科学で痛みを停止する方法

痛みの電気現象を停止する方法
生体電流インピーダンス測定装置

これまで痛みのメカニズム(原因や仕組み)について詳しく話しました。

これまでお話した内容のポイントを上げると
  1. 痛みは一種の電気現象であること
  2. 痛みの電気現象は筋肉細胞で起こること
  3. 筋肉細胞が痛むのは活性酸素による酸化が原因

 

この記事では、ではどうすれば痛みの電気現象を停止できるか?という話をします。

痛みの電気現象が停止する=痛みが停止する ということです。

 

痛みの原因【細胞とイオンの関係】

 

これまでお話したことの一部復習を兼ねながら話お話します。

正常な細胞をイオンの状態でイメージすると次のイラストのような感じです。

 

 

正常な細胞ではカリウムイオンが(K+)が外に排出されて内側がマイナスイオン、外側がプラスイオン状態となり約80mVの電位差が形成されると言われます。

ながおか
 

仕事やスポーツで筋肉を酷使すると大量の活性酸素が体内に発生して、筋肉細胞が破壊されます。

正常な細胞が活性酸素で破壊された状態をイメージすると次の様になります。

 

 

細胞が活性酸素で破壊されると、細胞の内側からカリウムイオン(K+)が大量に放出されて細胞の外側全体がプラスイオン集団になってしまいます。

つまり細胞全体が酸化した状態(錆びた状態)になるわけです。

ですから筋肉全体が酸化して錆びた状態(特に筋膜が酸化しやすい)になり、硬くなって伸びたり縮んだりできなくなり痛みが起こります。

 

 

錆びた細胞を正常に戻す方法

 

酸化して錆びた10円玉を状態を元のピカピカの状態に戻す方法を知っていますか?

 

 

一生懸命磨いたり、削ったりする必要はありません。

水素ガスに入れると錆びた状態がたちまちピカピカになります。

これを還元作用と言います。

 

ながおか
 

私たちは高校の頃授業で、錆びた物質は還元によって元の状態に戻ると学びました。

酸素は物質を酸化し、水素は酸化(錆びた状態)を還元します。(重要ポイント)

 

 

酸化とは原子の周りを回る電子が奪われて、原子がプラスイオン状態の事を言います。

逆に、還元とは電子が増えて原子がマイナスイオン状態を言います。

ですから、プラスイオン状態(酸化)の細胞に、大量のマイナスイオンを供給すれば還元作用が起こり正常な状態の細胞になると推察される訳です。

 

イオンの薬理効果を実証した医学博士

 

活性酸素により酸化して痛んだ細胞に大量のマイナスイオンを供給すると、還元作用が起こって色々な症状が回復することが2人の医学博士によって実証されています。

ベストセラーになった伝説の東洋医術

 

今から25年ほど前、鍼灸師の刑部先生が「11円療法」という本を出して大変話題になりました。

1対のツボに10円玉と1円玉を貼って様々な症状を改善するというツボ療法です。

 

 

実はこの方法は中国の「奇経療法」という東洋医術が原点になっています。

ながおか
 

「奇経療法」は鍼灸の先生であれば大抵名前は知っています。

しかし鍼も灸も使わない不思議なツボ療法なので、鍼灸の学校に行ってもこの「奇経療法」を教える先生はいないと聞きます。

 

初代東洋医学研究所所長の間中善雄医学博士(京都大学:故人)がこの方法を長年研究され「イオンパンピング療法」を考案されました。

細胞に大量にマイナスイオンを供給する方法の一つが、間中善雄医学博士(京都大学:故人)が東洋医術の奇形療法をヒントに考案された「イオンパンピング療法」です。

 

 

ツボから経絡(生命エネルギーの流れ)に大量のマイナスイオンを流し込む方法で、経絡の流れに沿ってマイナスイオンが体内に流れます。

私も最初この方法を実践したので分かりますが、ツボや経絡を間違わなければ高い確率で症状が変化します。

ながおか
 

しかしツボを間違うと全く効果はありません。

そこがちょっと難しいところで、素人がツボ療法を簡単にできないところです。

 

11円療法の秘密

 

針も灸も使わないこの不思議な東洋医術には、現代医学とは違う何か別の仕組みがあるはずだと考え文献を読んで研究しました。

その結果、この不思議な東洋医術には私達が学生時代に習ったある化学が使われていることが分りました。

それが先にご紹介した「金属のイオン化傾向」だったのです。

 

この奇経療法という不思議な東洋医術は、この金属の電位差を応用してツボからマイナスイオンを体内に流し込む方法だと分かりました。

だからイオン化傾向の異なる10円玉(銅)と1円玉(アルミ)をツボに貼ると電位差が起こってマイナスイオンが流れる訳です。

 

マイナスイオンの薬理効果を証明した医学博士

 

錆びた細胞を還元で修復する方法を発見したすごい博士がもう一人いらっしゃいます。

日本で最初にマイナスイオンの研究をされた方は高田蒔医学博士(東北大学:故人)のようです。

今から50年以上前になります。

 

