?
理数が得意でない人には面倒くさい話かも知れませんが…。
ちょっとだけ我慢して昔高校で習ったことを思い出してもらえたらいいです。
世の中にある物質(私たちの体を含む)の基は原子です。
原子がくっついて分子となり分子が集まって色々な物質になります。
原子は真ん中に原子核があり原子核は陽子と中性子でできていて、その周りを電子が回っている状態です。
昔授業で習ったように、原子は陽子と電子の数が同じになると安定した状態です。
しかし電子は原子核の周りをものすごいスピードで回っているのでかなり不安定な状態です。
そのものすごいスピードで回っている電子が1個でも外に飛び出してしまうと、原子は電気的にプラスに帯電します。
これをプラスイオン状態と言います。
逆に回っている電子の数が1個でも多くなると、電気的にマイナスに帯電します。
これをマイナスイオン状態と言います。
痛みの話だったはずが何か化学の話になってきましたね…。
そうなんです
痛みとは何か?を突き詰めていくと、痛みは医学の話ではなくて化学の問題だと分かってくるのです。
痛みと細胞のイオン移動
東京大学の中に「マイナスイオン応用学会」というのがあります。
元東京大学の生体物理医学者で水素の研究で著名な山野井先生や医学博士の堀口先生が中心になって、マイナスイオンの色々な活用方法が研究されています。
堀口先生のマイナスイオンに関する本を読んで、私なりに理解した細胞とイオンの関係について紹介します。
細胞の表面には細胞膜があります。
正常な細胞は、細胞膜表面全体が「ナトリウムイオン(マイナスイオン)」に覆われているようです。
正常な細胞では、カリウムイオンが(K+)が外に排出され、内側がマイナスイオン、外側がプラスイオン状態となり、約80mVの電位差が形成されると言われます。
細胞膜はカリウムイオン(K+)しか通過できないそうです。
生体電流をネット検索すると…
「細胞膜の内外でイオン分布が不均衡になり電位差が生じることによって起こる」とありました。
「細胞の内側と外側で約80mVの電位差が形成される」が生体電流の原因だと考えています。
細胞の破壊とイオンの変化
細胞が壊れると…
細胞に問題が起こる(壊れる)と、細胞の内側からカリウムイオン(K+)が大量に放出され、細胞の外側がプラスイオン集団になってしまいます。
つまり細胞全体がプラスイオン状態になるわけです。
細胞自体がプラスイオン状態になると、周りの細胞からマイナスイオンがどんどん引き寄せられることになります。
隣の細胞からマイナスイオンが移動すると、今度はその細胞がプラスイオン状態になってしまいます。
そして、また次の細胞からマイナスイオンが移動するようになります。
ドミノ倒しのように、次々にイオンの移動が起こるのでイオンのドミノ現象と言われています。
イオンのドミノ現象で電気が流れる
この時、電気の原理からイオンの移動とは反対方向に電気が流れることになります。これが痛みの電気現象になるのではないかという仮説になります。
細胞でマイナスイオンの移動が起こると、逆方向に電気が流れます。(電池の原理)
細胞の破壊 ⇒ プラスイオン状態 ⇒ マイナスイオンの引き寄せ ⇒ ドミノ現象 ⇒ 痛みの電気現象(痛み)
が起こると考察されます。
ドミノ現象を停止させて痛みを停止するにはどうするか?ですね。
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