突然ですが、「パンドラの箱」って知っていますか?
「なんか聞いたことはあるけど、意味はよく分らないな」という感じだと思います。
「パンドラの箱」は、もともとギリシャ神話から来た言葉です。
神ゼウスは、まだ人間というものに男性しか存在せず、災難というものが無かった世界に、パンドラ(パンドーラ)という名前の最初の女性をおくります。 すべての悪と災いを封入した箱を持たせて。
パンドラは地上に着くと、好奇心からその箱を開けてしまいます。 すると、中に入っていたあらゆる災いが人間界に解き放たれてしまいます。 彼女はあわてて蓋をしました。
すると箱の底には「希望」だけが残った。 という話です。
パンドラの箱を開けるの意味
パンドラの箱とは、通常触れてはいけないもの、つまりアンタッチャブルなものやタブーといったものを指すことが多いと思います。
誰もがそれに触れることを恐れている。 しかし、そこに触れる、もしくはその扉を開ける行為は、時に新しい展開を巻き起こします。
例えば、江戸時代に鎖国をしていた日本に黒船がやって来て開国を迫りました。 この時閉ざされていたパンドラの箱を開いた日本は大混乱に陥りました。
そして紆余曲折あったのち明治維新が起きました。 日本の歴史を変える大混乱の後に残ったものは何だったか? 新しい時代の幕開けです!その時、人々には「希望の光」がありました。
これまで社会を作り上げていた色々なものが崩れ去って何もなくなると、もう一度そこから作り上げて行くしかなくなります。 その時、人間は希望を抱くのだと思います。
しかし、どんな業界や社会にも慣習やルールが存在します。暗黙のルールになっているものもあります。 古い組織になればなるほど、そういったしがらみにがんじがらめにされています。
そこでパンドラの箱が開かれれば、そこに大きな変革が起こるはずです。 もちろん痛みを伴いますが、閉塞した状況にはそうしたことも必要だと思います。
そして、それはいい解決方法がなくて たくさんの人が 苦しんでいる『痛み治療』の世界にも言える事だと考えています。
実は、治療の世界にもパンドラの箱は存在します
何を隠そう、実は私も10年間ほど腰痛に悩んだ時期があります。今でもレントゲンを撮ると「軟骨がすり減ってありませんね!」と言われます。整形外科を始め色んなことを試しましたが、「良くなった!」と納得できる方法には出会えませんでした。
あきらめていた時、「奇経療法」という不思議な東洋医術に出会ったのです。国立大学の医学部で医師と一緒に仕事をした経歴を持つ私は、正直、東洋医学というものをあまり信じていませんでした。ところが…
たった1回で腰がスーと軽くなり、それ以来腰痛の不安も悩むことも全くなくなってしまいました。「これは一体なんだ!?」その思いが私を治療家の道に進ませました。15年くらい前の話です。
そして、15年間痛み解消の研究をして分ったことがあります。石川県にある加茂整形外科医院長の加茂淳先生が著書「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」中で「痛みのメカニズムを知らない医師」とおっしゃっていますが、整形外科の痛みに関する考え方は誤解されている可能性が高いということです。
「軟骨がすり減って痛い」「神経が圧迫されて痛い」病院からテレビCMまで社会の常識のようになっています。しかし、現代医学の生理学(体の仕組み)では「痛みは筋肉の問題で起こる」と医師の卵達に教えているのです。
しかし、すでに多くの人が信じ込んでいることを「それは間違いです!」と叫ぶことはタブーで、開けてはいけない「パンドラの箱」だと思ってきました。
病院・治療院がこれほどたくさんあるのに、患者さんは一向に減らず、逆に増え続ける現実に感じた疑問
誰かが言った「常識を疑え!」
遠い昔、社会全体が「地球が回っている」と信じていました。それは変えてはいけないルールになっていました。そのルールで世の中は動いているからです。ですから、「このルールはおかしい!」と異を唱えた人がいました。ガリレオ・ガリレイです。しかし彼は世の中を混乱されるとして投獄されてしました。
今、整形外科の痛みに関する考え方は常識となり、社会のルールに近い存在になっています。しかし、生理学(生命の仕組み)を少し勉強すると「おかしい!」と分ります。私も15年間、10,000人以上の痛んだ体を見て、常識化している内容がおかしいと気が付きました。
私以外にもそう思っている人が増えています。しかし、それは開けてもいけない、触れてもいけない「パンドラのメソッド」だと思い続けてきました…。なぜならそれは世の中の (間違った) ルールになってしまっているからです。
私はこの知り得た真実を、ひっそりと墓に持って行こうと考えていました。しかし、常識化した間違ったルールに縛られているがゆえに痛みが解決せずに苦しんでいる人が何百万、何千万人いることを知っています。
次の厚生省のデーターを見て下さい。病院も治療院もたくさんあるのに痛みに苦しむ患者さんは減るどころか、増えるばかりです。どうしてでしょうか?
そういう人達に私がパンドラの箱を開いて見つけた「希望の光」を届けてあげたい、そしてこの光をできれば後世にまで残すべきじゃないかと思うようになりました。
でも残念ながら、私に社会の常識を変える程の力はありません。一人でも多くの方に禁断の「パンドラのメソッド」をお届けして痛みの真実を知って頂くことしかできません。そのような思いでこのブログを制作致しました。
さあ、今すぐパンドラの箱を開けよう!新しい希望の光を信じて!!