ながおか
 

高田博士は旧東北大学を主席で卒業された秀才で、

アメリカ国際アカデミーの名誉会員でもいらしたそうです。

 

高田博士の素晴らしい功績は、宇宙空間にはマイナスイオンがありそのマイナスイオンを体の中に入れてやると細胞が若返ることを発見されたことです。

博士は、大量のマイナスイオンを体の中に入れることができる医療器も開発されました。

これを「細胞活性療法」と言います。

 

高田医学博士が開発したマイナスイオンの医療器

高田医学博士が開発したマイナスイオンの医療器

 

日本の医療器認定の第一号になっているので、これを治療に使用しているドクターもいらっしゃると思います。

医療器に認定されていると言うことは、マイナスイオンに薬理効果のあることが50年以上前に証明されているということになります。

 

これは細胞に直接マイナスイオン電子を与えると、老化した細胞・弱った細胞・病気に侵された細胞が活性化され、自らの免疫力・抵抗力・治癒力が高まって治癒する仕組みになっています。

このマイナス電子を発生させる医療器を使って、現代医学で解決が難しいガンや高血圧、自律神経、喘息、アトピー、肝硬変、不整脈、慢性腎臓炎、認知症など様々な症状が改善されたという臨床試験データーがありますが、ごく一部の人しか知りません。

 

ながおか
 

つまり錆びた10円玉が水素ガスでピカピカの状態に戻るように、酸化した細胞はマイナスイオンで還元されて正常に戻ることが50年以上前に実証されているのです。

ほとんどの病気は細胞の酸化が原因と言われています。

 

宇宙医学と東洋医学の類似点

 

宇宙医学の高田蒔医学博士(東北大学)と、初代東洋医学研究所長の間中義男医学博士(京都大学)の研究には共通していることがあります。

宇宙医学と東洋医学という全く違う分野の研究で、マイナスイオンを体の中に入れてやると色々な症状が改善するという全く同じ発見をしたことです。

 

痛みが消えるイオンパッチ

 

私の研究テーマは痛みの解決です。

そして、誰でも自分で解決にできるようにするのが目標です。

 

これまでお話ししたように痛みは筋肉の問題で、筋肉細胞が活性酸素で酸化して破壊される為に起こります。

ですから、痛んでいる筋肉にマイナスイオンをドンドン届ければ痛みは良くなるのではないかと考えたのです。

 

「金属のイオン化傾向」を応用して、最初に開発したのがシール状のパッチでした。

アルミに銅を貼り付けたパッチです。

アルミと銅は「イオン化傾向」に差があり、アルミはイオン化しやすく銅はイオン化しにくい金属です。

イオン化傾向の異なる金属を電解質溶液中(塩水など)に浸漬すると、両者の標準電極電位が異なるため電位差が生じてマイナスイオンが流れ出します。

イオンと逆方法に電気が流れるので豆電球が点灯します。(電池の原理)

 

金属のイオン化傾向

金属のイオン化傾向

 

このパッチを体に貼ると次のような化学変化が起こります。

皮膚の表面には汗、皮膚の下には血液が流れているので電解質溶液(塩水など)と似た状態です。

上図と同様に銅とアルミに電位差が生じてマイナスイオンが発生します。

 

 

発生したマイナスイオンは血液によって、痛んだ筋肉細胞に届けられます。

すると細胞の原子レベルで次のような変化が起こります。

 

 

痛んだ細胞の原子は電子が奪われ不安定な状態(プラスイオン状態)になっています。(これを酸化と言います)

外からたくさんのマイナスイオンが供給されると電子の数が増えて、安定した電子状態マイナスイオン状態)になるのです。(これを還元と言います)

 

ながおか
 

つまり大量のマイナスイオンを体内に入れると

原子が正常化 ⇒ 細胞が正常化 ⇒ 筋肉が正常化

という変化が起こるのです。

私も最初は信じられませんでしたが、ものすごいスピードで変化します。

 

細胞や原子レベルでの変化はミクロの世界なのでお見せすることはできませんが、

体の状態の変化は見てすぐに分かるのでちょっとご紹介します。

 

このような変化が痛い所ににパッチを貼り終えた直後に起こるのを20年間たくさん見てきました。

素人でもできる痛み解消法

 

パッチをたくさん貼るのも結構大変なので、もっと簡単にと考えて開発したのが貼り薬タイプのメディカルイオンシート」です。

 

メディカルイオンシート

メディカルイオンシート

 

30枚のパッチが1枚のシートになっています。

広範囲の痛みでも、実際に痛いところを確認しながらシートをペタペタと貼るだけなので誰でも簡単にできるようになりました。

 

 

ながおか
 

腰痛もこんな感じでシートを貼るだけで、何分も経たないうちに痛みが楽になります。

 

腰が痛い・膝や足が痛い・首や肩が痛いと言っても、実際に痛んでいる状態は個人個人違います。

ですから、このブログで基本的なやり方を解説したので是非参考にして試してみてください。

 

ながおか
 
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